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■著者コメント

中国の家庭で昔から食べられている中華料理は、手軽さとやさしさと美味しさに満ちています。そのことがもっと日本にも伝わればいいなと思って書いた本が、僕の想像を遥かに超えて、多くの方に受け入れられていることに驚きと喜びを感じています。中華料理は難しい、面倒くさい、油っこいと思っている方にこそ試して欲しい料理ばかりを詰め込みました。お近くの書店で、ぜひ手に取ってみてください。

酒徒『手軽 あっさり 毎日食べたい　あたらしい家中華』

■本場の中華料理に魅せられ四半世紀。他に類を見ない中華料理愛好家が伝えたい「本当の家中華」

酒徒氏は、1990年代から中国全土の食探求を開始。中国の三都市（北京・広州・上海）に10年在住し、5000皿以上を食べて味や感想、その情景を夢中で書き留めた。数えきれないほどのノートの中では、「うますぎる！」といった感嘆のコメントから、詳しい野菜の切り方図解まで臨場感あふれる食レポが繰り広げられている。

新鮮でおいしい本場の中華は、作り方もシンプルで繰り返し作りやすい……奥深い中華の世界に魅了され、とにかくそのままの味を再現しようと試みる酒徒氏。note「おうちで中華」はたちまち話題となり、多くのファンを獲得しつづけている。

本書より

■本場・中国の家庭料理は、驚くほどシンプルで簡単！

「中華料理」と聞くと、「こってり」「味が濃い」「調味料が多い」「油っぽい」「胃がもたれる」などのイメージをもたれるが、本場中国の食卓に並ぶ家庭料理はすべてが逆。

あっさりして、やさしい味で、調味料も少なく、油も少ないから、毎日食べても身体が楽！　野菜たっぷりだから、むしろ体の調子がどんどん良くなる。本書では、そんな日本でまだ知られていない「本当の家中華」を紹介する。

SNSで大バズりした「肉末蒸蛋（豚ひき肉の中華茶碗蒸し）」や「肉末蒸豆腐（豚ひき肉の蒸し豆腐）」から、「西紅柿炒蛋（トマトの卵炒め）」や「白切鶏（茹で鶏）」まで、すべてが「あたらしい」本場の家庭中華78レシピ掲載。家にあるものでできる。失敗なし！手間なし！の料理ばかりなので、料理初心者にもおすすめの一冊。

※本書の内容を元にした記事の掲載や、顔出しのない著者インタビューなどを募集中です。ぜひお問い合わせください。

蒜蓉炒西蘭花（ブロッコリーのにんにく炒め）

白油豆腐（四川式・豚ひき肉と豆腐の炒め煮）

肉末粉絲（豚ひき肉と春雨の炒め煮）

■「まんぷく中国！味なおもいで展」 『あたらしい家中華』に掲載の料理も含め、本場で食べた料理の写真とその土地の風景をパネル写真とコメントで紹介します。 開催期間：2024年6月24日～ 場所　　：ジュンク堂書店 池袋本店 2階

（展示パネル一例）

■書店からの推薦コメント

SNSで絶大な人気を誇る酒徒による、おうちでできる極旨中華料理のレシピブック。中華と言うと、強火のコンロやたくさんの食材が必要なのでは？ と思われがちですが、私たちがお寿司や懐石料理はプロに任せて、自宅では豚汁やカレーを作るように、中華にも家庭料理があるんです。しかも、白米のおかずとしても、酒の肴としても「……最高！」としか言いようのないレシピが78品。この本の通りに作りさえすれば、あっさりしていて毎日でも食べられる「あたらしい家中華」が、あなたの食卓に爆誕します！（ジュンク堂書店池袋本店 実用書担当 青柳）

■著者プロフィール

中華料理愛好家。初中国で本場の中華料理に魅入られてから四半世紀、中国各地の食べ歩きをライフワークとしている。北京・広州・上海に10年間駐在し、2019年帰国。本場で知った手軽に作れる本格中華料理レシピを紹介するnoteの「おうちで中華」マガジンは、発行部数1万部超。SNSに投稿する料理写真がちょくちょくバズり、dancyuの中華特集にも呼ばれるほど人気に。美味しいもの好き著名人が激推しの知る人ぞ知る「吃貨酒鬼（食いしん坊の飲んだくれ）」。

おうちで中華：https://note.com/chijintianxia/

Twitter：@shutozennin

Instagram:@shuto_boozer

■書誌情報

書名　　：手軽 あっさり 毎日食べたい　あたらしい家中華

著者　　：酒徒

発売日　：2023年10月19日

価格　　：1,650円（税込）

仕様　　：A5判・208ページ

ＩＳＢＮ：978-4-8387-3251-7

発行　　：株式会社マガジンハウス

ＵＲＬ　：https://magazineworld.jp/books/paper/3251/