古屋旅館、浴衣800着をささげる!熱海名物温泉宿から老人ホームへの善行

古屋旅館が浴衣800着を老人ホームに寄付

伊豆の名門旅館、古屋旅館が地元の老人ホームに浴衣800着を寄付しました。新型コロナウイルスの影響で施設運営が厳しくなる中、地元への貢献を忘れない同旅館の行動は、他地域でも話題になっています。旅館業界も含め多くの業界が苦境に立たされる中、老人ホームの利用者たちに豊かな生活を提供する一助となると評価されています。

この記事の要約

  • 古屋旅館が地元の老人ホームに浴衣800着を寄付。
  • 新型コロナウイルスの影響で施設運営が厳しくなる中、地元への貢献を忘れない旅館の行動。
  • 老人ホームの利用者たちに豊かな生活を提供する一助となると評価。
浴衣を受け渡す古屋旅館代表の内田宗一郎(左)

創業1806年の熱海で最も老舗とされる温泉宿「古屋旅館」を経営する合資会社古屋旅館(代表:内田宗一郎)は9月30日、宿泊客用の浴衣全面刷新に伴い不要となった浴衣約800着を、熱海市内の特別養護老人ホーム「姫の沢荘」に寄贈しました。

■浴衣寄贈の経緯

この9月に街歩きしやすいデザインの浴衣に全面刷新したことに伴って、これまで宿泊客用に使っていた浴衣が不要になりました。

汚れやほつれもほとんどなく、上質な反物を使った浴衣を廃棄するのはもったいないと、代表の内田が理事を務める「姫の沢荘」に相談したところ、快く引き取っていただける運びとなりました。約800着の浴衣を9月30日、代表の内田から「姫の沢荘」担当者に手渡しをいたしました。

廃棄を減らし、必要とする地域のために活用できたことを嬉しく思います。

■「姫の沢荘」担当者コメント

社会福祉法人「熱海いでゆの園」 特別養護老人ホーム「姫の沢荘」(熱海市西熱海2-24-8)

理事・施設長 菅野 幸宏

「資源が高騰している中で、寄贈いただけることはありがたく、大切に活用したいです。入所者の着用、清拭用、人形づくり用として有効に活用したいと思います。家庭で不要なタオルや衣類などがあれば、提供いただけると助かります」

「姫の沢荘」で有効活用へ
車一台分の浴衣

■古屋旅館 内田宗一郎メッセージ

私たちは「世界に誇れる日本の老舗旅館」でありたいと願います。そのために伝統的かつ時代に即した旅館サービスを常に追い求め、お客様の最大満足、従業員の幸福、地域経済の発展を実現します。

熱海の地で200年以上商売を営み、今後もずっと存在する会社だからこそ、歴史と伝統を大切にしながらも新しい時代に合わせ、お客様にとっても従業員にとってもかけがえのない存在であり続けます。

創業200年を超える老舗温泉宿「古屋旅館」

■リリース会社概要

会社名:合資会社古屋旅館

代表者:代表取締役 内田宗一郎

住所:静岡県熱海市東海岸町5-24

HP:https://atami-furuya.co.jp

会社概要:https://atami-furuya.co.jp/recruit/

過去のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/63789

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