- 2024-9-26
- 旅行 プレスニュース
~日本海で水揚げされるズワイガニや、ふぐ、大間のまぐろなど、旬の食材をこだわりの品々に仕立てた界の特別会席~
北海道から九州まで、全国24カ所に展開する温泉旅館ブランド「界」では、季節、地域ならではの食材や調理法を取り入れた会席料理を提供しています。蟹やふぐなど、日本各地の贅沢な食材を堪能する冬の日本旅会席が、今年も登場します。
■界の「日本旅会席」
界は「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、地域や季節へこだわり、その土地でしか体験できない旅の提案を大切にしています。旅の醍醐味でもある食事は「日本旅会席」をテーマとし、郷土料理や伝統的な調理法、地域ならではの食材を活かして、こだわりの品々に仕立てています。旬の食材を使った料理も特徴で、11月から3月までの蟹漁期間限定の蟹会席に加えて、毛蟹、ふぐ、大間のまぐろなど、冬の味覚を味わう会席料理を提供します。
■冬の贅沢な食材を使った、バラエティ豊かな会席料理
界 ポロト(北海道・白老温泉)「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋会席」
「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋」は、魚介を煮込んだ濃厚なブイヤベーススープに、北海道の冬の味覚でもある毛蟹、帆立貝を加えて、凝縮された魚介の旨味を存分に味わえる一品です。その他にも、じゃがいものすり流しにいくらやキャビアをのせた先付け、アイヌ民族が交易の際に使用していた丸木舟をモチーフとした船形の器で提供する「宝楽(ほうらく)盛り」など、北海道ならではの演出で食事を彩ります。
界 津軽(青森県・大鰐温泉)「大間のまぐろづくし会席」
日本海や太平洋、津軽海峡と三方を海に囲まれた青森県は、贅沢な海産物がそろう地です。その中でも、津軽海峡で獲れた大間のまぐろは「黒いダイヤ」と呼ばれ、名実ともにまぐろの最高峰と言われています。秋から冬にかけて旬を迎える大間のまぐろを、青森の名産である黒にんにくや雲丹と合わせた先付け、ストレートに旨味を感じるお造り、ネギの甘みとともに味わう「ねぎま鍋」など、様々な食べ方で提供します。
界 奥飛騨(岐阜県・奥飛騨温泉郷)「飛騨牛の朴葉つと焼き会席」
岐阜における美食の代表格、飛騨牛は柔らかな肉質、上質な脂の旨味に定評があります。特に冬の時期は、厳しい寒さをしのぐために上質な霜降りが入って味も上がるといわれています。「飛騨牛の朴葉つと焼き」は、「つと(*1)」に囲われた飛騨牛を、朴葉に載せて提供します。あらかじめ表面を熱し、焼き目がついた肉をつとから取り出し、手元で好みの焼き具合に焼き付けて口に運びます。肉本来の味を楽しんだあとは、塩、山葵、山椒などのコンディメントで味の変化を味わうのもおすすめです。
*1:葦、竹の皮、藁などを束ねたり、編んだりして中に食材を包み持ち運べるようにしたもの
界 遠州(静岡県・舘山寺温泉)「ふぐづくし会席」
東海地方沖合の遠州灘は、高級食材として知られる「とらふぐ」の漁獲量の多さで有名です。界 遠州では、冬の期間限定でとらふぐを堪能する「ふぐづくし会席」を提供します。食前のひれ酒にはじまり、薄造りのてっさは煮凝りや6種のコンディメントで味を変えながら楽しめるよう、アレンジして提供します。その後も白子の茶碗蒸し、ふぐちり鍋と、旨味を引き立てる調理法や味付けで堪能する会席です。お茶処、静岡らしいお茶のペアリングもあわせて満喫できます。
界 長門(山口県・長門湯本温泉)「てっさと源平鍋で味わうふく会席」
界 ⻑門が位置する山口県はふぐの取扱量が日本一で、全国でも珍しいふぐに特化した卸売市場があります。また、地元では「ふぐ」を縁起物の「福」とかけ「ふく」の愛称で呼ばれるなど、昔から親しまれてきた食材です。界 長門では、定番である「てっちり」をアレンジしました。山口県の一部地域で、特産物であるみかんを鍋に入れて食す調理方法から着想を得て、爽やかな風味がマッチするみかん鍋で楽しむふぐと、牛肉のしゃぶしゃぶを2つに仕切った火鍋のスタイルで提供します。
概要
期間:2024年12月1日〜2025年2月29日(年末年始等除外日あり)
料金:33,000円〜(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)
*期間・料金は施設によって異なります。
予約:公式サイトより5日前までに要予約
■蟹漁解禁期間限定、活蟹を味わう会席料理
界 加賀(石川県・山代温泉)「極み タグ付き活蟹づくし会席」
界 加賀の目玉は「活蟹のしめ縄蒸し」。灰が身に付かないように縄で巻き、囲炉裏の灰の余熱を使って魚介類を蒸したという伝統的な料理にヒントを得て、蟹を塩水に浸した縄で結わえて蒸す調理法を考案しました。縄を介して間接的に加熱するので、蟹の身に蓄えられた水分が失われず、よりジューシーに蒸すことができます。また界 加賀にゆかりのある美食家「北大路魯山人」が唱えた「器は料理の着物」という教えにならい、地元の作家が制作した九谷焼で提供するなど、器にもこだわりました。
界 出雲(島根県・出雲ひのみさき温泉)「八雲立つ蟹会席(タグ付き活松葉蟹)」
多くの神話の舞台となった島根県に位置する界 出雲では、神話に登場する「八雲」になぞらえて、8品を取りそろえた蟹会席です。メインの「松葉蟹の灯台盛り」は、界 出雲の目の前に立つ「日御碕(ひのみさき)灯台」をイメージしました。付け合わせとしてキャビア、雲丹を用意し、タグ付きの活松葉蟹と合わせて楽しみます。キャビアや雲丹の異なる食材を掛け合わせることで、塩味や旨味を加える贅沢な楽しみ方を提案します。
界 玉造(島根県・玉造温泉)「極み タグ付き活松葉蟹づくし会席」
特徴的なのは、島根県の石見(いわみ)地域で生産される「石州瓦(せきしゅうがわら)」の特注鍋で用意する「蟹すき鍋」です。宍道湖の名産であるしじみで取った出汁で蟹を楽しみます。しじみの滋味深い味わいが、蟹の旨味を引き立て、締めの雑炊までじっくりと味わえる一品です。また、島根発祥といわれる日本酒と蟹のペアリングも用意しており、それぞれの蟹料理にあわせてスタッフが酒器まで選び抜きました。
■概要
期間:2024年11月7日〜2025年3月10日(年末年始等除外日あり)
料金:61,500円〜(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)
*期間・料金は施設によって異なります。
予約:公式サイトより5日前までに要予約
■界とは
「界」は星野リゾートが全国に24施設を展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2024年4月に23施設目となる「界 秋保」が宮城県・秋保温泉に、24施設目となる「界 奥飛騨」が岐阜県・奥飛騨温泉郷に新規開業しました。
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