- 2024-9-20
- ホテル プレスニュース
全国シェフ集結、広島新生学園へのクリスマスランチ&プレゼント寄付
全国各地から集まったプロのシェフ達が一致団結し、広島県に位置する新生学園へクリスマスランチとプレゼントを寄付しました。この行動は、学園の子供たちに対する心温まるサポートとして評価が高まっています。シェフたちは、各々の得意な料理を用いて豪華なクリスマスランチを提供し、子供達の笑顔を引き出しました。また、プレゼントの寄付も行い、子供達をより明るい季節へと導きました。これらの行動は、全国から集まったシェフたちのチームワークの成果であり、その献身的な努力は広く評価されています。
この記事の要約
- 全国から集結したシェフたちが広島新生学園に対し、クリスマスランチとプレゼントの寄付を行った。
- シェフたち各自の得意料理で作られたクリスマスランチとプレゼントにより、子どもたちの喜びが生まれた。
- この奉仕活動は、集まったシェフたちの団結力と献身的な努力が評価され、広く社会の称賛を勝ち取った。
2022年よりこの活動をスタートし、広島新生学園の上栗園長と職員の皆さまのご理解のもと、サンタに扮して一人ひとりにプレゼントを手渡ししてまいりました。
◆これまでの江田島荘の取り組み
江田島荘(広島県江田島市)では、2022年よりこの活動をスタートし、広島新生学園の上栗園長と職員の皆さまのご理解のもと、総支配人 阿部直樹がサンタに扮して一人ひとりにプレゼントを手渡ししてまいりました。2022年71件522,950円、2023年には84件530,000円のご寄附をお気持ちともにお預かりしました。この年、62名のお子さんたちへ、広島で活動しているエレクトーン奏者の生演奏もプレゼントすることができました。2024年はこの活動を江田島から子どもたちへ「愛」を届ける”アイランドプロジェクト”と名付け、永く続けていこうと心に誓いました。
◆スターシェフたちの賛同によるランチ体験
本年はこれまでの取組みに加え、これから将来を考える広島新生学園のお子さんたちの「職業の選択肢」が広がることを願い、江田島荘レストランlocavore(ロカヴォーレ)の廣松 昂是(ひろまつ たかし)料理長の企画立案でのランチ会を10月13日(日)に江田島荘で開催することにいたしました。当日は、本活動にご賛同いただいたスターシェフの方々が目の前で振る舞う料理を体験することで、「料理」や「サービス」の職業が将来の選択肢の一つとなり、お子さんたちの可能性が広がればと考えております。
【本活動にご賛同いただいたスターシェフの皆様】
井樋 雅之(いひ まさゆき)
シェラトン沖縄料飲顧問
ベ ル ギーのミシュラン3つ星「ブリューノ」を皮切りに、2つ星「モン、マネージュ・ア・トア」 2 つ星「レカイ エー・デュ・パレ・ロワイヤル」、フランスパリに移り2つ星「フォージュロン」を経て1991年帰国。国内ホテルの総料理長歴任後、2019年10月 に現職に着任。
大東 和彦(だいとう かずひこ)
SINAE シェフ
フランシュコンテ地方シャトードヴォシュー、パリのヴィオロンダングル、レガラード、タイユヴァン、2008年大阪のルコントワールドブノワで総料理長を務め、2012年大阪北浜にエッサンシエルを独立オープン。2022年10月シナエをオープンし、2024年ミシュラン1つ星を獲得。
星野 大志(ほしの だいし)
LAVAROCK 神谷町料理長
地元、千葉のベーカリーで仕事をはじめ、フランス料理店で料理の基礎を学び、都内や千葉県の結婚式場にて料理長、都内フランス料理店にて副料理長、レストランバーやイタリア料理店などで料理長として活躍。2017 年より【LAVAROCK神谷町】料理長に就任。
廣松 昂是(ひろまつ たかし)
江田島荘 locavore料理長
福岡県宗像市の創作料理レストランでキャリアをスタートし、東京、福岡で修業を積み、24 歳で沖縄県古宇利島のリゾートホテル「One Suite Restaurant L Lota」でシェフを歴任。2022年3月に江田島に移住し、2022年12月より現職に就任。
◆ご寄附のお願い
江田島荘では、広島新生学園のお子さんたちのクリスマスプレゼント費用とランチ会に充てるご寄附(一口5,000円)を募っています。お預かりしたご寄附から、お子さんが”サンタさんに欲しいとお願いしたプレゼント”をお届けいたします。また、今年は各界でご活躍のシェフの方々によるランチ会も開催いたします。
【期間】
2024年9月13日(金)~2024年12月23日(月)
【ご寄附の方法】
