星のや東京が提供する、身体を温めて一年を振り返る「一陽来復 一日湯治滞在」の魅力に注目

星のや東京、「一陽来復 一日湯治滞在」の提供開始

星のや東京は、身体を温め、新年を迎える前に一年を振り返ることを目的とした「一陽来復 一日湯治滞在」を提供開始しました。この滞在プランには、高温・低湿度のサウナと冷水風呂を繰り返すことで免疫力をアップさせる「一日湯治」、さらに美と健康を考えたオリジナルのメニューが含まれています。また、宿泊客には星のや東京特製の浴衣とタオルを提供。ヨガや瞑想など、リラクゼーションを提供するアクティビティも充実しており、都心での湯治体験を存分に楽しめます。

この記事の要約

  • 星のや東京が新滞在プラン「一陽来復 一日湯治滞在」を提供開始。
  • サウナや冷水風呂の繰り返しで免疫力をアップさせる「一日湯治」や、美と健康を考えたメニューが特徴。
  • リラクゼーションを提供するアクティビティも充実、都心での湯治体験を可能に。

各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。現代に合わせて進化する塔の日本旅館「星のや東京」は、2024年12月21日~1月4日(*1)の期間、温泉で身体を温めながら一年を振り返り、来る春へと想いを馳せる「一陽来復(いちようらいふく) 一日湯治滞在」を提供します。冬至は、太陽の力が一番弱まり、心身のバランスが崩れる期間です。最上階の露天風呂では、寒い冬にこそ空を見上げ、冷たい風を感じながら、身体を芯から温めることができます。邪気を払い運気を呼び込む「小豆粥」の特別朝食や、陰陽五行のバランスを調える「組紐づくり体験」など、縁起の良い要素を取り入れることで、物事が良い方向に向かうとされる「一陽来復」を願います。

*1:除外日(2024年12月29日~2025年1月3日)あり

開発背景

星のや東京では、「二十四節気」の考えに基づいた空間の演出や滞在の提案を行い、お客様に四季よりも細かな季節の間(あわい)を体感いただけるよう、工夫を凝らしています。冬至は一年で最も夜が長く、昼が短い日のことです。太陽の力が一番弱まるこの期間は、心身の負担が最も大きく、さまざまな不調が顕著に出やすいと言われています(*2)。江戸時代より、人々は南瓜を食べ、柚子湯に入るなど、身体を労わる工夫をしてきました。一方で、「陰極まれば陽に転ず」という言葉があるように、この日を境に再び太陽の力が強まることから、運が向いてくるとされ、「一陽来復」とも表現されます。星のや東京の温泉は、保湿・保温効果の高い泉質です。寒さが一気に増すこの時期に、心身共に暖かく、心穏やかに過ごしていただきたいと考え、本滞在を開発しました。温泉に浸かりながらゆっくりと一年を振り返り、来る新年・春に向けて運気を上げる、健やかな時間を過ごすことができます。

*2 参考:『二十四節気の暦使い暮らし – かんぽう歳時記』(著:櫻井大典・土居香桜里/ワニブックス)

「一陽来復 一日湯治滞在」の特徴

1 心と身体の調和を促し、泉質の魅力を最大限に体感する「星のや東京オリジナル入浴指南」

星のや東京の温泉は「含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉」です。かつて海であった大手町界隈から湧き出る温泉は、塩分を多く含み、保湿・保温効果が高いと言われています。また、温泉成分が皮膚を覆うことで湯冷めしにくく、身体が芯から温まります。そのような泉質を最大限に生かせるよう、本滞在のために開発したのは、星のや東京オリジナルの「入浴指南」です。星のや東京のスタッフが、滞在中の入浴方法やストレッチ、水分補給のタイミングなどをレクチャーし、温泉効果をより高めるためのサポートを行います。就寝前や目覚めてすぐなど、時間によって変わる心身の状態に合わせて最適な入浴をすることで、心をさらに解きほぐし、癒される時間を提供します。

