- 2024-9-26
- 旅行 プレスニュース
宇治茶の老舗「丸久小山園」(本社:株式会社丸久小山園、代表:代表取締役社長 小山元也)は、半年間の熟成をさせた「壺切茶」シリーズを10月第一日曜日の「宇治茶まつり」に先立ち、10月初旬より発売します。
「壺切茶」と「口切の茶事」
目次
丸久小山園の「壺切茶」は、新緑の季節に茶壷に詰めた新茶を夏の間に熟成させ、秋に茶壷の口の封印を解く「口切(くちきり)の茶事」にちなんだお茶です。
昔、茶道の世界では、5月頃に摘み取った新茶はすぐ飲まず、「茶壺(ちゃつぼ)」に詰めて半年ほど熟成させる慣習がありました。そして11月頃に茶壺の封を開けて、碾茶を碾いて抹茶を作ります。つまり昔の茶人たちにとって、11月は、やっとその年に摘んだお茶を初めて飲む時期となります。
11月は「茶人のお正月」とも称されます。「口切の茶事」を開き、茶壺から取り出した碾茶を石臼で碾いて抹茶にして、その豊かな風味を楽しみます。秋の時期のお茶会や茶事では、しつらいや道具の取り合わせも枯れた風情の中にも華やかさが添えられ、晴れやかなひとときを共有します。
この頃のお茶は、新茶(5月頃)のときの外に広がるような芳香とは違って、深いところから湧き上がるような、青海苔にも似た濃厚な薫りがあり、まさに今の季節にフィットする「熟成させた味わい」をします。
現代の製造工程では新茶を茶壺ではなく、冷蔵技術などで保存管理していますが、5月頃に摘んだ新茶を半年ほど寝かせる慣習は今も続いております。昔は主に「抹茶」のことを示していましたが、煎茶と玉露などの日本茶を「壺切茶」にすることもあります。
丸久小山園は「壺切抹茶」、「壺切煎茶」と「壺切玉露」を『壺切茶』シリーズとして、秋限定(10月から11月)に発売します。
封を開けたときの濃厚な香りは、新茶とは違った深みがあり、お湯を注ぐと湯気とともに芳醇な香りが一層たちのぼってきます。口あたりも角が取れてまろやか。同じくこっくりとした味わいの栗のお菓子や生チョコレートなどにもよく合いますよ。この季節ならではの深い味わいを、どうぞご自宅でもお楽しみください。
商品概要
■壺切抹茶 (つぼきりまっちゃ)
20g缶(オリジナルカートン付き)
価格:2,160円 /1缶
40g缶(オリジナルカートン付き)
価格:4,104円 /1缶
■壺切玉露 (つぼきりぎょくろ)
40g和袋(やわらぎぶくろ)
価格:1,750円 /1袋
90g缶(オリジナルカートン付き)
価格:3,586円 /1缶
■壺切煎茶 金印
(つぼきりせんちゃ きんじるし)
80g和袋(やわらぎぶくろ)
価格:1,458円 /1袋
100g缶(オリジナルカートン付き)
価格:1,890円 /1缶
■壺切煎茶 (つぼきりせんちゃ)
80g和袋(やわらぎぶくろ)
価格:1,188円 /1袋
100g缶(オリジナルカートン付き)
価格:1,512円 /1缶
宇治が由緒ある秋の行事「宇治茶まつり」
美味しいお茶の産地は日本各地にありますが、覆下栽培で作られる抹茶(碾茶)や玉露など、宇治は「高級茶の産地」として、時の天皇家や将軍家に献上され、安土桃山時代には織田信長が茶摘みや製茶を見物、豊臣秀吉も茶会に宇治の茶を愛用するなど様々な大名たちに所望されてきた「歴史的産地」でもあります。
毎年10月の第一日曜の朝から終日、京都府宇治市の宇治川畔一帯で「宇治茶まつり」が開催されます。これは、初めてお茶を中国より日本に伝えた栄西禅師と、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖千利休の三恩人への報恩感謝、かねては茶業功労者の遺績を追慕するとともに、宇治茶の隆盛を祈願するための歴史ある行事です。
令和六年(2024)の「宇治茶まつり」は10月6日(日)に開催します。
宇治橋の「三の間」で行う「名水汲み上げの儀」、興聖寺にて「茶壺口切の儀・御献茶式」、「茶筅塚供養」などが行われます。宇治川一帯にてお茶席や点心席などが設けられます。
同じ地域には、世界文化遺産の平等院鳳凰堂と宇治上神社をはじめ、宇治橋、興聖寺、天ヶ瀬ダム、お茶と宇治のまち歴史公園 「茶づな」と源氏物語ミュージアム等もございます。秋の宇治をご散策するにはいかがでしょうか。
令和6年 「第73回宇治茶まつり」
日付:令和6年(2024)10月6日(日)
時間:午前9時から午後3時頃
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午前9時 名水汲み上げの儀…宇治橋三の間
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午前10時 茶壺口切の儀・御献茶式…興聖寺本堂
