- 2024-11-30
- ホテル プレスニュース
貸別荘の宿泊シーズン実態とニーズ調査結果
目次
貸別荘に関する宿泊シーズンの実態調査が実施され、161人の宿泊者のニーズが分析されました。この調査では、宿泊者が求める条件やシーズンごとの利用傾向が明らかになり、特に夏季と冬季における需要の違いが強調されました。また、宿泊場所の選定理由やアメニティに対する期待も浮き彫りとなり、業界関係者にとって今後のサービス改善やマーケティング戦略に重要な知見を提供しています。これらのデータを基に貸別荘を利用する人々のニーズに乗り出し、より良い滞在体験を実現するための施策が期待されています。
この記事の要約
- 161人の宿泊者を対象に貸別荘の実態調査を実施。
- 夏季と冬季の宿泊需要の違いが明らかに。
- 宿泊者のニーズを反映したサービス向上が求められている。
東京都渋谷区に本社を置く鵜山リゾート株式会社(代表取締役:鵜山康宏)が運営する貸別荘・コテージ宿泊予約サイト「TABILMO(タビルモ)」では、これまで貸別荘やコテージなど一棟貸しの宿泊施設に泊まったことのある全国の男女220人を対象に、「宿泊したシーズン」についてのアンケートを行い、その特徴をまとめました。
<調査概要>
対象者:一棟貸しに宿泊したことのある男女
サンプル数:220人
調査対象地域:全国
調査方法:インターネットアンケート
アンケート実施期間:2024年11月5日 ~ 2024年11月11日
■コテージ・貸別荘を「利用したシーズン」について教えてください。
上のグラフは、一棟貸し宿泊施設を利用したことのある全国の男女220人に、「利用シーズン」に関するアンケートを実施し、その割合を示したものです。それぞれの比率をみると、「夏」が最も多い42.3%、つづいて「秋」27.3%、「春」15.5%、「冬」15%の順となっています。
<人数の内訳>
-
春(3〜5月):34人
-
夏(6〜8月):92人
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秋(9〜11月):60人
-
冬(12〜2月):33人
以下では、「ゲストがそのシーズンを選んだ理由」や「そこから得られたゲストのニーズ」について、詳しくみていきます。
■そのシーズンに宿泊しようと思った「理由・満足度」に関する主な回答
春(3〜5月)
春にコテージ・貸別荘を利用しようと思った理由としては、
-
分厚い洋服を着なくてもいいので荷物が軽く済み、花や木々が咲き誇って景観が良いから
-
卒業旅行のシーズンだったから
-
ゴールデンウィーク期間中で、小旅行をしたかった
などの意見がみられました。
次回も春(3〜5月)にコテージ・貸別荘を利用したいと思いますか?
「とてもそう思う・ややそう思う」したいと回答した方は、「大自然の中でも虫などもあまりいなくて過ごしやすい」「観光するのにも動きやすく、ゴールデンウィークを外せば、宿泊料金も手ごろで空いているので」との意見がみられました。
一方、「またそう思わない・全くそう思わない」との回答では、「夜が意外と寒いから」との意見が多くみられました。室内環境に原因があるとするならば、暖房や毛布などの防寒設備を充実させることで、リピーターの獲得に繋げられるでしょう。また、新たに焚き火スペースを設置すれば、寒さから”楽しさ”や”癒やし”を見いだす人も現れるはずです。
夏(6〜8月)
夏にコテージ・貸別荘を利用しようと思った理由としては、
-
家族や友人たちと日程を合わせやすかった
-
避暑のイメージがある
-
釣り、バーベキュー、花火を楽しもうと思った
などの意見がみられました。
次回も夏(6〜8月)にコテージ・貸別荘を利用したいと思いますか?
