- 2024-10-1
- 旅行 プレスニュース
ひとり親家庭の支援を目的に創業された「”子ども”と”母”と共に歩む社会貢献型ホテル ホテルエクレシア」が、一般社団法人ソーシャル企業認証機構より、「ソーシャル企業」として認定されました。
1.旅行で社会貢献という新しい体験を!
株式会社グレープヴァインは、2023年11月、日本で初めてとなる「宿泊事業」と「ひとり親家庭支援事業」とを複合させた社会貢献型ホテル「ホテルエクレシア」を創業しました。
ホテル内には、生き辛さを抱えた母親とその子どもたちの安心安全の生活の場を提供するための「ひとり親家庭用シェアハウス」が併設されております。ご宿泊いただくと、宿泊代の一部が、支援活動を担う「一般社団法人みをつくし」に寄付され、ご家庭への支援に繋がります。寄付金は、大切に管理され、スタッフの人件費・家賃補助・生活支援・教育支援・体験支援など、様々な用途に必要に応じて用いられております。
約1年間、当ホテルをたくさんの方々にご利用頂き、「宿泊」という行為に「社会貢献」という付加価値と体験を提供して参りました。
こうした活動の実績を評価する第三者機関の「一般社団法人ソーシャル企業認証機構」様より、「S認証」の認定を頂きました。
2.「ソーシャル企業」の認定とは
「一般社団法人 ソーシャル企業認証機構」は、京都信用金庫(本店 京都府京都市)、京都北都信用金庫(本店 京都府宮津市)、湖東信用金庫(本店 滋賀県東近江市)、龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターの間で締結された協定のもと、社会課題の解決やESG経営を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行うために設立された組織です。
ソーシャル企業認証制度(通称、S認証)とは、ESG経営や社会課題の解決を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度です。企業活動の社会的インパクトをみえる化し、社会課題に取り組む地域企業の成長を支えることで、地域社会におけるソーシャルマインドの醸成及び持続可能な地域社会の実現を目指します。また、認証制度を軸とした企業・消費者のエコシステムを構築し、地域経済の持続的成長に繋げます。
評価基準として、「経営方針」「世のため人のために取り組むこと」「地域社会や地域の人々に与える影響」など、企業理念や企業活動、企業活動の成果、社会的に影響を与えた内容等に基づいて評価を行います。評価・認証結果は、金融機関が行う企業の格付けや融資など企業と金融機関の個別案件に反映することを想定しているほか、ソーシャル認定企業の公表やソーシャル認定企業のコミュニティ形成などへの活用も視野に入れています。
3.「母子家庭支援を合わせた取り組みに独自性」を感じた
審査した第三者委員会の委員からは「シェアハウスを通じて、母親だけでなく子ども双方を同時にサポートできる素晴らしい取り組みだと感じました。今後の取り組みの継続・発展にも大いに期待します。」や「一人親家庭を支援するために生まれた日本初の社会貢献型ホテルであり、ホテル事業と母子家庭支援を合わせた取り組みに独自性を感じました。人との繋がりを感じられることは母子共に安心感に繋がると感じます。また、宿泊することで社会貢献ができるホテルは宿泊者側も魅力であると思います。」との意見が寄せられ、また、事務局からは「社会的に孤立している母親と子供のご支援に感謝申し上げます。『ホテル事業× 母子家庭支援』という新しい事業モデルの今後の展開を楽しみにしています。」というフィードバックのコメントを頂きました。
これを受け、代表の後宮は「私たちの活動の意図や理念を理解しご評価いただける第三者の存在は、本当に貴重なもの。自分たちが何者であるかを忘れないようにしながら、経営努力を続けていきたい」としつつ、「観光公害やオーバーツーリズムという問題が鮮明になっている時代に”稼働率”や”宿泊代単価”が高いと喜んでいる場合ではない。内外資を問わず大手ホテルこそ率先して、宿泊客に良いサービスを提供しようと努力すること以上に、その地域の持続可能な社会に向けた取り組みを、第一の目的として設定しなくてはならない。」と、強く想いを語りました。
4.「ホテルエクレシアに泊まる」それは、あなたにできる社会貢献
「SDGs」や「持続可能な社会へ」という標語はよく耳にすることがあります。しかし、どのように行動すれば、それが実現できるのかがわからない方も多くおられるかと存じます。それは、多くの企業や活動団体が明瞭にできていないという現実もあるからです。まずは、「S認証」を受けている企業が、ないか調べてみてはいかがでしょうか。案外、身近にあるかもしれません。
そして、京都に訪れる際は、是非、当ホテルにご宿泊下さい。あなたの一泊が、子どもとその母親の笑顔につながります。さぁ、京都に行こう。
【店舗情報】
店舗名:HOTEL ECCLESIA
電話:075-406-5600
住所:〒604-8421 京都府京都市中京区西ノ京永本町23
アクセス:JR二条駅から徒歩4分、地下鉄東西線二条駅より徒歩4分
定休日:なし
客室:23室(定員:115名)
予約サイト:https://htl-ecclesia.com/booking/
【会社概要】
会社名:株式会社グレープヴァイン
設立:2022年11月01日
電話:050-5803-2777
受付時間 9:00-18:00
[ 土・日・祝日除く]
住所:〒612-8034 京都府京都市伏見区桃山町泰長老175番地1 シャルム世光302号室
【お問い合わせ先】
株式会社グレープヴァイン
広報担当
〔電話〕050-5803-2777
〔HP〕https://grapevine.co.jp/contact/
※注釈
「日本初」についての説明…2023年10月末時点での自社調査結果、以下に記す3つの点で、日本で最初の事例であると考えおります。
■事業の成り立ち
他のホテル事業者様がその地域に貢献されることは珍しくありません。現在でも多くのホテル事業者様は、CSRやSDGsに取り組み、持続可能な社会づくりに貢献されておられると考えております。
この度、当社が「日本初」と謳ったことのポイントは、その「事業の成り立ち」を指しております。
当社は、社会的課題を解決する(ひとり親家庭を支援する)ことを「目的」とし、その「手段」として「ホテルを開業」いたしました。このような目的のためのホテルは、自社調査によると日本で初めての事例であると考えております。
■「シングルマザー向けシェアハウス」+「ホテル」という建物
一つの建屋に「居住エリア」と「ホテルエリア」が混在する事例は確認しております。また、社会福祉施設の一画が宿泊可能の施設があることも確認しております。
しかし、一つの建屋において、その「居住エリア」が「シングルマザー向けシェアハウス」に限定され、かつ「ホテルエリア」と共存(併設)している事例は、確認できません。
■牧師がホテルを経営する
宗教法人日本キリスト教団の教師(牧師)が、ホテル(客室20室以上、旅館業法に基づく簡易宿所)を経営しているという事例は、『日本キリスト教団年鑑2023』及び『キリスト教年鑑2022・2023』において確認できません。
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