- 2024-7-22
- 旅行 プレスニュース
開催期間:2024年7月13日(土)11月4日(月・祝)
津南町には、自然と共生し1万年以上つづいた縄文時代の遺跡が多数分布し、多様な縄文土器が出土します。
土器は、煮る茹でるなどの煮沸道具で、「鍋」として使われました。火焔型土器の内側にもおコゲが認められ、飾り物ではなく、実用品だったのです。土器の発明は、それまで食べることができなかったものが食べられるようになったことから食料事情が安定し、栄養の摂取や衛生面での向上に寄与しました。
このような機能を持つ土器に、それぞれの時期で特徴的なカタチや文様が施されました。
火焔型土器のダイナミックなカタチや流麗な文様、そして、土偶などの多様な造形には、縄文人の意識や世界観がこめられています。このように自然と共生し、巧みに自然資源を活用した縄文文化、その暮らしから生み出された縄文造形をみて、感動し、刺激を受けざるえません。
そして、この縄文時代に想いを馳せ、縄文の風を感じ、縄文文化にインスパイアされた現代アーティストが、様々な素材を使い、それぞれの感性で表現したものが「縄文アート」です。
「JOMON」を意識し、単に縄文模様を写すのではなく、自身の中に取り込み、内側からあふれ出した発露の一端をカタチとして現出させました。そこには四季の移り変わり、月の満ち欠け、太陽の動き、動植物など自然の恩恵に感謝し、畏敬の念が込められています。
本展示では、このような縄文土器と縄文アートを一つの空間に配置することで、時間を越えて出会った造形をご覧いただき、これからの未来を考える一助になれば幸いです。
また、関連イベントで8月10日(土)には縄文コンサート、10月19日(土)には縄文講演会を開催します。
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「JOMONの風2024」開催概要
開催日:2024/07/13 (土) ~ 2024/11/04 (月)
開催時間 :9:00~17:00
料金:300円(中学生以下無料)
会場 : なじょもん 企画展示室・ホール・野外(〒949-8201 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡乙835番地)
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参加アーティスト(50音順)
安芸早穂子(鉛筆画・アクリル画)、安藤榮作(彫刻)、猪風来(縄文テキスタイル)、入間野登美恵(工芸)、上原芙蓉美(アクリル画)、古森清五郎(彫刻)、白鳥紗也子(立体造形・祈結)、杉原信幸(インスタレーション)、雅蓮(書道)、谷口シロウ(平面(壁画))、中村綾花(美術・帽子作家)、なが山房子(麻紙・岩絵具)、長谷川浩子(彫刻)、平田篤史(土器・石器ほか)、平間ミーナ(写真)、福田康史(木彫)、堀江武史(立体造形)、松山賢(美術)、山口三輪(編み物オブジェ)、山本千晴・hana koji(映像・絵画)、結城幸司(版画・木彫)
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詳細URL
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なじょもん 夏秋企画展 PDF
d90796-298-bba1b76a159157fb31ca92467556aa05.pdf
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<関連イベント> 8月10日開催「縄文コンサート」PDF
d90796-298-5a919560891731da7717691d674ce3e8.pdf
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お問い合わせ
津南町農と縄文の体験実習館「なじょもん」
住所:〒949-8201新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡乙835
電話番号:025-765-5511
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