「とてもそう思う、ややそう思う」したいと回答した方は、「バーベキューをしたり水遊びできてとても楽しかった」「コテージにプールが併設されていた」「夏の都会の暑さをしばし忘れられる」「仲間との予定が合わせやすかった」との意見がみられました。
一方、「またそう思わない・全くそう思わない」の回答の中には、「外が暑くてほとんど楽しめなかった」との意見があり、ここへの対策としては室内設備を充実させる必要があります。
たとえば大型スクリーンを使った動画配信サービスの提供やグレードの高い音響設備の提供など、いかに非日常を演出するかによって夏場の集客力が大きく変わりそうです。
秋(9〜11月)
秋にコテージ・貸別荘を利用しようと思った理由としては、
-
気候的に過ごしやすく、軽装で問題ない
-
デッキから眺める紅葉や秋の味覚を楽しもうと思った
-
秋の天体観測にちょうどいい
などの意見がみられました。
次回も秋(9〜11月)にコテージ・貸別荘を利用したいと思いますか?
「とてもそう思う、ややそう思う」したいと回答した方は、「紅葉の美しさを独り占めできるのが嬉しい」「春は花粉症、夏は暑くて蚊などの虫も気になる。冬は、外に長時間いるのが大変」「夜は少し冷えてくると外で焚き火が楽しめる」などの意見がみられました。
一方、「あまりそう思わない、全くそう思わない」との回答については、「値段が安ければ利用したい」「他のシーズンにも泊まってみたいから」など、相対的な料金感や利用者の個人的希望に基づく意見がほとんどでした。
冬(12〜2月)
冬にコテージ・貸別荘を利用しようと思った理由としては、
-
窓から眺める雪景色は、風情があっていい
-
2人でゆっくりクリスマスを過ごしたかった
-
大人数で一緒にスキー旅行を楽しみたかった
などの意見がみられました。
次回も冬(12〜2月)にコテージ・貸別荘を利用したいと思いますか?
「とてもそう思う、ややそう思う」したいと回答した方は、「空気が澄んでいるので景色がきれいに見える」「今度は大晦日に泊まって、色々な人達と一緒に年越しパーティをした」「夜の雪は神秘的」などのい意見がみられました。
一方、「あまりそう思わない、全くそう思わない」との回答については、「寒さがかなり身に沁みた」「積雪が心配」などの意見があり、窓・壁の断熱強化やゲストへの緊急時の対応など、寒さへの対策をさまざまな側面から考える必要があります。ゲストは基本的に、身体を休めたい、リフレッシュしたいと思っているので、休日にわざわざ危険な場所へ足を運ぼうとは思わないでしょう。これらの対策をしっかりと講じることで、安全で快適な滞在を提供できるでしょう。
■まとめ
今回は、アンケート調査をとおして「ゲストがどのような基準でコテージ・貸別荘に宿泊するシーズンを選んでいるのか」についてみてきました。
これらの結果を踏まえると、ゲストが旅先や宿泊施設に期待することは、まさにシーズンによって異なるといえます。季節に応じたゲストのニーズを十分に理解し、自施設に足りない要素を補うことで、どのシーズンにも予約が取れるコテージ・貸別荘の運営が目指せるでしょう。
TABILMOプレスリリース記事:https://tabilmo.com/tips/cottage-questionnaire-season/
■TABILMO(タビルモ)とは?
TABILMO(タビルモ)は、東京都恵比寿に本社を構える鵜山リゾート株式会社が運営するオンライン宿泊予約サイトです。全国の貸別荘、コテージ、ヴィラ、民泊施設など、一棟貸しの宿泊施設を多数掲載しています。サウナ付きの貸別荘やBBQが楽しめる施設、ペット同伴OK、大人数での宿泊が可能な施設など、さまざまな条件で検索できるため、ご希望の施設が見つけやすいのが大きな魅力です。全国で貸別荘をお探しの際は、ぜひTABILMOをご活用ください。
TABILMO(タビルモ):https://tabilmo.com/
掲載をご希望の方は、下記ボタンよりお問い合わせください。
施設掲載募集:https://tabilmo.com/request
■会社概要
運営会社:鵜山リゾート株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-1-8 Oak6ビル5F
代表者:鵜山康宏
設立:2016年4月28日
事業内容:
・貸別荘予約サイトTABILMOの運営
・メディア運営
・貸別荘の運営
・グランピング場の運営
・BBQ施設の運営
・サウナ販売事業
https://uyamaresort.com/sasasa/
・一棟貸し運営代行サービス「ベソカシ」
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