- 2024-11-5
- 旅行 プレスニュース
震災・津波・原発 複合災害の脅威を忘れない
パルシステム東京(本部:新宿区大久保、理事長:松野玲子)は12月14日(土)、15日(日)利用者親子に参加を呼びかけ東日本大震災と福島第一原発事故の被災地を巡るツアーを開催します。福島市出身のジャーナリスト藍原寛子さんが案内し、南相馬市、浪江町、双葉町、いわき市の各地で発災後からこれまでの復興の道程と今なお残る課題を伝えます。直に触れる災害の教訓から、参加者とともに防災の重要性を改めて考えます。
離れた地で暮らす私たちと福島のいま
ツアー初日は、震災と原発事故の記憶を伝え続けるため、2023年に南相馬市に開館されたアートミュージアム「おれたちの伝承館」を訪問します。3.11の記憶を表現した彫刻や絵画、原発事後警戒区域となり、人が消えたバリケード内の街並みを記録した写真などさまざまな展示を見学します。
昼食時は浪江町復興のシンボルとしてオープンした「道の駅なみえ」を訪れ、ご当地グルメ「なみえ焼そば」などを味わい地元産品の購入で地域を応援します。町内を襲った津波から児童82人と教員全員かけることなく避難を遂げた、福島県唯一の震災遺構「請戸小学校」では、被害の脅威を確認しながら、防災意識の大切さを考えます。隣接する双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」では、原子力災害のからの復興の記録と防災・減災の教訓に直に触れます。
翌日は、原発事故による放射能被害の懸念から設立された認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね(いわき市小名浜、鈴木薫代表理事)を訪問します。同法人が子どもたちへの健康影響を見守るため運営する「たらちねクリニック」では、藍原さんによる防災レクチャーも予定します。市内の「いわき震災伝承みらい館」でも、震災、津波、原発事故の未曽有の複合災害の経験と教訓を捉えます。
それぞれの訪問施設や地域の人びとから当時の思いを直接聞き、今なお原発事故の爪痕を残しながらも復興に向け歩み続ける福島の現状を体感します。震災や防災を改めて考えると同時に、“福島のいま”を忘れず私たちにできることを見つめ直します。
親子で学び旅「2024福島スタディツアー」 開催概要
日時:2024年12月14日(土)~15日(日)
訪問先:福島県南相馬~双葉~いわき
【1日目】おれたちの伝承館、道の駅なみえ、震災遺構 請戸小学校、
東日本大震災・原子力災害伝承館
【2日目】たらちねクリニック、いわき震災伝承みらい館
参加:パルシステム東京組合員(同居の家族含む)※小学5年生以上対象
定員:20人
申込締切:2024年11月8日(金)12時
利用者とともに被災地に寄り添う
福島スタディツアーは「3.11を忘れない」を基本視点に、被災地への理解と復興支援活動の拡大を目的として2013年から開催しています。
パルシステム東京はこれからも、震災の教訓を語り継ぐとともに、地域の未来を切り開くための歩みを応援していきます。
生活協同組合パルシステム東京
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:松野玲子
出資金:221.8億円、組合員数:53.2万人、総事業高:863.1億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-tokyo.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
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