- 2024-8-1
- 旅行 プレスニュース
タレント 勝俣 州和さん、航空・旅行アナリスト 鳥海 高太朗さんが登壇!アンダーツーリズム・これから注目の地方都市、旅先選びのヒントを語る
【2024年8月1日、日本発表】「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に、多種多様な宿泊施設や旅ナカ体験、旅行中のシームレスな移動手段を提供する世界最大級の宿泊予約サイト Booking.com の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都 渋谷区 以下:ブッキング・ドットコム)は、「Travel is Life – The Nippon 地域の魅力から探る、真の高付加価値な旅スタイルとは?」と題した2024年の夏旅に関する発表会を、7月30日(火)に開催しました。
本イベントでは、御殿場市観光親善大使や静岡市のふるさと納税応援大使を務めていらっしゃる、タレントの勝俣州和さん、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんをゲストにお招きし、旅の思い出や、今の旅行のトレンド、日本国内の地方の魅力についてお話しいただきました。
冒頭では、ブッキング・ドットコム西日本地区エリアマネージャーの高木浩子より、この夏の旅行の状況やトレンドについて発表しました。
ブッキング・ドットコムの検索データでは、今年の8月に日本へ関心を持ち検索している旅行者は、台湾・米国・韓国などが上位国で、また各国の旅行者の人気訪問先をみると、大都市のほか、地方都市の人気が高まっていると述べました。
例えば、韓国の旅行者が松山(愛媛)や青森に、フランスの旅行者は下田(静岡)や別府、函館などに興味を示しているなど、コロナ禍前とはまた異なる地方都市への関心の高さがうかがえます。これらのデータから、日本に関心を持つ旅行者は、大都市に限らず地方都市を旅先として探していると説明しました。
パネルディスカッション 第一部
「最近の旅行動向、アンダーツーリズムについて」(鳥海高太朗さん、 高木浩子)
ー今、日本には数多くのインバウンド旅行者が押し寄せていますが、鳥海さんから見て、彼らを魅了する日本の良さを教えてください。
鳥海さん:日本政府観光局が発表した訪日外国人は、今年の3月に初めて、単月で300万人を突破しました。3月という季節柄、桜を目的とした観光客も多かったようです。インバウンド旅行者は、日本の景色はもちろん、食べ物や伝統芸能など「レトロとモダンの融合」に日本の魅力を感じているのではないでしょうか。
また、リピーターが増えていることもありますが、これは「個人旅行化」が進んだこともポイントだと思います。日本は元々、個人旅行がしにくい国の代表格と言われていました。ですが、地図や翻訳アプリなど、ITの力を活用して個人旅行がしやすくなったことも、インバウンド旅行者が増えていることに影響しているのではとみています。
高木:たしかにリピーターの方が増えていますよね。日本の食べ物はもちろん、美味しい食事だけではなく、地域について深く知りたいという探究心が旅の意向として強くなっているのではないかと感じます。
鳥海さん:そうですね。近年は温泉宿も畳にベッドが増えたりと、泊まりやすくなりましたよね。また、食べ物の話ですと、東京には美味しいレストランが多いですよね。東京に来て美味しいレストランへ行くような、総合力の高さを感じます。
ー地方地域へのアンダーツーリズム、これから観光地として注目されそうなローカルな場所や日本人が知らない穴場スポットなど、お考えをお聞かせください。
鳥海さん:近年話題になった地方都市でいうと盛岡や山口など、インバウンド旅行者が日本の地方の良さを教えてくれているように感じます。まだ都市部に集中していますが、狙い目は地方都市です。全国でインバウンド旅行者が少ないのが、島根や鳥取です。「足立美術館」も有名ですね。山陰地方は、まだインバウンド旅行者が少なく、バレていない魅力ある都市として、狙い目ではないかと思います。また、個人的には鹿児島の指宿の「砂むし風呂」もおすすめです。
旅行先を選ぶ際に、何かきっかけが必要なのだと感じます。例えば、福井は、今年新幹線が開業したことが1つのきっかけになり、注目されましたね。
それから、「この宿に泊まりたい」という目的から旅先を決める、という決め方もあるのではないでしょうか。地方に行ってもらうためには、何か尖がったことが1つあることが有効だと感じます。
高木:まさに、私は、同僚の外国人から「足立美術館」をおすすめしてもらいました。外国の方から日本の良いところをおすすめしてもらうことはありますね。
ー今年の夏旅のトレンドを教えてください。
鳥海さん:トレンドは2つあると思います。1つはビーチリゾートに行って「海や水に触れる旅」ですね。もう1つは、暑さを避ける傾向もあるようです。今年は、家でオリンピック観戦をしている人も多いかもしれないですね。海外旅行など、スポーツ観戦など含め、明確な目的をもって旅に行かれる人が多いイメージです。
高木:海や水に触れる旅、というお話がありましたが、当社が発表した2024年の7つの旅行トレンド予測でも「水を通じて、生きている実感に触れる旅」がトレンドの1つになっています。
鳥海さん:ビーチリゾートの沖縄は、昨年はレンタカーが予約できないという話がありましたが、今年は解消されています。宿泊費用の面でも、時期として、お盆明けがおすすめですね。
勝俣州和さんの旅スタイル(勝俣州和さん)
ースーツケースと共に登場いただきました。様々な場所に行かれていらっしゃるのではないでしょうか?
勝俣さん:仕事でも海外旅行でも、このスーツケースですね。海外20泊でも、このスーツケースで行きます。仕事のロケもあるので、日本全国は、ほとんど行っていますね。ただ、島には行けていない所もまだあるので、プライベートでは、島にも行ってみたいですね。
ー普段、プライベートではどのような旅行をされていますか?ご家族で旅行に行かれますか?