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午前11時30分 茶筅塚供養…興聖寺門前
参加料金:茶券のご購入をお願い致します。
前売券と当日券がございます。無くなり次第終了。
販売場所:
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宇治市観光センター
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JR宇治駅前観光案内所
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京阪宇治駅前観光案内所
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近鉄大久保駅構内観光案内所
「宇治茶まつり」のお問合せ先
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宇治商工会議所 TEL:0774-23-3101
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宇治市観光協会 TEL:0774-23-3334
丸久小山園のSNS投稿キャンペーン:第2回「#推し抹茶」
第1回に続き、丸久小山園は第2回のSNS投稿キャンペーン「#推し抹茶」を開催いたします。
丸久小山園の抹茶の銘柄はいろいろありますが、あなたのイチオシは何でしょうか?
好きな抹茶や推したい抹茶について、
インスタグラムかエックス(旧ツイッター)に投稿し、ぜひ教えてください!
応募期間
2024年10月1日(火)~2024年11月30日(土)
応募方法
応募期間中に、丸久小山園の抹茶の中からあなたの「推し抹茶」を下記の条件を含めて、インスタグラムかエックス(旧ツイッター)に投稿してください。
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写真か動画を投稿
キャンペーン期間中に、丸久小山園の抹茶商品の中から、推したい/好きな商品について、「インスタ(Instagram)」・「エックス(旧ツイッター)」に写真か動画を投稿してください。
※商品パッケージも撮影いただけたら嬉しいです! -
ハッシュタグ
投稿に下記ハッシュタグ二つを付けてください。
#丸久小山園 #推し抹茶 -
簡単なコメント
銘柄の他、推し抹茶の理由もぜひ教えてください!
テーマ
お家ティータイム、野点て、茶道教室・お稽古、お土産、応用レシピ など
賞品進呈
キャンペーン参加者の中から、優秀作品の投稿者10名様に丸久小山園のオリジナルグッズを差し上げます。
2024年12月中旬に、当選された方のアカウントにDM(ダイレクトメッセージ)にて「当選通知」をご連絡させていただきます。賞品の発送は、2025年1月中旬の予定です。
※DMは丸久小山園の公式アカウントより送らせていただきます。予めDMの受信設定をご確認ください。
丸久小山園 インスタグラム (@marukyu.koyamaen_official)
丸久小山園 エックス (@09koyamaen)
丸久小山園のSNS投稿キャンペーン「#推し抹茶」のお問合せ先
「#推し抹茶」投稿キャンペーンについて、ご不明な点がございましたら、弊社の公式ホームページよりお気軽にお問合せください。
宇治 丸久小山園 公式ホームページ
丸久小山園「品質本位の茶づくり」
丸久小山園は元禄年間(1688-1704)、茶に適した宇治小倉の里で園祖 小山久次郎(こやま・きゅうじろう)が茶の栽培と製造を手がけたのが始まりです。
以来、代々にわたり、宇治茶の伝統と品質の改善に努め、四代後には茶の販売も手がけるようになりました。その後、明治に入って八代目を継承した元次郎(もとじろう)は「品質本位の茶づくり」を、更に推し進め、多くのご愛飲の方々にご支持いただいております。
全国有名社寺・茶道宗家の御用達として勤め、お取引先は全国茶小売店・茶道具店、グルメスーパー、食品メーカー等、幅広い商品をご提供しております。抹茶以外、煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶など様々な日本茶も製造販売しております。
【会社概要】
社名:株式会社丸久小山園
本社所在地:京都府宇治市小倉町寺内86番地
代表取締役:小山 元也(こやま もとや)
事業内容: 日本茶等製造販売
設立: 元禄年間(1688-1704)
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