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目指すのは究極の自然派ワイン、そして日本らしい日本ワイン。有機の里小川町で耕作放棄地をブドウ畑に。一切の農薬や肥料を使わず、この土地にあったブドウを栽培。酵母添加、補糖、酸化防止剤、おり引き剤の使用など一切せずにワイン造りを行っています。

小川町の地酒蔵として、地域の方々に愛していただけるお酒を念頭に品質にこだわった酒造りを行っています。1988年産米より地元有機農家と提携し、今では有機の郷小川町として全国的に知られるようになりました。自然と調和し持続可能な安全安心なお酒を提供いたします。

昼食は酒蔵併設の「自然処 玉井屋」で御膳料理をお召し上がりいただきます。

小川町は、昔から「酒造りの適地」として知られており、良質な水が採取できる地としても有名でした。帝松の酒造りに使用しているこの特異な仕込み水は、石灰岩の山々が連なる秩父山で濾過された天然水です。この秩父山に降った雨が石灰岩の中で濾されて山々を抜け、伏流水となり、数十年の歳月をかけてここ小川町の地下を流れます。当蔵では、それを地下130メートルから汲み上げ仕込み水として使用しています。このミネラル分豊富な天然水は、酵母の発育を促し、特有の旨味とキレ、そして丸みを造り出します。さらに、併せて低温発酵タンクを用いることで通常よりも低温帯でゆっくりと発酵させることができ、帝松特有のまろみと奥深さを持ったお酒が生まれます。