地域連携に特化したリトリートハウス「波と月」が選定された意義

2024-11-19
ホテルプレスニュース

地域連携を促進する新しいリトリートハウス誕生

地域のつながりを深めることを目的としたリトリートハウス「波と月」が選定され、その意義が注目されています。この施設は、地域住民や訪問者が交流を図る場として機能し、心身のリフレッシュのみならず、地域経済や文化の発展にも寄与します。自然豊かな環境の中で、様々なワークショップやイベントが行われる予定であり、地域資源を活用した新たな活動の場として期待されています。地域連携の強化を図るための重要な拠点として、多くの人々が訪れることが見込まれています。

この記事の要約

リトリートハウス「波と月」が地域連携の場として選定された。
施設は交流やイベントを通じて地域の発展を促進する。
自然環境を活かし、多様な活動が展開されることが期待されている。

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モトヤユナイテッド株式会社（本社：岡山県倉敷市、代表：小野新太郎）は、当社が茨城県大洗町にて運営する「地域とつながるリトリートハウス～波と月～」（設計：株式会社G ARCHITECTS STUDIO 田中亮平　施工：ZOSUN 阿部田英樹）が、「いばらきデザインセレクション2024」において、空間・建築部門の知事選定に選出されたことをお知らせいたします。

「いばらきデザインセレクション」(https://id-selection.jp/)は、「茨城県の地域や産業を元気にする優れたデザインの選定を通じて、茨城県の地域イメージを高め、産業振興に繋げていく取り組み」です。20年目を迎えた今年は、総数144件の応募がありました。

数々の優れたデザインの中から「地域とつながるリトリートハウス～波と月～」は、「特に高いレベルでデザインされ、茨城として誇れる空間・建物や製品」を選定する「知事選定」に選ばれました。知事選定は「空間・建築」「製品・工芸」「グラフィック・パッケージ」など5部門の中で評価されますが、「空間・建築」部門での選定となります。

「地域とつながるリトリートハウス～波と月～」は、茨城県大洗町にある、元酒屋の店舗併用住宅で、木造二階の建物をフルリノベーションしたリトリートハウスです。

1階のカフェ＆ダイニングスペース「NEO CHINESE KURAGE」では、魅力あふれる茨城県の食材を使用した創作中華を提供。吹き抜けで繋がった2階は、1日1組限定の宿泊施設（プライベートハウス）となっており、既存の和室や建具をそのまま使用した落ち着きのある空間で、港町・大洗のゆったりとした時間の流れを楽しんで頂けます。サウナテントや、イベントスペースも併設しており、地域と共に歴史を刻んできた建物をベースに、日々の喧騒から離れ、心身をリフレッシュする「リトリート」な時間を様々な形で味わえる現代的な複合施設として再生しています。また、施工においてはトタンと錆を使用することで経年変化を表現し、港のトタン葺き倉庫を思わせる意匠で、地域の商店街に馴染む佇まいを実現しました。