- 2024-6-20
- 旅行 プレスニュース
「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」佐々木蔵之介が行く ちょっと奥深い京都
■藤原宣孝と紫式部が交わした和歌、秀吉と佐々木家の意外な関係も明らかに!
“いままで知らなかった京都をより深掘り”し、単なる“旅”ではない京都の魅力を新たに発見する『あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~』。今回は、京都で生まれ育った俳優・佐々木蔵之介が番組初登場。出身地・京都の“ちょっと奥深い”魅力を探る2時間スペシャルです。誰もが知る表の顔ではなく、それでいて深掘りしすぎない京都とは? 初夏の日差しに見るものすべてが美しく光り輝く京都で、佐々木も知らなかった地元・京都の魅力に出会う旅を紹介します。
先ずは歴史学者・井上満郎先生の案内で、清浄華院を訪れます。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』では紫式部の夫・藤原宣孝役を演じている佐々木、そこにはドラマでも重要なキャラクターとなっている藤原道長ゆかりの物を見ることができます。井上先生の解説に耳を傾けながら、道長の強大な権力やその素顔に触れていきます。
その清浄華院からほど近いところにあるのは、紫式部の邸宅があったとされる廬山寺。「源氏物語」の世界を表現して作られた源氏庭を見ながら、藤原宣孝と紫式部の関係や結婚生活を2人が残した和歌を通して紐解いていきます。廬山寺がある場所に育ち、暮らした紫式部。改めて知る2人の関係に佐々木も思いを馳せます。
続いて、天野太郎同志社女子大学教授の案内で大徳寺へ。ここには大河ドラマ『麒麟がくる』で佐々木が演じた豊臣秀吉に仕えた茶人・千利休にまつわる金毛閣という山門があります。今回は特別に門を間近で拝観、佐々木も思わず「立派です」という荘厳な真っ赤な門にまつわる秀吉と千利休のエピソードに耳を傾けます。
また、この大徳寺には日暮門と呼ばれるみごとな造りの唐門も。「思わず見入ってしまいますね」と、素晴らしさに感嘆する佐々木ですが、実はこの門は佐々木と深い関わりがありました。佐々木も「誇らしく思います」と口にした、その関わりとは?
そして秀吉が織田信長の菩提を弔うために建立した総見院へ。ここで信長の等身大の坐像を目にした佐々木。信長の実像に近いと言われる顔を凝視し、「なんとも言えない目をしている。志半ばの目なのか?魂が入っているような気がしますね」と感銘を受けたよう。
■ぐじ、じゅんさい、ハモ、アワビ…、夕方の庭園…。五感で京都の初夏を満喫!
多くの有名人にも愛された京都ですが、天正年間の1576年創業の老舗料亭「山ばな 平八茶屋」へ。かつては勤皇志士の会合場であったため新選組の嫌がらせを受け、今でも刀傷の痕が残っていました。さらには一時失脚した岩倉具視がお忍びで酒を飲みに来ていたことも。そんな「平八茶屋」を訪れた有名人のエピソードを聞きながら、佐々木はとろろ汁やぐじの若狭焼きを味わいます。「ぐじと聞くだけで京都に帰ってきた気がする」と笑顔になる佐々木。それぞれの料理のこだわりとは?
祇園では、京都でもっとも予約がとれない三つ星料亭「祇園さゝ木」へ。店を飾るオブジェやカウンター越しに料理人たちの調理が手に取るように見えるオープンキッチン、そして店主の佐々木浩さんの京料理に対するこだわりをうかがいます。そのこだわりの料理とはじゅんさい、ハモ、アワビを独特の手法で調理した、まさにちょっと奥深い京料理。店主の思いに共感しつつ、佐々木も絶品料理に舌鼓! 佐々木が店で見出した料理人と舞台俳優との共通点とは?