江田島荘フロントにて、寄附フォームをご記入いただき、ご寄附と一緒にお預かりいたします。
◆3年目のこの活動はさらに輪を広げます
三人兄弟の末っ子だった私に与えられる「おもちゃ」や「洋服」はいつも兄のお下がりばかりで、「私のために準備されたギフト」という物をそれまで貰った記憶がありませんでした。しかし、小学2年生を迎えたクリスマスの朝、目を覚ますと枕元に当時一番欲しかった「手のひらピカチュー」が置いてあり、心から喜んだことを今でも鮮明に覚えています。それが私の原体験となり、将来、自分の子どもに巡り合うことができたら、「素直な心で願ったことが叶う喜び」を味あわせてあげたいと想っていました。
そこから20年以上の時が経ち、毎年クリスマスがやってくる度に息子が願うギフトを、サンタさんに代わって贈ることが我が家の恒例行事となった頃に、上栗園長や新生学園のお子さんたちとの出会いが訪れました。園長のお父様が開設された児童養護施設で沢山のお子さんと一緒に育ち、75歳の現在は60人以上のお子さんたちの親父を務め、かくしゃくとしていらっしゃる姿に、微力ながら何かお手伝いをしたいと思いました。
園長と話を重ねる中で児童養護施設の実態について教えていただき、これまで知らなかった事実に胸が熱くなることもありました。クリスマスに話が及ぶと「地元の奉仕団体からいただけるお菓子がここの子どもたちにとってのクリスマスプレゼントです。」とご説明されました。奉仕団体の方々が継続してこられたことへの尊敬の念を抱きながらもこの事実が私の原体験と重なり、その場で「私にも何かお手伝いさせてください。」と伝え、創意工夫しながらこの活動がスタートしました。
この活動を始めて3年目になりました。活動の形は整ってきましたので、お子さんたちのことをより一層考えながら継続していくにはどうしていけばよいかと考え始めた時、江田島荘レストランlocavore(ロカヴォーレ)の廣松料理長から「新生学園のお子さんたちに江田島荘でのランチをプレゼントしたい」という申し出がありました。同時にお子さんたちの人生選択肢として、廣松シェフのようにモノを生み出せる職業があるということを知ってもらい、この職業をこれからの選択していく中のひとつに入れてもらえるならば、ランチを食べてもらうだけでなく、お子さんたちにとって貴重な体験になるのではないかと思いました。「シェフが料理を作っているときの真剣なまなざしや、お料理を仕上げる優しい手の動きを見せてあげたい。そして、そのシェフが作る絶品のお皿を食べてもらいたい」そんな想いに駆られました。廣松料理長も私の想いに共感し、各界でご活躍中の先輩や仲間にも声を掛けてくれ、江田島から離れたところにいるシェフの皆さんからご快諾いただき、夢のようなランチ体験をお子さんたちにお届けできることとなりました。
◆広島新生学園とは
原爆投下2カ月半後に開設された児童養護施設で、広島県内に13施設ある児童養護施設のうち、2番目に歴史ある施設です。原爆孤児、戦災孤児、引揚孤児等の収容保護を目的として、広島市南区宇品長久陸軍暁部隊の兵舎の一部を借りるところから歴史がはじまります。
昭和46年4月に現在地東広島市西条町に移転し、開設から79年、引揚孤児300名、原爆孤児、戦災孤児、及び一般養護児童1,800名、合計2,100名を養護し現在に至ります。今日も虐待を受けたり、何らかの理由で親と生活が出来ない2歳から18歳までの65人が一緒に暮らしています。
「児童の人権を尊重・理解し、児童の秘められた可能性を発見助長する」を養護方針として、職員の方々は住み込みフレックスタイム制で子どもたちと生活しています。また、両翼80mのグランドでは毎日園内での子どもたちと職員で野球やバレーボールで汗を流したり、地元の連盟チームと試合をするなどスポーツによる集団指導により協調性、遵法性・責任感・忍耐力を高め、体力と礼節の増進を図っています。平日は学校に通い、園内では一つの大家族のように子どもたちと職員が過ごしています。
「ISLANDプロジェクト」についてのフライヤーはこちらから
株式会社 江田島荘:木下(きした)
TEL:0823-27-7755 FAX:0823-27-7708
MAIL:kishita_satsuki@etajimasou.jp
江田島荘公式サイト https://etajimasou.jp/
江田島荘公式Instagram https://www.instagram.com/etajimasou/
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