“NEWLOCALとローカルフラッグ、株式会社京都丹後企画設立へ。丹後の文化・自然活用の未来まちづくり実現”

NEWLOCALとローカルフラッグ、株式会社京都丹後企画設立へ

株式会社NEWLOCALとローカルフラッグは、丹後の文化と自然資源を活用した新しいまちづくりを目指して株式会社京都丹後企画を設立することを発表しました。この新会社は、地域の美食や自然、歴史、芸術、伝統文化などに注目し、これらを活用して観光や地域資源の発展につなげる具体的なプロジェクトを立ち上げたり、提案したりします。また、丹後地域の企業とも協力し、経済活動やエンターテイメントのオプションを豊かにすることを目指しています。

この記事の要約

  • 株式会社NEWLOCALとローカルフラッグが株式会社京都丹後企画を設立。
  • 丹後の文化や自然を活用した地域資源の発展を目指す。
  • 地元企業との協力も見込んで、経済活動やエンターテイメントを豊かにする。

まちづくりスタートアップ 株式会社NEWLOCAL(所在地:東京都中央区、代表取締役:石田遼)は、2024年7月29日に、京都府与謝野町のまちづくり会社「株式会社ローカルフラッグ」(京都府与謝野町、代表:濱田祐太、以下「ローカルフラッグ」)と合弁会社「株式会社京都丹後企画」を設立します。

■丹後について 

丹後は京都府の北部にある日本海に面した地域で、日本三景のひとつである天橋立を有する宮津市、海と住居が隣り合わせにある「舟屋」の街並みが美しい伊根町、日本海の幸と絶景に恵まれた京丹後市、丹後ちりめんの産地として栄えた与謝野町から成り立っています。

京都府は京都市内のオーバーツーリーズム解消のためこの北部地域を「海の京都」としてブランディングしてきました。魅力的なコンテンツが多く存在する一方で広い地域にエリアが点在し、なかなか各エリアの連携が取れていないのが現状です。

■ローカルフラッグとNEWLOCALが立ち上げる「株式会社京都丹後企画」設立について 

そんな中で、2019年より与謝野町を拠点とした株式会社ローカルフラッグが設立。与謝野産ホップを活用し、阿蘇海の悪臭の原因となっている牡蠣の殻を浄化槽の洗浄に利活用しているクラフトビール「ASOBI」の販売や移住定住促進事業などを展開し、地域にフレッシュな変化をもたらしています。

この機運を活かし持続可能な地域づくりをさらに加速していくために、ローカルフラッグとNEWLOCALは合弁で株式会社京都丹後企画を設立し、丹後地域のまちづくりを行っていきます。ローカルフラッグの酒や食を軸にしたコンテンツづくり・地域資源の掘り起こしの知見、NEWLOCALの不動産の企画・開発・運営やまちづくりの知見を活かし、丹後地域の希望ある未来への旗振り役を目指します。

■京都丹後企画の構想について 

丹後地域の複数エリアにおいて同時多発的に取り組みを進め、地域のプレイヤーとも連携を進めることでエリア全体の魅力を向上します。

①宮津

日本三景の天橋立のある宮津を丹後の玄関口と見立て、各地域に繋ぐ動線・体験を生み出します。まずは丹後の食やプロダクトを地域のクリエイターが創る空間で楽しめるセレクトショップ/飲食店を2024年秋に開業予定です。

②阿蘇海周辺
天橋立の眺めに恵まれる一方、内海のため水質悪化の問題を抱え、親水空間も十分に活用しきれていません。広場や施設でのイベントや、ちりめん工場等の遊休不動産の活用などを行います。

③ちりめん街道
江戸から昭和初期に高級織物「丹後ちりめん」で栄えた地域で、重要伝統的建造物群保存地区です。しかし、近年は産業構造変化に伴い丹後ちりめんの需要が落ち込み遊休施設が増えています。古民家を中心に宿泊施設などを整備しエリアの価値を再発信します。

④京丹後

「丹後ブルー」と呼ばれる圧倒的な青を望む京丹後は、かつては大陸からの玄関口であり、海岸線はジオパークにも認定されています。宿泊施設などの遊休不動産等を活用しながら、この土地の歴史と丹後ブルーの魅力を伝えていきます。

