- 2024-7-30
- 旅行 プレスニュース
リディラバ「SDGs/社会問題スタディツアー」初の通信制高校での導入
株式会社Ridilover(以下リディラバ、代表取締役:安部敏樹 本社:東京都文京区)はクラーク記念国際高等学校 横浜キャンパスの生徒向けに「SDGs/社会問題スタディツアー」を開催しました。今回のスタディツアーでは食品ロス、出所者支援、若者の居場所づくりという3つのツアーを実施しました。SDGsをテーマにした学びや仲間とともに答えのない問いに向き合う探究学習を通して「社会で通用する力」の習得を目指す同校の狙いと、リディラバの想いが一致したことで実現に至りました。
<導入の背景>
クラーク記念国際高等学校は、様々な学習スタイルや習熟度に合わせて学びを深められるという特徴があります。学力を伸ばすという側面以外にも探究型の授業を通して、答えのない問題に対して挑戦することで将来「社会で通用する力」の育成を行っています。
横浜キャンパスでもSDGsをテーマとした学習をカリキュラムの中で取り入れていましたが、実際に課題が起こったり、その解決が取り組まれている現場を見ることで、より問題を自分事として考えてほしいという想いからリディラバのスタディツアーの導入に至りました。
当日、生徒の皆さんには東京周辺で約30テーマあるツアーラインナップから「食品ロス」「出所者支援」「若者の居場所づくり」のツアーに参加してもらいました。支援を行う企業・団体からの話を聞くだけでなく、課題が起こっている現場を散策したり、工場や支援施設を見学するなど、自宅や教室内だけでは実感できない社会問題のリアルを体感して頂く機会になりました。
<クラーク記念国際高等学校(横浜キャンパス)山本先生のコメント>
ツアー当日は、実際に社会課題の解決に向かう人たちから熱のこもった話を聞く中で、生徒たちがいろいろなことを感じ考えている様子がグループディスカッションや質疑応答の時間、また帰ってから話す様子等から伝わりうれしく感じました。机上で学ぶだけではなく、自分ごととして現状を捉え、これからを考えていくことはとても大切な機会だと改めて感じることができました。
<参加生徒のコメント>
■食品ロス
・無駄になっていたはずの食品が余すことなく、様々な形で利用されていてとてもエコな仕組みだと思いました。食品ロスについて学んだことはあったけれど、実際に現場を見るのは初めてだったのでいい経験になりました!
・食品ロスの現状についてよく分かっていない事が多かったですが、実際に現場に足を運んでみたら学ぶことが多くて勉強になりました。工場を体験できる機会はあまり無いので、体験出来て良かったです。食品ロスについては、家や飲食店でなるべく残さず食べ切れないものは頼まないようにするなど意識を高めて取り組んでいけると思いました。食品ロスの問題がもっと人々に広まって廃棄される物が少なくなればいいなと思いました。
■出所者支援
・「出所者の社会復帰支援等に関して」というあまり身近ではない内容でしたが、なぜ一度出所したあと再犯で再び捕まる人が多いのか、そこにはどんな理由があるのか、国の制度として何が足りないのかなど、さまざまな視点からの考え方とそれらのつながりを実例を交えて話していただけてとてもわかりやすく、自分の視野が広がったと感じました。
・出所者が住居や職を探すのに困ってしまうことが多く、またそれが再犯率の増加の要因になっていることを学びました。このツアーに参加したことで、普段の生活では目に付かない社会課題について考える貴重な時間を得ることができました!
■若者の居場所づくり
・今回、スタディツアーに参加してみて、若者への居場所の提供と支援の最前線を体験することができました。若者が抱える悩みや困りごとを解決しようと活動している企業の方からお話を伺い、実際に現場を見せていただいたことで、現場でしか知り得ないことをたくさん学ぶことができ、若者の抱える問題に対する理解を深めることができました。
・実際に現場を見たりいろいろな話を聞き、仮に社会に出たとして、仕事が出来なくなったとしても生きる事のできる場があるという事実はとても心強いことだと感じました。
リディラバではこれからも様々な学校や生徒の皆様に対して、社会問題をより自分事として考え、関心を高めてもらう機会を提供して参ります。
スタディツアーに関するご質問や具体的なお問い合わせなどあればお気軽にご相談下さい。
■本件に関する連絡先
株式会社Ridilover 教育旅行チーム 菅野真人 info.school@ridilover.jp
■スタディツアーの概要
SDGs/社会問題スタディツアーは、全国約100あるツアー先で社会問題の解決を目指す現場に足を運び、問題の当事者や解決のトップランナーと関わりながら自分にできるアクションを本気で考えてもらうための探究プログラムです。
スタディツアーでは社会問題の解決に取り組む企業から社会問題が起こってしまう要因や解決の取り組みの中で感じている難しさなどをお話頂きます。また、話を聞いて終わりではなく、生徒たち自身で社会問題の解決に取り組むアクションプランについて考えるワークショップも行います。社会問題に関する情報収集に始まり、情報整理・分析・アウトプットという探究学習の1サイクルを半日の中で実施し、成功体験を学校に持ち帰ってもらいます。
東京・静岡・大阪・京都・福岡・沖縄で100テーマを超えるツアーを所有しており、修学旅行や校外学習などの機会で導入頂いております。
SDGs/社会問題スタディツアーHP:https://ridilover.jp/study-tour/
■株式会社Ridilover(リディラバ)について
リディラバは「社会の無関心の打破」を理念として、2009年に設立、後に法人化しました。現在は教育旅行事業、企業研修事業、メディア事業の他、社会課題解決に向けた資源投入を行なう事業開発・政策立案事業も手掛けています。設立以来15年間、400種類以上の社会課題を各事業において扱ってきました。
■クラーク記念国際高等学校について
クラーク記念国際高等学校は、「Boys, be ambitious ~君よ、大志を抱け~」の言葉で知られるウィリアム・S・クラーク博士の精神を教育理念として1992年に開校した通信制高校です。北海道の深川本校を中心に、全国各地の拠点で生徒一人ひとりが自ら目指すステージに体現できるよう、それぞれに特色あるコースを展開しています。生徒の目標や学習プランに合わせて通学スタイルを選択でき、仲間と共に学ぶ週5日通学だけでなく、学びの多様性に答える様々な通学・学習スタイルを用意しています。
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