日も西に傾きかけたころ、夕方に美しさを増すという流響院の庭園へ。案内するのは明治に活躍した作庭家・
七代目小川治兵衞の子孫であり、現在、御庭植治株式会社代表取締役として庭園の作庭・修景・維持を手掛けている小川勝章さん。その小川さんが七代目の手掛けた庭園の仕掛けや楽しみ方を佐々木に伝授。佐々木も小川さんの説明に従い、庭園の奥深い魅力を堪能します。
京都で生まれ育った佐々木も「知らなかった京都を教えていただいた」と感慨深げだった今回の「ちょっと奥深い京都」の旅。見ればきっと京都に行きたくなる、そんな絶妙な奥深さを佐々木蔵之介が案内します。
佐々木蔵之介 コメント
Q: ちょっと奥深い京都を巡られた感想は?
「生まれも育ちも京都ですが、こんなに京都を堪能したことはないと思うほど盛りだくさんでした。藤原宣孝、豊臣秀吉と自分が演じた役に寄り添いながら歴史をもう一度学べたのも良かったです。あとは食ですね。おいしかったなぁ。ゆっくり堪能したかったなぁ(笑)。改めて知らなかった京都、ちょっと奥深い京都を教えていただいたので、今後もますます京都を知りたい、また来たいと思いました」
Q: 今回は初めての『京都旅』ご出演となりましたが
「京都のお仕事なので、ぜひお引き受けしたいと思いました。旅番組は俳優とは全く違う仕事なので難しいですね。難しいからこそ、自分としては楽しみたいと思っています。視聴者の皆様と勉強しながら一緒に楽しんで旅ができたらと思って参加させていただきました」
Q: ご自身が演じられた役の歴史に触れて改めて感じたことは?
「秀吉に関しては本を読んだり、いろいろなところへ行ったりしていたので興味がありました。今日も取り上げていただきましたが、実家は聚楽第があった場所にあるので、ご縁があると思い興味深く感じていました。藤原宣孝は現在進行形で演じているので、自分の中でライブな気持ち、宣孝を客観視するよりも我がことのように感じながら廬山寺などに行かせていただきました」
Q: 祇園の「さゝき」さんのお料理については?
「店主の佐々木さんの楽しんでほしいとか、サービス精神であるとか、活力であるとか、生き様のようなところを感じました。俳優でいえばあそこが舞台。そこでの本番に向けてどう準備して、どう料理して立ち回っていくかというのを見せていただけたという気がします。お店にいる皆さんが真剣勝負でやっている。料理するところをあえて見せたり、お客様への対応、サービスにそれが現れていた感じがしました」
Q: 流響院のお庭ではゆったりとした時間を楽しまれていたようですね。
「夕方には夕方の庭の顔というか、庭にも生き物のように感情があるとおっしゃっていたのがすごく伝わりました。見方や仕掛けを教わりながらお庭を見るのは面白かったです。視聴者の方も番組をご覧になって、私達も来てみよう、体感してみようと思っていただけたら、と感じました」
Q: 京都出身の佐々木さんにとって「ちょっと奥深い京都」はいかがでしたか?
「ちょっと奥深い、といっても奥深い京都は言い尽くせないぐらいあると思います。だから、何回も来て体験しないといけませんね。深く研究した何かを学ぶのではなく、ちょっとくすぐる感じで垣間見る、という意味でいい番組だったと思います。自分も行ってみたいな、と思ってもらうぐらいがちょうどいいと。僕も京都の違う顔が
見られました。皆さんもぜひ京都へ来てほしいですね。今日はとても豊かな時間を過ごすことができました」
番組概要
【番組名】「あなたの知らない京都旅~1200年の物語~」
佐々木蔵之介が行く ちょっと奥深い京都
【放送日時】 6月27日(木)よる9時~10時54分
【放送局】 BS朝日
【CAST】 旅人 佐々木蔵之介
案内役 井上満郎(歴史学者/京都産業大学 名誉教授)
天野太郎(同志社女子大学 教授)
小川勝章(御庭植治株式会社 代表取締役)
【ナレーション】 近藤サト
【制作】BS朝日、E&W
【プロデューサー】柴田聡(BS朝日)、須山亮(BS朝日)、手塚公一(E&W)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「©BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式HP】https://www.bs-asahi.co.jp/kyototabi/
【番組公式X】https://twitter.com/kyoto_burari
【番組公式Instagram】https://www.instagram.com/kyototabi_1200/
【番組公式Facebook】https://www.facebook.com/kyotoburari/
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