【白川村公式】最新版「白川郷 観光&マナーブック」配布開始~9月26日ツーリズムEXPOジャパンから配布をスタートします~白川郷レスポンシブル・トラベラーのための5つの実践を紹介

この度、岐阜県白川村では、レスポンシブル・ツーリズムを推進するツールとしての「白川郷 観光&マナーブック」を改訂し、日本語版・英語版で発行いたしましたのでお知らせいたします。

世界遺産集落が「生活の場」であることを示すため、子どもたちの朝の通学の様子を採用

 マナー啓発に特化した観光パンフレットの発行は全国的にも珍しい取組みとなります。最新版「白川郷 観光&マナーブック」には、「白川郷レスポンシブル・トラベラーのための5つの実践」として、世界遺産集落での独自の観光マナーを紹介しています。また、交通に関するオーバーツーリズム対策として新たに開設する混雑情報サイト「Shirakawa-going」(今秋公開予定)への導線となるQRコードも掲載しました。白川郷を快適に旅するヒントが詰まった1冊となっています。

 白川郷では自然・暮らし・観光の調和を大切にし、これからも美しい村での忘れられない観光体験をご提供します。そして、調和の輪の中にレスポンシブル・トラベラー(責任ある旅行者)にも加わっていただき、より大きな調和を生み出していきます。

1.「白川郷 観光&マナーブック」について

   日本語版:白川郷 観光&マナーブック

   英語版: SHIRAKAWA-GO TRAVEL & ETIQUETTE GUIDE

   発行部数:20,000部(2言語×各10,000部)

白川郷 観光&マナーブック(日本語版表紙)
白川郷 観光&マナーブック(日本語版中面)

 <マナーブックの特長>
「白川郷レスポンシブル・トラベラーのための5つの実践」として、5つの観光マナーを紹介
『~をしないでください』ではなく、『こんな行動をお願いします』と呼びかけ、5つの観光マナー:「駐車場利用のお願い」、「火気厳禁」、「ゴミの持ち帰り」、「観光受入時間(8~17時)」、「ドローン禁止」を村の特別な事情とともに紹介しています。

世界遺産集落が「生活の場」であることに気づいていただくため、子どもたちの朝の通学の様子を採用
日本語版と英語版のデザインを変え、親しみある紙面構成を目指しています。

混雑情報サイト「Shirakawa-going」を紹介するQRコードを掲載 
混雑や渋滞を回避し、快適な旅のプランを立てていただくために、今秋公開を予定しています。

2.配布場所

  ①ツーリズムEXPOジャパン会場 
   白川村ブースで配布します。

   令和6年9月26日(木)~29日(日)<26~27日は業界日>
   於:東京ビッグサイト(公式サイトはこちら

  ②白川郷バスターミナル内(白川郷観光協会)、白川村役場など

3.発行の目的と背景、白川村が目指す姿

  • 白川村は過酷な自然環境の中で人と自然とが調和することで、何百年にもわたり合掌造り家屋を代表とする独自の文化を継承し、元来からの「持続可能な生活」が営まれてきました。

  • 特に美しい景観を守り続けている世界遺産集落では、今もなお住民が生活する「生きた世界遺産(人々の暮らしが途絶えた遺産ではない)」です。だからこそ、「生活と観光のバランス」を図るための独自のルールが設けられてきました。しかしながら、昨今の世界的な観光ブームにあり、残念ながら観光マナーをめぐる課題や摩擦が存在しています。

  • 白川村では「旅行者と観光地がよい関係を築くことを目指す「レスポンシブル・ツーリズム」の趣旨に共感し、昨年には専用サイトを開設しました。先進地であるハワイの成功事例にならい、レスポンシブル・ツーリズムを通じて村が大切に守っていることに理解あるレスポンシブル・トラベラー(責任ある旅行客)を呼び込み、観光で地域がより良くなることを目指しています。

ご参考

  1. 白川郷レスポンシブル・ツーリズム専用サイト

  2. 混雑情報サイト Shirakawa-going:

    今秋公開の混雑情報サイト。車利用で観光をされる方に向け、混雑や渋滞をさけて快適な旅をしていただくための情報を提供する予定です。

  3. レスポンシブル・ツーリズムについて:

    レスポンシブル・ツーリズムとは「責任ある観光」を意味しています。観光客が観光地を理解し、自ら責任ある行動をすることにより、観光客も一体となってよりよい観光地を創り上げていく観光スタイルです。白川村では、サステナブルツーリズム(持続可能な観光)推進の一環として、レスポンシブル・ツーリズムを推進しています。

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