株式会社かりゆし、沖縄2施設に「Jtas」を導入しハウスキーピングのDX推進

沖縄の宿泊施設におけるハウスキーピングのDX進展

株式会社かりゆしは、沖縄にある2つの宿泊施設に対し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「Jtas」を導入しました。この取り組みにより、ハウスキーピング業務の効率化や情報管理の精度向上を実現し、宿泊客により良いサービスを提供することを目指しています。具体的には、業務のデジタル化を進めることで、作業のシンプル化、迅速な情報共有を可能にし、スタッフの負担軽減を図ります。また、観光業の持続的な成長に寄与することが期待されています。

この記事の要約

  • かりゆしが沖縄の宿泊施設2ヶ所に「Jtas」を導入。
  • ハウスキーピングの業務効率化と情報管理の向上を図る。
  • デジタル化により、観光業の成長を支援することを目指す。

株式会社Edeyans(東京本社:東京都中央区、大阪本社:大阪市中央区、代表取締役社長:片山 裕之、以下「Edeyans」)と株式会社かりゆし(沖縄県国頭郡恩納村、代表取締役社長:玉城智司、以下「かりゆし」)は、客室清掃領域の生産性・品質向上や従業員の働き方改革など包括的なDX(事業名:かりゆしDXで高めるチムグクルと幸せ★客室管理未来づくり事業)を目指し、客室清掃DXプラットフォーム 「Jtas-ジェイタス-」(以下、「Jtas」)の2施設導入に係る契約を締結しましたことをお知らせします。


Jtas導入の背景

 Edeyansは、「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いて客室清掃領域の生産性と労働環境の向上を目指して事業展開をしております。2021年にホテル客室清掃に参入すると同時にSaaS事業に着手し、Jtasサービスの開発・提供を進めております。

 以前にも増してインバウンドを中心に宿泊需要が高まる中、ホテルのハウスキーピング業務、特に客室清掃の領域においては人手不足や業務効率に係る課題が顕著となっています。とりわけホテルと清掃会社間の受発注・連絡業務は紙を用いたオペレーションが主体となっており、これらの合理化は長年の業界課題でした。こうした中、Edeyansはかりゆし様とともに、単なるデジタル化に留まらない、客室清掃領域の包括的なDXによる現場オペレーションの刷新を実施することとなりました。

  この度、両社間でJtas導入に係る契約を締結したことにより、かりゆし様の主要施設である「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」ならびに「OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES ONNA」に導入し、本取り組みを推進する運びとなりました。