勝俣さん:家族旅行は、夏とお正月にハワイに行くのが定番です。子どもたちは部活などが忙しく、今年は行けないかな。今は自分が一番暇かもしれないです。
スーツケースには、鈴をつけているんです。防犯にもなるので、うちの家族は皆つけています。魔除けでもありますね。
パネルディスカッション 第二部
「地方と旅について」(勝俣州和さん、鳥海高太朗さん、 高木浩子)
ーお二人とも全国に旅に出られていると思いますが、地方の魅力とは何だと思いますか?
鳥海さん:都会との違いは「地域の人との触れ合い」だと思います。地方に仕事で行くときは、必ず前乗りしています。地域の人との交流を大事にしています。
勝俣さん:僕は別府が好きなのですが、行くと「いらっしゃい」と声を掛けてくれます。素敵じゃないですか?静岡もそうですが、行くと、色々なものをもらってしまいます。人の温かさを感じます。
ー地方で召し上がった、印象に残っているお食事はありますか?
勝俣さん:「積丹の雲丹」ですね!
鳥海さん:積丹の雲丹、美味しいですよね。私も3年に1度行っています。雲丹以外ですと、「香川の讃岐うどん」ですね。一杯200円のうどんを食べるために、飛行機に乗って行く。現地でしか味わえない美味しさですね。
勝俣さん:讃岐うどんは、やっぱり香川で食べないとですね。
鳥海さん:食はリピーターをつくる、地方の魅力ですね。スペインのサン・セバスティアンもそうですが、特産が限られている場所は「夜の飲み・グルメ」を楽しむ街にするといいと思います。地方でも今からできることですよね。
最近、週に1度静岡に行っていますが、静岡にも色々ありますよね。おでんだけではなく、うなぎ・ハンバーグ・まぐろなど。
高木:静岡出身の勝俣さん、いかがでしょうか。
勝俣さん:静岡のうなぎは、日本一だと思う。うなぎって、最後にどこの水で育てたのかが大事なんです。静岡のうなぎは、富士山の雪解け水だから美味しいんです。静岡市の「石橋」といううなぎのお店も美味しいですよ。うなぎの食べ比べをしても面白いですよね。
ー最近、日本人の旅行離れも話題になりますが、旅行に行くためのヒントはありますか?
鳥海さん:1つは「推し活」ではないでしょうか。僕は、大谷選手を見にロサンゼルスに行きます。「旅先で○○する」がキーワードになるのではないでしょうか。そのためには、若い世代向けに若者割りみたいなものがあってもいいかもしれませんね。若い頃から旅行に行くことは大事ですよね。
勝俣さん:そうですよね、若いうちに旅行に行くことは大事ですよね。また「身一つで行く」のも面白いと思います。ちょうど先日、隅田川の花火大会に行って街中を歩いていたら、若い人に声を掛けられて、おすすめの飲み屋を聞かれたんです。そこで僕が知っているおすすめのお店を伝えたり。
旅も「街の人との触れ合い」でガイドブックに載っていないところを教えてもらうのも、旅の素敵な魅力だと思います。
鳥海さん:原点に戻ると、宿の人に聞くのはいいですよね。最近は「泊食分離」で地域を盛り上げる動きもあります。
勝俣さん:地元の商店街の人に聞いてもいいと思いますよ。知っている美味しいお店を教えてもらえたりしますよね。
鳥海さん:若い人はSNSで検索して判断しているかもしれないですね。どちらがいいのでしょうね。
高木:現地で聞くというのはコミュニケーションが生まれて、いいですよね。
勝俣さん:現地で聞くのは、絶対いいと思う。
鳥海さん:ネット時代で情報が多く溢れていて、判断が難しいですよね。地元の人に聞くことで、情報を精査できる。アナログとデジタルの融合がポイントかもしれないですね。
想定外のことが起こるかもしれないけれど、それも旅の醍醐味ですよね。
地方のロケをきっかけに、プライベートで訪れるようになることもありますよね。
勝俣さん:ありますよね。
鳥海さん:アンダーツーリズムの話が出ていましたが、我々がロケで行った場所をどんどん発信していくことも大事ですね。
勝俣さん:それも私たちのミッション、応援の仕方ですよね。
ー最後に、勝俣さんにとってのTravel is Life、勝俣さんにとっての旅とは何ですか?
勝俣さん:「もう1つのふるさとを見つける」「帰りたい場所を見つける」ことですかね。
会いたい人がいる、待っていてくれる人がいる。そんな人たちを見つけながら旅をしていますね。
今、そんな場所が日本全国にありますね。YouTubeで発信できるので、好きな場所で好きな人と発信しながら、その動画を見た誰かが旅を好きになってくれたら嬉しいですね。
ブッキング・ドットコムでは、現在、2024年8月末までの予約を対象に、日本国内のさまざまな宿泊施設が最大35%オフでご利用いただける特別キャンペーンを実施しています。本発表会でご紹介した旅行トレンドや旅先選びのヒントなども参考に、従来よりもお得に旅ができるこの機会に夏旅を計画してみてはいかがでしょうか。
特別キャンペーンについて
予約期間:2024年7月11日(木)~ 8月末までの予約が対象
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Booking.comについて
1996年にアムステルダムにて設立され、Booking Holdings Inc.(NASDAQ:BKNG)の一員として、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げています。多種多様な宿泊施設と移動手段を簡単かつワンストップで予約ができるプラットフォームを通して、世界中のお客様に思い出に残る体験を提供しています。詳細については、ブッキング・ドットコムの公式SNSアカウント (@bookingcom_jp)、もしくは https://news.booking.com/ja をご覧ください。
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