山形県飯豊町「ホテルフォレストいいで」市場調査実施決定

飯豊町の「ホテルフォレストいいで」で市場調査実施へ

山形県飯豊町の「ホテルフォレストいいで」は、地域の観光資源や宿泊需要を把握する目的で市場調査を行うことを決定しました。この調査は地元経済の発展を促進し、観光客誘致を目指す取り組みの一環であり、結果を基に今後のサービス向上やプランの提案が予定されています。地域の特性を活かした魅力的な宿泊プランの開発にもつながる期待が寄せられています。

この記事の要約

  • 飯豊町の「ホテルフォレストいいで」で市場調査を実施。
  • 観光資源や宿泊需要の把握を目指す取り組み。
  • 調査結果を基にサービス向上やプラン提案を計画。
SNS映えで大人気 奇跡の絶景白川湖の水没林
白川湖畔に建つ休館中のホテル、フォレストいいで

山形県飯豊町では、令和元年より休館となっている町所有のホテル「フォレストいいで」及び隣接の「コテージ木湖里館」、「中津川農村公園」について、民間活力を導入した利用の可能性について検討を進めています。民間事業者の皆様から広く御提案を求め、宿泊施設としての利活用の可能性や市場性の有無を把握するため、民間事業者の皆様との「対話」による「サウンディング型市場調査」を実施します。本サウンディングの結果については、今後の事業者公募時の参考として活用していきます。


1.サウンディング調査実施の背景

 当エリアは「白川湖の水没林」を始めとした観光資源の宝庫であり、年間を通じて数多くの観光客が来訪しております。しかしながら、宿泊施設が不足し滞在時間が短いため、観光消費が伸びず地域への経済波及が限定的です。一方で、町所有のホテルは令和元年より休館となっていることから地域活性化に向けて、民間事業者とともに宿泊施設としての再オープンを目指すものです。

2.対象のエリア・施設

フォレストいいで、コテージ木湖里館、中津川農村公園の一体的な管理・運営

3.サウンディングの項目

 ・実施する事業のアイデア、整備する施設の内容等に関する提案
 ・当町の施策の方向性を踏まえた提案(地域貢献、環境対策等)
 ・事業の対象範囲、営業開始時期、事業期間等の諸条件に関する提案 等
 

4.スケジュール 

 令和6年11月19日~        サウンディング要領の公表
 令和6年11月19日~12月20日   個別の現地見学会の開催
 令和6年12月27日        サウンディング提案書提出期限
 令和7年 1月下旬        サウンディング結果の公表
 令和7年 4月(予定)        事業者公募開始

※実施要領や施設詳細は町HPをご覧ください。

 https://www.town.iide.yamagata.jp/012/kankokeikaku.html


【お問い合わせ】 山形県飯豊町商工観光課
〔担当者〕観光交流室 菊川 哲彦
〔TEL〕 0238-87-0523 〔FAX〕 0238-72-3827
〔E-mail〕 i-kankou@town.iide.yamagata.jp


白川湖の水没林全景。42秒付近で映る湖畔の施設が「フォレストいいで」です。

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