- 2024-12-11
- ホテル プレスニュース
弘南鉄道の6000系をテーマにした新客室の導入
目次
弘南鉄道は、其の象徴的な『6000系』をテーマにした新しい客室を導入しました。この客室は、鉄道ファンだけでなく一般のお客様にも楽しんでいただけるようデザインされています。6000系の特徴を活かした内装や、列車にまつわる歴史的な展示物が取り入れられており、乗客は特別なひとときを過ごすことができます。また、テーマに沿った飲食メニューやイベントも開催予定です。本客室は、弘南鉄道の文化を感じながら、快適な旅を提供することを目指しています。
この記事の要約
- 弘南鉄道が6000系をモチーフにした客室を導入。
- 特別な内装と飲食メニューを提供予定。
- 鉄道ファンにとって魅力的な体験を提供する。
青森県津軽地方の14市町村で構成する観光DMO・一般社団法人Clan PEONY津軽(事務局:青森県弘前市、理事長:櫻田宏・弘前市長)は、津軽地域で営業する私鉄・弘南鉄道大鰐線でかつて運行されていた弘南鉄道6000系車両をテーマにした『弘南鉄道コンセプトルーム』を、弘前市の宿泊施設『GOOD OLD HOTEL』内に造成いたします。
予約受付を2024年12月11日(水)18時から開始し、同12月17日(火)より一般向けのご宿泊をスタートいたします。本商品は通年での販売となります。
弘南鉄道6000系は1960年から約30年間、東京急行電鉄(現:東急電鉄)で運用され、弘南鉄道が譲り受けたのち2006年まで定期運行していた車両。製造台数が限られた希少車両であるため、鉄道ファンから根強い人気を得ています。
今回造成されるコンセプトルームでは、実際の運行時に車内で使用していた座席や荷物棚、看板などの備品、計器やヘッドライトなどの機器類を室内装飾に用いており、鉄道マニアにとっては必見の内容。ホテルでありながら、弘南鉄道の歴史に浸りつつ往年の車両に乗車しているかのような気分を味わえます。
コンセプトルームが開設される『GOOD OLD HOTEL』は、繁華街の集合ビルをリノベーションした“泊まれるスナック街”として話題の宿泊施設。鉄道ファンはもとより、昭和レトロの雰囲気を満喫したい方、古き良き時代の思い出に浸りたい方にもお勧めの客室です。
弘南鉄道6000系について
1960年に登場した車両で、全電動車方式、両開き客用扉、1台車1モーターの2軸駆動方式など、当時としては多くの新機軸を採用。車体外板にのみステンレス鋼を使用したセミステンレス車両で、試作的要素が強く20両の製造にとどまった。希少車両のため鉄道ファンからの根強い人気がある。2008年に新6000系が登場したため「初代6000系」「旧6000系」と区別される。
東京急行電鉄(現:東急電鉄)で1989年まで運行。弘南鉄道に8両が譲渡され、大鰐線では1988年、1989年に2両ずつ入線した。
同線では快速列車廃止に伴い2006年に定期運行終了、2008年にさよなら運転を行ったが、その後も保守点検が続けられ、臨時運行される機会もあった。2014年に運用終了し、現在は最後の1編成(D6008+D6007)が大鰐線の津軽大沢駅構内に留置されている。
弘南鉄道について
弘前市を中心に弘南線(黒石駅-弘前駅間16.8km)と大鰐線(大鰐駅-中央弘前駅間13.9km)の2つの路線を運営する、日本最北の私営の電気鉄道会社。弘南線は田んぼアートで有名な田舎館村などの田園風景の中を行く「田んぼ鉄道」、大鰐線は日本一の生産量を誇るりんごの園地が沿線に続く「りんご畑鉄道」の愛称が付けられている。
【ウェブサイト】https://konantetsudo.jp/
『弘南鉄道コンセプトルーム』客室紹介
6000系の車内を再現するために弘南鉄道株式会社が監修。鉄道ファンの心をくすぐるアイテムが詰まった客室になっています。
販売価格:1部屋20,000円(通常時)※時期によって変動あり
部屋タイプ:洋室ツイン(ベッド2台、最大定員2人、バス・トイレ付、禁煙)
ご予約は『GOOD OLD HOTEL』ウェブサイト(https://goodoldhotel.com/)からお申込みください。
(以下、掲載写真はすべて工事中のものです)
弘南鉄道担当者・五十嵐慶太朗さんのコメント
「6000系車内で使用されていた座席、荷物棚、手すりを組み立てて再現しており、ホテルの中なのにまるで乗車体験気分!? 無骨ながら懐かしさを感じるフォルムに触れてみてください。展示されている機器は実際に使われていたものばかりとなっています。連絡用電話や車掌用ドア開閉スイッチなど年季の入った機器に歴史が感じられます。室内には弘南鉄道弘南線と大鰐線の昔の様子がわかる貴重な写真も展示しています。現在とどこが変わったのか見比べてみると面白いかもしれませんね」
GOOD OLD HOTELについて
弘前市の繁華街・鍛冶町にある集合ビルのワンフロアをまるごとリノベーションした宿泊施設。客室はかつて入居していたスナックの店舗跡を活用し、看板や意匠をそのまま生かしたユニークな設えになっている。「泊まれるスナック街」として話題に。非対面式の無人型ホテルとして営業。
【ウェブサイト】https://goodoldhotel.com/
住所 青森県弘前市新鍛冶町80-2
TEL 080-9029-8007
総部屋数11室(収容人数29名)
『弘南鉄道コンセプトルーム』商品説明
販売価格 |
20,000円(時期による変動あり) |
---|---|
販売期間 |
2024年12月17日より通年 |
開設施設 |
GOOD OLD HOTEL TEL 080-9029-8007 FAX 0172-38-7031 駐車場なし(近隣のコインパーキングをご利用ください) 宿泊サービス詳細はウェブサイトをご確認ください |
企画 |
Clan PEONY津軽 |
販売主体 |
弘前市旅館ホテル組合 |
連携事業者 |
弘南鉄道株式会社、弘前観光コンベンション協会ほか |
その他 |
観光庁『地域観光新発見事業』採択事業 |
弘前へのアクセス
弘前駅からGOOD OLD HOTELまで…車10分、徒歩25分
Clan PEONY津軽について
Clan PEONY津軽(クランピオニーつがる)は津軽平野にそびえる岩木山を中心とした津軽圏域14市町村で構成する地域連携DMOです。「観光人材の育成」と「地域の稼ぐ力を引き出す仕組み作り」を目指して活動しています。
津軽圏域14市町村:弘前市、黒石市、五所川原市、つがる市、平川市、鰺ヶ沢町、深浦町、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村、板柳町、鶴田町、中泊町
【津軽地域観光情報サイトTime Trip TSUGARU】https://www.trip-tsugaru.com/
【Clan PEONY津軽組織概要】
社名 : 一般社団法人Clan PEONY 津軽(クランピオニーツガル)
設立年月日(登記申請日) : 令和2年4月1日
従業員数 : 8名(令和5年4月1日現在)
日本版DMO登録 : 登録DMO(令和4年3月28日登録)
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