/「ソレイユの丘」が観光DXプラットフォームNutmegを導入

お客様の利便性とエンゲージメント向上を通じて、ファンづくり推進を目指す

NutmegLabs Japan株式会社(代表取締役:中口 貴志、本社:東京都中央区、以下「当社」)が提供する旅行・レジャーにおける現地体験事業者向けの観光DXプラットフォーム「Nutmeg(ナツメグ)」が、株式会社日比谷花壇(代表取締役社長:宮島浩彰)が代表企業を務めるエリアマネジメント横須賀共同事業体が管理運営をする「長井海の手公園 ソレイユの丘(以下、ソレイユの丘)」に導入され、活用が開始されましたことをお知らせいたします。


導入の背景

「ソレイユの丘」では、2023年4月のリニューアルオープンを皮切りに、季節イベントの実施などを通じて、来園者数が大幅に拡大しています。

多くのお客様がご来場されるようになったことで、今後はより利便性やエンゲージメントの向上につながる施策の実施を検討されていました。具体的には、以下の課題に直面していました。

お客様体験における不便さを解消し、顧客満足度の向上→リピート来園へ

有料で遊べる園内アトラクションのチケット販売の場所は、園内に設置された券売機に限定されていました。そのため、混雑時には券売機の前にお客様が集中。早く遊びたいお客様をチケット購入で待たせてしまうことがありました。

また、楽しいアトラクションやショップが豊富にある一方、来園中のお客様は人気施設に集中する傾向にあり、「園内を楽しみ切れていないのではないか」という課題意識がありました。

これらを解消することで顧客満足度を向上し、次回以降のリピート来園に繋げられないかと検討されました。

お客様一人ひとりに合ったアトラクションの魅力や限定イベントなどの情報を伝える手段の不足

園内体験の満足度を高めることができれば、退園後も再来園につながる可能性があります。しかし、お客様の詳細な特性を把握できる体制が構築できておらず、効果的に情報をお届けし、エンゲージメントの向上やリピートに繋げることが難しい状況でした。


導入後の効果

「Nutmeg」プラットフォームの導入により、「ソレイユの丘」では以下のような顕著な成果が得られました。

自社専用チケット予約・決済システムにより、並ばず到着後すぐに施設体験ができるように

公式予約サイトを通じてのチケット事前販売を開始し、入園から体験への参加までの利便性を向上することができました。また自社Web販売での利点を活かし、新たに高単価商品の企画やテスト販売も開始するなど、結果として「入園前の売上創出・向上」にも繋がりました。

デジタルマップ機能の活用により、園内の探索がスムーズに

Google MAP連動型のデジタルマップを導入し、園内の位置情報とアトラクション情報の提供を自動化。お客様に園内をより快適かつ楽しく過ごしていただけるよう、園内のおすすめ情報の通知をシーンに応じて自動化するなどを行うことで、「顧客満足度の向上」や「園内消費単価の向上」に貢献しました。今後は、待ち時間の表示等も行い、さらなる利便性向上を目指します。

お客様一人ひとりに適したニュースレターの配信を自動化し、退園後の顧客接点づくり・エンゲージメント向上に取り組めるように

自社会員基盤を構築し、お客様の会員データや予約データをもとに、体験状況に合わせてニュースレターの配信などマーケティング施策の自動化が可能になりました。特に、「予約から入園前」「退園」などのタイミングでお客様に合わせたコンテンツを提供することで、お客様の体験向上につながり、結果として「現地消費」と「リピート来園」の増加に寄与しました。

導入時の評価ポイント

導入にあたっては、以下の特徴を評価いただき、選定いただきました。

  • 施設の運営特徴を理解した上で、適切なチケット作成だけでなく、マーケティングの上流部分から支援する専任コンサルタント

  • 販売開始後も流入分析とそれに対するアプローチ等を常に伴走して、改善案の検討から実行までハンズオン式でサポートしている点

  • 施設の運営方法・お客様の声に合わせた仕様改修等を前向きに実施してもらえる点

  • 継続的な売上成長に向けて、将来直面する課題にも対応できる期待を持てるプロダクトの拡張性・成長性

「ソレイユの丘」とは

季節の花々やどうぶつ・農との触れ合いに、充実の遊具・飲食・キャンプスタイルなど、多様な楽しみ方に出会える複合型エンターテインメントパーク。

都心から車で約70分の距離にありながら、相模湾・伊豆大島・富士山などの絶景と空が大きく広がるロケーション抜群の都市公園です。

2023年4月のリニューアルでは絶景とスリルを味わえる高さ約15mの大型アスレチックとそこから飛び立つジップラインが新登場。

人気のキャンプにはグランピングや新サイトが追加され宿泊スタイルの幅が広がりました。

その他、天候に左右されない室内スポーツ体験施設、愛犬と一緒に楽しめるドッグラン、食べ歩きも楽しい飲食店の更なる拡充など、思い思いの過ごし方で楽しめるソレイユの丘によりパワーアップしました。

エリアマネジメント横須賀共同事業体社(代表企業:株式会社日比谷花壇)について

 長井海の手公園(愛称:ソレイユの丘、所在地:神奈川県横須賀市長井4丁目)が、23年4月14日(金)に、「365日誰もが遊び愉しみ尽くせるエンターテイメントパーク」としてリニューアルオープンした。

株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)が代表企業を務める、エリアマネジメント横須賀共同体が、Park-PFI(公募設置管理制度)と指定管理者制度を組み合わせた長井海の手公園等交流拠点機能拡充事業を横須賀市から受託し、運営管理を行っている。

都心から車で約70分の距離にありながら、1年を通じてさまざまな表情を見せる相模湾・伊豆大島・富士山などの絶景と季節の花々をあらゆる年齢層、男女を問わず多くのお客様に楽しんでいただける公園。

2024年3月3日に2005年の開園以来、初めて年間来園者100万人を突破し、2023年度の年間来園者数は、約111万人となった。

観光DXプラットフォーム「Nutmeg」とは

「Nutmeg」は、観光施設やツアー・アクティビティなどの観光事業者などにおいて、従来、窓口販売や電話で行われてきたオフライン予約を、事業者専用の予約サイトを設置することでデジタル化。販売業務や在庫管理・予約管理業務を効率化するとともに、現地の入場管理や参加管理までを1つのサービスで解決できるオールインワン型の業界特化SaaSです。

「Nutmeg」の導入により、観光事業者は深刻な人手不足を解消できるとともに、顧客満足度を飛躍的に向上させることができます。2021年のサービスイン以来、「Nutmeg」の導入社数は約300社を超え、京都・沖縄・ハワイなどの人気観光地での導入が加速しています。

当社は、観光の現場における非効率をなくすとともに、日本経済活性化の鍵となる約2,000万人を超す訪日外国人客のスムーズな受け入れを観光事業者レベルで支援し、世界中の観光客がより現地体験を楽しめる「自由なタビナカ」を目指してサービスを提供してまいります。

NutmegLabs Japan株式会社について

会社名:NutmegLabs japan株式会社

所在地:東京都中央区日本橋1-13-1日鉄日本橋ビル3階

代表者:代表取締役:中口 貴志

事業内容:観光事業者向けDXプラットフォームの開発・提供

創業:2018年4月

会社HP:https://ntmg.jp


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