エニキャリとFJアーバンオペレーションズ、キャナルシティ博多で手荷物預かり・配送の実証実験を開始、”手ぶら観光”の実現へ

2024-12-3
旅行プレスニュース

株式会社エニキャリ（以下、エニキャリ）は、株式会社FJアーバンオペレーションズ（以下、FJアーバンオペレーションズ）と提携し、2024年12月1日から九州有数の大型複合商業施設「キャナルシティ博多」内の手荷物預かり所「HAKATA Delivery Cloak」にて、来館者向け手荷物預かり・配送サービスの実証実験を開始します。本実証実験は、手荷物や購入品を当日中に博多・天神エリアのホテルまたはJR博多駅へ配送します。多言語対応の専用スマホサイトを活用し、インバウンドをはじめとする観光客の利便性向上と手ぶら観光による地域経済への貢献が期待できます。

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■提携に至った経緯

FJアーバンオペレーションズでは、キャナルシティ博多を訪れる国内観光客やインバウンドの利便性向上を目的に、手荷物や購入品の預かり・配送サービスの導入を検討してきました。エニキャリの福岡での配送実績が評価され、このたび提携が実現しました。

■利用手順

1．二次元コードをスキャンして、スマホサイトから手続き

2．手荷物や購入品を預ける

3．指定ホテルやJR博多駅で当日受け取り

56779-135-7aa419dd92e8fd14e27f768606d51bd2-2773x1121-1 — ＜図：利用の流れ＞

■手荷物預かり・配送サービスの実証実験の概要

期間：2024年12月1日～（終了時期未定）

受付場所：手荷物預かり所「HAKATA Delivery Cloak」（キャナルシティ博多センターウォーク2階）

受付時間：11:00～18:00

配送先：博多・天神エリアのホテル、JR博多駅

料金：未定

運営：株式会社エニキャリ

※サービス内容は変更になる場合があります。

56779-135-286690801a8e347035c3fbe2ab2da964-2300x2231-1 — ＜図解：手荷物預かり・配送サービスの全体像＞

■今後の展開

本実証実験で得られたデータを活用し、購入店舗での受付を含むサービスの改善に取り組むとともに、FJアーバンオペレーションズと連携して事業化を検討します。

さらにエニキャリは、他の施設や都市への展開を視野に入れ、観光地や商業施設での持続可能な”手ぶら観光”を支える物流モデルを構築してまいります。これにより、多くの企業や団体が連携するエコシステムの実現を目指します。

■関連URL

・JR九州商事との博多駅での取り組みのプレスリリース（2024年7月25日発表）

https://www.anycarry.co.jp/press/2898/

・福岡コンベンションセンターとの実証実験のプレスリリース（2024年6月19日発表）

https://www.anycarry.co.jp/press/2666/

【キャナルシティ博多の施設概要】

キャナルシティ博多は、約3万5,000平米の敷地に、ショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設、2つのホテル、ショールーム、オフィスなど、さまざまな業種業態が軒を連ねる複合施設です。

名称：キャナルシティ博多

所在地：〒812-0018　福岡県福岡市博多区住吉1丁目2

休業日：年中無休

営業時間：［ショップ］10:00～21:00、［レストラン］11:00～23:00　※一部店舗により異なる

運営：株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークス（福岡地所グループ）

【FJアーバンオペレーションズの会社概要】

名称：株式会社FJアーバンオペレーションズ

代表者：代表取締役社長清原邦彦

本社：〒812-0018 福岡市博多区住吉一丁目2番25号

設立：2023年6月1日

資本金：50百万円

事業内容：福岡地所グループの商業事業・ホテル事業・物流事業に関する経営管理及び企業価値向上を目指す業務全般

■株式会社エニキャリについて

エニキャリは設立以来、シェアリングエコノミーを通じて「地域に愛される持続可能なラストマイル物流インフラ」の実現を目指し、フィジカルインターネット（*1）インフラの構築を推進しています。配送管理システムを軸に、デリバリーおよびテイクアウトサイトの構築、個社の規模や要件に応じた配送システムの開発、共同配送網や個社専用配送網の構築・提供など、ラストマイル物流を総合的に支援しています。小売業、EC事業者、不動産デベロッパー、配送事業者など、業種業態問わずニーズに応じた最適なラストマイル物流の構築・運用支援を行う物流DXです。

（*1）フィジカルインターネットとは、トラック等の輸送手段と倉庫のシェアリングを基盤とする、業務効率化・稼働率向上と燃料消費量・CO2排出量低減による持続可能な物流の実現に向けたロジスティクスシステムで、日本政府が2040年までに目指す新しい物流モデルです。データを塊で送信するパケット交換＝インターネット通信から着想を得ているためフィジカルインターネットと呼ばれる。