- 2024-10-2
- 旅行 プレスニュース
日本各地から集まるあんこファンのスタンプラリー参加状況を報告
日本あんこ協会(東京都豊島区:にしいあんこ会長)は2024年9月26日(木)に、出雲市平田町のガストロノミーツーリズム推進を目的とした16種の地域のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「出雲あんこ旅~雲州平田編~」の初開催にあたり井上夏穂里出雲市副市長を表敬訪問致しました。
・訪問日時:2024年9月26日 午前9時
・訪問場所:出雲市役所 副市長室
・訪問者 :日本あんこ協会 会長 にしいあんこ / 出雲菓子協会 会長 來間久
平田菓子同業組合 会長代理 久家正義 / 平田商工会議所 日下照久
・訪問概要:「出雲あんこ旅~雲州平田編~」の開催状況の報告と今後の展望に関する意見交換
【出雲あんこ旅~雲州平田編~とは】
出雲市平田町の和菓子店や洋菓子店、甘味処、製パン店、飲食店など全16店が連携し、同町のガストロノミーツーリズムの推進を目的として開催中のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベントです。今回が初開催となります。出雲菓子協会と平田菓子同業組合が主催、私ども日本あんこ協会の監修のもと、2024年9月7日(土)~11月8日(金)まで開催しております。
【なぜあんこでガストロノミーツーリズムなのか】
観光庁によると、ガストロノミーツーリズムとはその土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的としたツーリズムのことと定義されています。あんこスイーツは元来、和菓子です。我が国において和菓子は地域の歴史や伝統に根付いたもの、また地域の特産物を使用して作られるものが多く、あんこほどガストロノミーツーリズムに適した食べ物はないと考えます。雲州平田も例外ではありません。一畑まんじゅうや宍道湖最中など、古くから当地で愛されるローカルあんこがたくさんあります。また今回のスタンプラリー開催にあたり、参加店の來間屋生姜糖本舗では、江戸時代から全国で親しまれる生姜糖の製法技術を活かし、創業初となる「あんこ糖」を開発しました。スタンプラリー参加者の皆様には、ご当地あんこスイーツを通じて、雲州平田ならではの食文化に触れて頂くことができると確信しております。
【訪問の様子】
この度の表敬訪問にあたり、井上夏穂里出雲市副市長には、まず「出雲あんこ旅~雲州平田編~」の開催状況の報告をさせて頂きました。当スタンプラリーは近隣地域や隣接他県からの参加だけでなく、東京や大阪、他の地方都市など遠方からの旅行者も目立っております。また弊会が携わるほかの地域におけるあんこスタンプラリーの開催状況や高まる需要について説明させて頂きました。そして、昨今のあんこの消費トレンドに関する弊会の見解から、あんこは出雲市のガストロノミーツーリズム推進やインバウンド観光誘客の一助となるポテンシャルがある旨を伝えさせて頂きました。国内外問わず多くの観光客の皆様に、出雲の新しい魅力をあんこを通じて発信できると強く確信しております。また第一回目の今回は「雲州平田編」として、平田町に限定した開催ですが、出雲はぜんざい発祥の地です。井上副市長からは、平田町だけに留まらず次回以降、出雲市全体での開催に向けたご助言を賜り、その実現にご期待をいただきました。
【なぜ雲州平田なのか】
第一回目は「出雲あんこ旅~雲州平田編~」として、出雲市平田町で開催致しております。平田町は「雲州平田」と呼ばれ、出雲大社と松江の中間地点に位置します。江戸時代には木綿製品をはじめ、松江藩の物資の集散地として長く栄えました。今や縁結びの聖地と称される出雲大社と山陰きっての古き良き伝統を有する松江をつなぐ交易の要として、地域経済を支えてきた確かな歴史があるのです。ご存じの通り、出雲大社はぜんざい発祥の地です。松江は日本三大菓子処のひとつで、たくさんの優れたあんこスイーツを世に輩出してきました。そんな我が国のあんこ文化を代表する2都市の橋渡し役となってきた雲州平田です。美味しいあんこスイーツが存在しないわけがありません。古くから知られる出雲ぜんざいは勿論重要です。しかし、出雲のあんこスイーツをぜんざいだけに留めるのは勿体無すぎるのです。出雲のローカルあんこにさらなる光を当て、その魅力と可能性を世に伝えていくには、第一回目こそ「出雲あんこ旅~雲州平田編~」をやるべきという考えに至ったのです。今回のスタンプラリー期間限定で、新しく開発された雲州平田ならではのあんこスイーツも多数ございます。老若男女誰もが親しみやすいあんこを介して、雲州平田ひいては出雲の食文化に触れて頂ければ幸甚です。
【スタンプラリー公式ページ】
当スタンプラリー詳細は、出雲菓子協会公式ホームページからご確認いただけます。
https://izumokashi.wixsite.com/izumokashi
【日本あんこ協会とは】
名称 : 日本あんこ協会
ミッション: あんこを通じて世界平和を実現します。
事務局 : 東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)
WEB : https://anko.love/
2018年10月に、あんこ普及振興を目的とした協会団体として、現会長のにしいあんこにより創設。設立当初、17名だった「あんバサダー」と呼ばれる協会員は、2024年に10,000名を超える。協会理念に「あんこを通じて世界平和の実現」を掲げ、主幹事業のひとつとして、あんこを通じた地域振興を行う。主な監修協力・後援に、岡山県倉敷市「備中あんたび」、島根県津和野町「津和野あんこ旅」、愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」、北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト ムーンナイトあんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」、小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」、鹿児島山形屋「あんこ展~お茶と器と~」、日本橋三越「あんこ博覧会」、ららぽーと横浜・海老名「I LOVE あんこ」、ジャズドリーム長島「あんこの祭典」など多数。自主主催では、あんこ食べ比べ部活動「あんこ部」、全国あんこファンオンライン交流会「あんこ夜会」など。
【会長にしいあんこについて】
日本あんこ協会初代会長。物心つく頃より、あんこが大好きで、これまでに食したあんこの数は10,000種を超える筋金入りのあんこ好き。あんこを食べるだけでなく、あんこレシピの開発やあんこに関する歴史、健康効果などの研究も行う。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、TBSテレビ「Nスタ」、「マツコの知らない世界」、日本テレビ「news every.」、「ZIP!」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「ノンストップ!」、関西テレビ「報道ランナー」、「土曜はナニする!?」、NHK Eテレ「シャキーン!」、NHK関西「ほっと関西サタデー」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」、NHK FM「トーキングウィズ松尾堂」、J-WAVE「STEPONE」、TOKYO FM「いいこと、聴いた」など。講師として山梨県産業技術センター、一般社団法人甘味食品試験センター「豆類加工研究会」、出雲菓子協会、よみうりカルチャーなど。2023年6月に農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーに就任。