【10/19・20】クラフトフェア ツギノテにて開催するツギノテカンファレンス「越えていく。」の登壇者を公開

〜変化が加速する現代に「つくる喜び」を継ぐ者達 総勢21名の対話集、聴講無料〜
富山県高岡市にて、ものづくりの出逢いをつなぐ「継ぎの手」で、ものづくりを未来へとつなぐ「 次の手」を創出することを目指すツギノテ実行委員会 は、2024年10月19日(土)・10月20日(日)に開催するクラフトフェア ツギノテ2024にて、総勢21名が登壇するツギノテカンファレンス「越えていく。」の登壇者を初公開します。 調査によると、関西エリアでは参加企業が5年で9倍へと推移していると発表された“オープンファクトリー”ですが(※1)、全国的にもオープンファクトリーイベントの先駆者として10年以上最前線を走り続ける福井のRENEWや燕三条の工場の祭典の主催者を招いての「オープンファクトリーは産地をどう変えた?〜福井「RENEW」、燕三条「工場の祭典」、そして「ツギノテ」〜」や、1月の能登半島沖地震と向き合い、石川県で事業を営むものづくり事業者を招いての「石川ツギノテ最新未来図〜自分らしさを活かす方法で、九谷と輪島に吹かせる新風〜」など、2日間で多種多様な6つのセッションを実施します。

■クラフトフェア ツギノテについて

富山県高岡市を舞台に地域のものづくりを未来へとつなぐ“次の手”を創出することを目指し、今年2年目の開催となるクラフトの祭典「クラフトフェアツギノテ」。まちを一望できる高岡駅前の立体駐車場を会場とし、富山県を中心に普段は出会えないものづくり企業と全国のクラフト作家、ものづくり企業、地元の飲食店舗などが100社以上参加出展します。


主催するのは、ものづくり産地の未来をつなぐ新たな共創のあり方を、あの手・この手・つぎの手で考える集合体「ツギノテ実行委員会」。「自社や産地が抱える本当の課題が見えづらい」「課題があっても解決する方法が分からない」などの地元製造企業からの声を受け、業界を超えた異業種間で意見交換や課題抽出を継続的に実施し、着実に産地の課題解決に繋がる施策を実施しています。

■ツギノテカンファレンス「越えていく。」について

先人が重ねた創意工夫の上に成り立つ、私たちの生活と仕事。情報と量産品があふれ、流行が次々変わる世の中で伝統文化も今、変化を余儀なくされています。繋げていきたい「つくる喜び」溢れる仕事。確かな一歩を重ねる同志たちの声を聞き、その輪を広げていくためのカンファレンスです。

<開催概要>

クラフトフェア ツギノテは入場無料で、事前登録により当日スムーズに入場いただけます。当カンファレンスは会場にて無料で聴講可能です。(入場チケット事前登録ページ:https://x.gd/psRq3

-日時:10月19日(土)・20日(日) 12:00〜16:15 ※両日ともに開催

-場所:クラフトフェア ツギノテ 産業技術展示エリア ステージ 

   (高岡市営高岡中央駐車場6F/富山県高岡市下関町6丁目11)   

-聴講方法:事前予約無し、会場にて無料で聴講可能(オンライン配信無し)

-ツギノテ公式ページ:https://tsuginote.jp/

-事前入場チケットお申し込み:https://x.gd/psRq3

■「越えていく。」登壇者とテーマ

  • 10月19日(土)SESSION1〜3

⚫️SESSION 1:12:00-13:15 国境を超えるツギノテ

体現者たちが語る、工芸の誇りと世界進出へのヒント

「日本の職人技は、世界に通じる」

-登壇者:タニハタ 代表 谷端 信夫氏/KASASAGI代表、Forbes CULTURE-PRENEURS 30 塚原龍雲氏/大谷喜作商店 代表 大谷彰郎氏

-モデレーター:モメンタムファクトリー・Orii 着色職人、高岡伝産 現会長 櫻野祐一氏

⚫️SESSION 2:13:30-14:45|常識を越えるツギノテ

自分らしさを活かす方法で、九谷と輪島に吹かせる新風

「石川ツギノテ最新未来図」

-登壇者:九九谷 代表 吉田良晴氏/田谷漆器店 代表 田谷昂大氏

-モデレーター:漆芸吉川 蒔絵師、高岡伝産会員 吉川和行氏

⚫️SESSION 3:15:00-16:15 時代を越えるツギノテ

「千年未来工藝祭」「立山クラフト」は何をもたらす?

「お祭りづくりと職人づくりのいい関係」

-登壇者:ファニチャーホリック代表、千年未来工藝祭実行委員長 山口祐弘氏/NPO立山クラフト舎 代表理事、陶芸家 佐藤みどり氏

-モデレーター:市場街イベントディレクター、高岡伝産会員 久保田光明氏

  • 10月20日(日)SESSION 4〜6

⚫️SESSION 4:12:00-13:15 逆境を越えるツギノテ

規模縮小と人手不足、逆境の現代への実践法

「工場と人々の心を開き、未来を拓く」

-登壇者:コラレアルチザンジャパン代表、Forbes CULTURE-PRENEURS 30 山川智嗣氏/モメンタムファクトリー・Orii 代表 折井宏司氏

-モデレーター:worg PRプロデューサー、高岡伝産 広報 五来未佑氏/佐野政製作所 佐野秀充氏

⚫️SESSION 5:13:30-14:45|産地を越えるツギノ

福井「RENEW」、燕三条「工場の祭典」、そして「ツギノテ」

「オープンファクトリーは産地をどう変えた?」

-登壇者:谷口眼鏡 代表、RENEW実行委員長 谷口康彦氏/庖丁工房タダフサ代表、工場の祭典 初代実行委員長 曽根忠幸氏

-モデレーター:ROLE代表、ツギノテ 実行委員長 羽田純氏

⚫️SESSION 6:15:00-16:15 世代を越えるツギノテ

次世代の視点から産地「高岡」の持続可能性を模索する

「私たちが繋いでゆきたい“ものづくり”」

-登壇者:富山大学 芸術文化学部 准教授 有田行男氏/高岡工芸高校 工芸科 旧職員 枡田篤史氏/geibungallery店長、デザイナー 二上晴君氏

-モデレーター:ハシモト清、高岡伝産会員 間宮史佳 氏

■ クラフトフェア ツギノテ 開催背景

ツギノテ実行委員会は「クラフトフェア ツギノテ」を中心とした地域・業種を超えた技術やアイデアの交流の機会を10年、50年先の産地の未来を見据え継続的に創出していく組織です。背景には、昨今のライフスタイルの変化や産業の発達、担い手不足に伴い、全国各地のものづくり産地が多くの課題に直面している現状があります。鋳物や漆器などのように、それぞれの技術に特化した専門の企業が1つのものを協力しながら作り上げる「分業制」をとっている産地が多くありますが、廃業する企業が増えることで、同産地内でものづくりを完結させることが難しくなってきています。だからこそ、地域、業種、素材、文化などさまざまな境界線を越えて共創していく「ものづくり産地の再編」がいま、求められています。ツギノテ実行委員会では、400年続く日本有数の伝統工芸の産地高岡市から、作り手・繋ぎ手・使い手を集め、ものづくりを次の時代へ繋ぐ場や取り組みを興していきます。

◎クラフトフェアツギノテ開催の背景ストーリー:

https://prtimes.jp/story/detail/x99OQ4tjzKx

引用元 ※1:2024年9月30日 日経新聞「オープンファクトリー、5年で9倍 関西で332社が参加」

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