かりゆしDXの目的と現状の課題、およびJtas導入により期待される効果

<★客室管理未来づくり事業で目指す姿>

  • 清掃品質を担保すること

  • 人材不足の改善により売り止めを防ぎ、次年度の稼働率目標を達成すること

  • DXプロジェクト第一弾として、DX推進そのものの価値を図ること

  • 現場が「自分たちの力で改善を行えた」という成功体験を積むこと

  • DXプロジェクトを通じて現場間のコミュニケーションを促進すること

<現状の課題>

  • 紙の清掃指示書を使っており、転記ミスや変更指示時の伝達ミスが定期的に発生する

  • 急な変更指示の際は客室の内線を用いて連絡しており、架電者・受電者双方の作業が中断して生産性が低下する

  • 清掃外注費が過去最高水準まで高騰しており、これ以上の膨張を防ぐ必要に迫られている

  • 外注先清掃会社が直雇用スタッフ以外に下請スタッフも現場に呼び立てるなど、人員確保に苦慮している

  • 急速な観光需要の回復に伴い、特に夏の高稼働時は人手不足による売り止めが発生している

  • 人手不足ならびに生産性の問題から清掃がチェックイン時間までに間に合わず、ゲストを待たせる事象が発生している

  • ホテル側の正社員が不足しており、現場改善のための指導を行うための余剰リソースがない

  • 将来的に離職率が高まると、管理者が不足して事業継続性に疑義が生じるリスクが顕在化するおそれがある

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<Jtas導入により期待される効果>

  • インスペクション機能のデータ活用により清掃品質を可視化し、データドリブンな改善体制を確立する

  • システム導入により客室清掃の清掃効率を改善し、外注単価の抑制・スタッフ待遇の改善・正社員の増員を実現する

  • システム化による属人的なオペレーションから脱却する

  • 清掃指示書作成の自動化により、指示を簡易的に行え、転記ミスが起こりえない構造に変革する

  • 指示の変更通知機能により、既読・未読管理や変更履歴の記録を可能にし、電話によるコミュニケーションを削減する

  • ホテルの間接業務を削減し、自社雇用の清掃スタッフのマネジメントができるリソースを創出する

  • 間接業務の削減によって労働時間を圧縮し、より働きやすい職場環境を整えることで、離職率を低下させる


Jtasの概要

 Jtasは、ホテル客室清掃管理に特化したSaaS型のDXプラットフォームで、スマートフォン / タブレット端末 / PCのいずれからでもご利用いただけます。

【Jtasの特徴】

  • PMSと情報連携し、これまで非効率性やヒューマンエラーを引き起こす原因となっていた紙での清掃指示書や、清掃日報の作成・管理・転記などの作業をすべてデジタルに置き換えます。

  • 清掃に関わる予定や手配品の追加、清掃不要部屋の共有などのあらゆるコミュニケーションをデジタルで一元管理します。予定変更連絡の通知はもちろん、変更履歴の閲覧・既読未読管理・対応完了報告も可能です。

  • 写真を撮影するだけで忘れ物の登録・管理ができるなど、AIを活用した最先端技術を採り入れております。

  • 客室清掃スタッフひとりひとりに紐付いた清掃実績データを蓄積し、「毛髪を落としがち」「スイートルームの清掃が苦手」など、個々の業務傾向を明らかにします。清掃会社へのマネジメント・指導をデータドリブンに行うことで、ホテルの規定に適合した清掃品質の実現を最短距離で達成します。

  • 多言語対応しており、多国籍化が進む現場においても、言語の壁を意識する必要なくスムーズにご利用いただけます。

  • 客室清掃経験のある専任コンサルタントが1ホテルにつき1名以上アサインされ、導入前の説明会開催や導入後の現地でのオンボーディング、定期的なKPI報告定例会の実施を行うことで、「現場で活用されない」をなくします。

【Jtasの主な機能】

ハウスキーピングに必要な機能がワンストップで実装されたAll-in-One型ソリューション。最先端のAI技術も駆使されており、「AI忘れ物管理機能」ではタブレット端末やスマートフォンで拾得物の写真を1枚撮影するだけで、対象物の「カテゴリ(貴重品・飲食物・衣類など)」「特徴」「拾得場所」が自動入力される。

【Jtas資料ダウンロード】

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会社概要

■株式会社Edeyans

 「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いてホテル客室清掃領域の生産性と労働環境を向上し、日本が世界に誇れる清掃サービスの発展と従事する方々の地位向上を目指して事業展開する会社です。
ホテル客室清掃DXプラットフォーム「Jtas-ジェイタス-」と、SaaSを活用したデジタル清掃サービスを提供しております。   

社名

株式会社Edeyans

設立

2018年6月1日

代表者

片山 裕之

所在地

東京本社:東京都中央区銀座8-14-9デュープレックス銀座タワー8/14 302

大阪本社:大阪市中央区瓦町1-3-2 ヒガシビル302

札幌事業所:北海道札幌市中央区南一条西十六丁目1-323 春野ビル3F

資本金

1億円

事業内容

ホテル向けデジタル清掃サービス事業 

ホテル客室清掃管理SaaSの開発・提供事業

お問い合わせ先

メール:pr@edeyans.com

TEL:080-4650-6457

企業URL

https://corporate.edeyans.com/

株式会社かりゆし

 かりゆしグループの核となる株式会社かりゆしは、沖縄県内でカテゴリーの異なる7つのホテルを運営しています。最高のおもてなしで、みなさまの沖縄観光をサポートします。 

社名

株式会社かりゆし

設立

1962年10月

代表者

玉城 智司

所在地

沖縄県国頭郡恩納村字名嘉真2591番地の1

事業内容

ホテル業

お問い合わせ先

TEL:098-967-8801

企業URL

https://www.kariyushi.co.jp/

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