- 2024-10-18
- 旅行 プレスニュース
令和6年10月12日(土)・13日(日)の2日間、福井県池田町では「ゲッター選手権2024」を開催。総勢296名の挑戦者を迎え、今年もたくさんの熱戦と交流が生まれました!
池田町および池田町教育委員会は、令和6年10月12日(土)13日(日)の2日間、池田町菅生グラウンド(農村de合宿キャプセンター)にて、池田町考案のウッドスポーツ「ゲッター選手権2024」を開催しました。秋の晴天の下、38チーム・のべ296名が参加し、盛況のうちに終了しました。
長い木製の下駄を履き直線コースを駆け抜ける「ゲッター」は池田町が考案した「ウッドスポーツ」の1種です。4人制の「ゲッタークワッド」には18チーム・のべ194名が、2人制の「ゲッターペア」には20チーム・のべ102名が参加、応援には町民を中心とした多くの方々が訪れ、笑顔と歓声にあふれる2日間が繰り広げられました。
会場となったのは、廃校になった小学校をリノベーションした「農村de合宿キャンプセンター」で、初日夜には同会場の体育館にて、池田町の郷土料理と参加者やスタッフとの交流も楽しんでいただきました。
今回は、クワッド・ペア両部門とも「福井工業大学男子ホッケー部」のチームが優勝を制しました。「福井工業大学」は令和3年11月より池田町と相互連携協定を締結しており、互いのイベントなどにも参加して交流を図っています。今大会への挑戦者を輩出した「男子ホッケー部」は、日本国内のトップリーグ「ホッケー日本リーグ」に所属する強豪で、選手たちは普段の練習で培った体力と協働力をゲッターでも遺憾なく発揮、大会記録も大幅に更新し、会場を大いに沸かせました。
また、大会最後の表彰式では、クワッド・ペア各部門の1~3位とベストファッション賞に選ばれたチームに、池田町ならではの「木製」オリジナル賞状盾と、副賞として特産品が授与されました。
福井県池田町は人口約2200人、森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町です。豊かな森を活かし、守り育て、人と森とのつながりを紡いでいくことを目的とした「木望の森100年プロジェクト」を推進しています。
人と人とのつながりをはぐくむ競技として生まれた「ゲッター」が、当選手権を通じ、参加者と町との新しい交流を生み出すことを願っています。
「ゲッター選手権2024」について
目次
■大会概要
大会日程
予選・レセプション:令和6年10月12日(土)
本戦:令和6年10月13日(日)
会場
農村de合宿キャンプセンター(福井県今立郡池田町菅生23-42)
*競技会場:グラウンド、レセプション会場:体育館
種目
(1)ゲッタークワッドの部(4人1チーム) 18チーム・のべ194名参加
(2)ゲッターペアの部(2人1チーム) 20チーム・のべ102名参加
■ウッドスポーツとは
木望の森100年プロジェクトに取り組む中、平成29年に池田町で考案された木を活かしたスポーツです。ウッドスポーツには「木ッター」「立ッター」「ゲッター」の3種目があります。今大会種目「ゲッター」は長い下駄を履き直線コースを駆け抜ける、選手同士の協働が勝利へのカギを握る競技です。
会場内には「木ッター」「立ッター」「ゲッター」が体験できるコーナーも準備され、子どもから大人まで、多くの方々がウッドスポーツに触れあう2日間となりました。
■木望(きぼう)の森100年プロジェクトとは
池田町では、町面積の92%を占める森林を100年後も活かし、守り続けるため「木望の森100年プロジェクト」を策定し、森づくりの方針や木材利用をはじめ、木活木育事業や木質バイオマス利用によるエネルギー自給などに取り組むこととしています。また令和2年には、森林資源や町産材を利用するため木活・木育振興施設「ウッドラボいけだ」を整備。当施設において町産杉材を活用し、ウッドスポーツの用具や賞状盾の製作を行っています。
■大会結果
<ゲッタークワッド>
・優勝チーム:福井工業大学男子ホッケー部B
・準優勝チーム:チームふくざい
・3位チーム:中地区山田中年会
<ゲッターペア>
・優勝チーム:福井工業大学男子ホッケー部C
・準優勝チーム:レンタルのニッケンゴルフ始めました今達です
・3位チーム:カメレオンズ
<特別賞>
・スピードゲッター賞
(クワッド):福井工業大学男子ホッケー部B(22秒45/決勝戦タイム※大会新記録)
(ペア):福井工業大学男子ホッケー部C(14秒56/決勝戦タイム※大会新記録)
・チームベストファッション賞:水戸黄門Go!一行
■池田町と連携する「東京都立芝商業高等学校」が今年も参戦
池田町と同校は2014年から定期的に交流を深めており、これまで同校の生徒たちは池田町での学修活動や商品開発、首都圏でのPRや販売活動などを行ってきました。ゲッター選手権には3年連続で出場いただいております。今年は卒業生と現役高校生の混合チームで、ペアとクワッド両部門に参加。さらに、競技に参加するだけでなく、大会の運営やレセプションの準備にも携わり、献身的に大会を盛り上げてくれました。
■初日の夜には交流会も開催
今年も「農村de合宿キャンプセンター」の体育館にて、交流会(レセプション)を開催しました。池田町ならではの郷土料理を中心とした「池田・食のバイキング」には20種類以上のメニューを用意。町内外から総勢103名が参加して、会場は時間いっぱいまで笑顔の交流にあふれていました。
■「あたりまえをたやさないまち」池田町
福井県池田町は人口約2200人、森に囲まれた小さな町です。
心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。
池田町町長・杉本博文
「人々が共同して暮らす小さな社会だからこそ、人々が関わりあえる、相互扶助が生きるまちでありたいと願っています」
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