2 柚子の香りで気持ちの良い朝を迎える「柚子湯」

冬至に「柚子湯」に入るという習慣の起源は、江戸時代の銭湯文化の発達にあります。その頃には、肩まで浸かる「据え風呂」も登場し、日本独自の風呂文化が形成されていました。冬に旬を迎える柚子の強い香りは、邪気を払うとされており、江戸の人々は、「一陽来復」の運を呼び込む前の厄払いとして「柚子湯」に入っていました。(*3)その習わしから、本滞在で用意するのは、目覚めの時間に合わせた、客室での「柚子湯」です。入浴前には柚子蜜ドリンクを飲み、柚子の香りを楽しみながら、少し熱めの湯にさっと入ることで、爽やかな目覚めのひとときを過ごすことができます。

*3 参考:『福を呼ぶ四季の習慣 小さな日本の行事』(著:本間美加子/主婦の友社)

3 邪気を払い運気を呼び込む、「小豆粥」の特別朝食

「柚子湯」で厄払いをしたあとは、「小豆粥」の特別朝食で運気を呼び込みます。冬至の日には、「粥と南瓜を食べると病気にならない」という言い伝えがあることから、邪気を払うとされる赤色の「小豆粥」と、寒い冬を乗り切るための栄養が豊富な「南瓜」の副菜を提供します。器は、艶やかな漆塗りで作られたオリジナルの応量器(*4)です。重なりの「美しさ」や、形と数を重んじる「日本ならではの価値観」が、特別な朝のひとときを演出します。身体の内側からも、邪気を払い、運気を呼び込むことで、「一陽来復」を願います。

*4  禅宗の修行僧が使う食器のこと

4 陰陽五行のバランスを調える、五色の「組紐づくり体験」

「組紐づくり体験」は、オリジナルのチャームを作成するアクティビティです。陰陽五行思想(*5)に倣い、「黄」「青」「白」「赤」「黒」の五色を使います。いくつもの糸を編み合わせる組紐は、「ご縁を結ぶ」「人を結ぶ」などに繋がると考えられ、日本では古くから縁起の良いものとして親しまれてきました。組み上がった組紐は、ストラップやブレスレットとして身に着けるなど、お守りとして持ち帰ります。東京・日本橋で130年以上続く組紐工房「龍工房」の指導のもと、一本ずつ丁寧に編み込んでいく作業は、雑念を消し、心も頭も研ぎ澄ませることができる、特別な体験です。

*5 陰と陽の気運が生まれ、天と地になり、再び陰陽の二つの気が木・火・土・金・水の五行を生成したという考え方。陰陽と五行のバランスを保ち、調和が生まれることが、健やかな心身をつくると言われている。

滞在スケジュール例

<1日目>
15:00 チェックイン

15:30 スパラウンジにて入浴指南
16:00 温泉入浴:冬の空を眺めながら深呼吸をし、リラックスへと導く
18:00 夕食「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」(別料金)
22:00 温泉入浴:就寝前に体温を上げて、上質な眠りへ誘う

<2日目>

06:50 早朝の引き締まった空気の中で、心身を目覚めさせる「天空朝稽古」

07:45 目覚めの一杯のお届け、柚子の香りで爽やかな朝を迎える
08:00 客室での季節湯「柚子湯」:交感神経を優位にさせ、身体を目覚めさせる
08:30 特別朝食「小豆粥」

10:00 「一陽来復」の室礼を施した畳の間で、五色の「組紐づくり体験」

12:00 チェックアウト

「一陽来復 一日湯治滞在」の概要

■期間:2024年12月21日~2025年1月4日 

   ※2024年12月29日~2025年1月3日は除外日です。

■料金:1名利用時40,680円、2名利用時73,860円、3名利用時106,040円(税・サービス料込、宿泊料別)

■定員:1日1組(最大3名)

■含まれるもの:入浴前後の飲み物、入浴指南、貸切温泉、天空朝稽古、柚子湯、柚子蜜ドリンク、小豆粥の特別朝食、組紐づくり体験

■予約:公式サイトにて、14日前までに要予約

■対象者:星のや東京宿泊者

■備考:状況により、内容が一部変更になる場合があります。

星のや

「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。

星のや東京

現代に合わせて進化する「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。世界的な旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー」や「The World’s 50 Best Hotels 2023」など、ホテルアワードにおいて多数の賞を受賞しています。

所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1

電話  :050-3134-8091 (星のや総合予約)

客室数 :84室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00

料金  :1泊182,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)

アクセス:東京駅丸の内北口出口 徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c出口 徒歩2分

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