長野出身個人によるM&A、バトンズが長野市の人気ゲストハウス「森と水バックパッカーズ」の成約支援を実現

M&Aバトンズ、長野市のゲストハウス「森と水バックパッカーズ」の成約支援に成功

長野出身の個人投資家がM&Aマーケットプレイス「バトンズ」を利用し、長野市の人気ゲストハウス「森と水バックパッカーズ」の買収に成功した。この取引は、地元に投資することで地域を活性化しようという個人投資家の志向と、「地域資源を活かしたビジネスの継承・成長支援」を掲げるバトンズの方針が一致し、実現したものだ。バトンズは今後も全国各地でのビジネスのM&Aマッチングを進め、地域経済の活性化を引き続き支援していく考えだ。

この記事の要約

  • 地元長野出身の個人投資家が、「バトンズ」を利用して長野市のゲストハウス「森と水バックパッカーズ」を買収。
  • この取引はバトンズの「地域資源を活かしたビジネスの継承・成長支援」の考えと個人投資家の地域活性化の志向が一致して実現。
  • バトンズは今後も全国各地でのビジネスのM&Aマッチングを進め、地域経済の活性化を支援する方針。

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬悠一、以下バトンズ)は、長野県事業承継・引継ぎ支援センター(所在地:長野県長野市、統括責任者:山科光一)とともに、森と水バックパッカーズ(所在地:長野県長野市)と、藤澤厚太様(個人)のM&A成約を支援したことをお知らせします。

M&Aの概要

森と水バックパッカーズのオーナーとして、2011年からゲストハウス運営をしてきた三井明高様は、自身の病気をきっかけに事業承継を検討。バトンズを通じて、長野県出身の藤澤厚太様へ事業譲渡を実現されました。長野県で生まれ育ち、上京してコンサルティング企業に務める藤澤厚太様は「地元の地方創生に携わりたい」という思いから事業承継を検討。同じ思いを持つ同県出身の友人2人と共に、ゲストハウス運営を出発点に長野県の地域創生を目指します。

事業譲渡した森と水バックパッカーズ 三井明高様のコメント

コロナ後から一人で運営していたので、脳梗塞を患って入院するとなったとき、ゲストハウスはどうすればいいのか、さすがに焦りました。自分の年齢のことも考えると、そろそろ手を引いた方がよいのかもしれないという結論に至ったんです。事業承継・引継ぎ支援センターからバトンズを紹介してもらい、1週間で3件くらい応募をいただきました。藤澤様は宿泊業の経験はありませんでしたが、経営するためにご自身で色々と調べて相談してきますし、熱意を感じました。一緒に事業をやる友人の方とも話をしましたが、率直に「この情熱はいいなぁ」と感じましたね。

譲渡を終えて、想像していた以上に心がスッキリしました。これで病気になっても心配ありませんし、時間にも余裕ができました。M&Aは、良い方に出逢えるかどうかが全てだと思っています。バトンズは、その環境を手軽に利用できるので、うまく話が進みやすいんだと思います。

■長野駅近隣のゲストハウスを事業承継!コロナと病気をきっかけに取り組み始めたM&Aの道のり

https://batonz.jp/learn/16513/

譲受側である藤澤厚太様のコメント

地方創生に携わるために、自分に何ができるだろうかと考える中で「M&Aを活用して、経営難や後継者不足に悩んでいる事業を引き継ぐことはできないか」と思い至りました。そして、同じような思いを持つ松本市出身の友人2人と一緒に、約一年かけて長野県の譲渡案件を探していました。森と水バックパッカーズは、観光資源が豊かなエリアでアクセスもよい好立地であること、若手の人材の確保が見込めそうなこと、交流を大事にしている点が決め手となって引継ぎを決断しました。

自分がゲストハウスを運営する上で大切にしたいことは、お客様視点で考えること、交流を楽しめる工夫をすることです。今後さらに新規のお客様がリピーター化していくよう「地域の結び目」になるように事業運営をしていきたいと思っています。

■地方創生を目指し、地元長野のゲストハウスをM&A!人の出会いと交流を生む「地域の結び目」となる宿を目指して

https://batonz.jp/learn/16520/

長野県事業承継・引継ぎ支援センター 統括責任者補佐(サブマネージャー)中嶋光隆様のコメント

オーナーの三井様には後継者がおらず、体力的なこともあり、早めに後継者を探そうとネットを検索していたところ、当センターのHPに辿り着き、相談の申込みをされたとのことでした。長野県は観光県であり、外国人の宿泊客も多く、自由気ままに宿泊客との交流を楽しむこのような宿泊施設の人気は近年高まっていることは、我々も認識していました。お話を聞くうちに、最近の流行りの宿泊形態であること、長野駅前から徒歩5分程度の恵まれた立地であること、コロナ禍で人の流れも変わった中で、最近は週末だけの営業でしたが確実に利益を上げている施設であること等から、興味ある引継ぎ手は必ず現れると感じました。

早速、当センターの後継者人材バンク登録者2名に打診しましたところ、両者それぞれの事情で引継ぎが叶わなかったことから、本格的にバトンズへの情報開示を行いました。予想していた通り、承継候補者が複数現れ、三井様もご自身で積極的に交渉に関わり、当センターにもその都度進捗状況を伝えてくださいました。

最終的には2024年3月24日に、ほぼ三井様が望んでいた条件での契約となり、当センターで2023年11月8日に初回面談を行ってからわずか4か月ほどでのスピード契約となりました。バトンズのサポートサービスを利用した事業承継の成約案件としては、長野県センター成約第1号であり、バトンズの力で迅速な契約に至ったことに感謝する次第であります。後継者は仲間3人で運営される非常にお若い方のようですので、若い力でなお一層地域を支え、ますますご発展されることをお祈りしております。

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」について

「誰でも、どこでも、簡単に、自由に、M&Aができる社会を実現する」ことをビジョンに掲げ、あらゆる会社/事業のバトンタッチを実現しています。M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」は、専門家サポートとDXを組み合わせた最先端のM&A支援サービスの提供により、累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1※のM&A・事業承継支援プラットフォームです。

※M&Aプラットフォーム市場における累計成約件数・総登録案件数・成約件数2021~ 2023年度(見込値を含む) No.1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所 2023年発刊「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2023年版】」 (mic-r.co.jp)

会社概要

会社名 : 株式会社バトンズ

所在地 : 東京都中央区築地3-12-5

設立 : 2018年4月

資本金:1億円

代表取締役CEO: 神瀬 悠一

事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育

会社HP:https://batonz.jp/company/

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/

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