■株式会社京都丹後企画 経営陣について

代表取締役 濱田祐太

2019年7月、関西学院大学在学中に、㈱ローカルフラッグを立ち上げ、京都府与謝野町を中心に、若者によるチャレンジ(起業・事業承継等)を促進して、地域の雇用や地域課題解決につなげるべく挑戦中。2020年秋には、地元産ホップを使用したクラフトビール「ASOBI」をリリースし、ECサイトを中心に商品販売に取り組む。2023年7月に、京都丹後鉄道「与謝野駅」前に自社醸造所&飲食店であるTANGOYA BREWRY&PUBLIC HOUSEを開業し、沿線の再開発と地域コミュニティの活性化に挑む。『FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2023』受賞。

取締役 石田遼

東京大学大学院で建築・都市設計を専攻。卒業後、マッキンゼーアンドカンパニーにて国内外の企業・政府の戦略策定・実行を支援、主に都市開発、公共政策などを担当。不動産IoTスタートアップの起業、シンクタンクでのスマートシティのリサーチフェローなどを経て2022年株式会社NEWLOCAL創業。「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに日本各地で不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指す。

<代表取締役 濱田祐太 コメント>

この度、株式会社京都丹後企画の代表に就任いたしました濱田祐太と申します。5年ほど前、当時大学生だった時に、故郷である京都府与謝野町で株式会社ローカルフラッグを創業いたしました。行政や金融機関と人材育成や移住定住のプロジェクトを行ったり、与謝野町産ホップを使用したビール「ASOBI」の全国流通や自社醸造所&飲食店の「TANGOYA BREWRY&PUBLIC HOUSE」を立ち上げたりと活動を行ってきました。この5年間、事業を行いながら全く手につけられていなかった空き家・空き地の活用や事業承継問題。丹後地域には活かしきれていないリソースで溢れており、石田さん率いるNEWLOCALチームの皆さんと丹後の地で取り組んでいきたいと思います。今後の京都丹後企画の取り組みに、ご注目ください!

<株式会社京都丹後企画  概要>

社名:株式会社京都丹後企画  https://www.kyoto-tango.co.jp/

所在地:京都府与謝郡与謝野町字下山田1342−1

代表者:代表取締役 濱田祐太

取締役:石田遼

設立日:2024年7月29日

株主:株式会社ローカルフラッグ・株式会社NEWLOCAL

事業内容:・施設の企画、開発、運営

     ・丹後エリアのブランディング・エリアマネジメント

     ・その他不動産事業、コンサルティング事業

<株式会社ローカルフラッグ 概要>

株式会社ローカルフラッグは2019年7月に「地域の旗振り役になる」をコンセプトに創業したまちづくり会社です。行政と共同した移住促進や、地域企業向けに研修や副業人材マッチングを提供するなどのまちづくりの中間支援組織として活動を始めました。さらなる雇用創出や地域への再投資を目指し2020年より地域資源である京都産与謝野ホップを使用したクラフトビールASOBIをリリースし、現在では、全国500店舗以上で販売されています。2023年夏には町内唯一の駅である与謝野駅前にクラフトビール醸造所兼ビール専門飲食店「TANGOYA BREWRY&PUBLIC HOUSE」をオープンし、地域内外の人が集い新しい兆しが生まれる場所づくりを目指しています。URL:https://www.local-flag.com/

<株式会社NEWLOCAL 概要>

NEWLOCALlは、“人口減少時代のハッピーシナリオを地域から共にえがく”をビジョンにまちづくりを行うベンチャー企業です。意思と行動力がある人々がいて独自の魅力を持つ地域において、地域の想いや課題に寄り添い、人・アイディア・資金を集めることでスピード・スケール感をもったまちづくりを行っています。この活動を通じて人口減少社会において経済・社会・環境的に持続可能な地域のモデルをつくり、海外にモデルを展開していくことを目指しております。現在野沢温泉、御代田、男鹿、丹後の4つの拠点で事業を開始しており、5年間で10地域での展開を目指しております。URL:https://newlocal.co.jp/

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