- 2025-1-14
- 旅行 プレスニュース
フェリー旅行はこれまで、新幹線や航空機などの高速交通手段の陰に隠れ、十分に評価されてこなかった面があります。しかし実際は、リーズナブルな運賃や快適な船内環境、美しい景観など、魅力が数多く存在します。そうしたフェリー旅行に対する認識や体験をより深く探るためViaferry.comが、1,000名を対象とした予備的なスクリーニング調査と、その後フェリー利用経験のある100名を対象とした追跡調査の2段階調査を行いました。これらの結果からは、日本のフェリー旅行の現状と、まだ十分に活用されていない可能性が見えてきました。
調査方法
Viaferry.comの調査は以下の2つのステージで構成されました。
・スクリーニング調査:日本全国1,000名を対象に、フェリー旅行の認知度や利用経験、懸念点、フェリーを選ぶきっかけなどを尋ねました。
・追跡調査:過去にフェリーを利用したことがある100名を対象とし、フェリー旅行の好みや満足度、行動傾向をさらに詳しく調査しました。
これらの調査により、日本の旅行者がフェリーをどのように捉えているのか、また利用を増やすための課題や可能性がどこにあるのかを総合的に把握することができました。なお、データはFreeasy24から取得しています。
結果認知度と関心
今回のデータによると、回答者のうち41%が一度以上フェリーを利用した経験があることが明らかになりました。内訳を見ると、20.6%が「数回利用したことがある」、7.7%が「何度も利用したことがある」と回答しており、一定数の旅行者がフェリーを利用していることがわかります。
さらに、フェリー未経験者のうち19.9%が「興味がある」と答えており、利用経験がない人の中でもフェリーに対する関心が見られます。一方で、39.2%は「興味がない」と回答しています。そのうち女性は206名、男性は186名と、わずかに女性の方が多い結果となりました。
こうしたデータから、日本国内においてフェリー旅行への認知と利用意欲は一定レベルにあるものの、さらなる成長の余地も大いにあると考えられます。
フェリーを選ぶ理由
目次
回答者がフェリーを選択する主な理由として、最も多かったのは「チケット料金の安さ」(36%)で、次いで「ルートやスケジュールの利便性」(26.8%)、「充実した船内施設」(23.4%)が挙げられました。性別で見ると、女性は男性よりも船内施設(女性136名、男性98名)や安全対策(女性91名、男性60名)を重視する一方、男性はわずかながらチケット料金の安さ(男性190名、女性170名)をより重視する傾向が見られます。
また、回答者の37.2%は「特にこだわりがない」あるいは「わからない」と回答しており、フェリー選びにおける明確な基準が定まっていない層が一定数存在することがうかがえます。これは、フェリー旅行の具体的なメリットや魅力をアピールすることで、利用意欲を高められる可能性を示唆するものといえるでしょう。
つまり価格面を押し出すよりも、船内施設の充実ぶりや安全性を強調する方が、利用者の関心を引き出しやすいという点にも注目すべきです。
フェリー旅行への懸念点
最も多かった懸念点は「船酔い」(26%)と「荒天時の安全性」(24%)で、いずれも女性(船酔い160名・荒天時の安全性134名)の方が男性(同100名・106名)より高い傾向が見られました。そのほか、「移動時間の長さ」(10.5%)や「チケット料金」(9.2%)を懸念する声も上がっています。
一方で、29.9%の回答者は「特に心配していない」と回答しており、このうち男性(181名)の方が女性(118名)より多い結果となりました。これらのデータからは、フェリー旅行に関しては、価格よりも安全性や快適性を重視する必要があることが改めて示唆されます。
好まれる目的地
調査では、フェリーの行き先として「国内」(51.3%)が最も人気を集め、男性(262名)が女性(251名)をわずかに上回りました。一方、韓国や台湾などの近隣諸国(9.1%)や南国リゾート(6.7%)は全体的にやや低い数値でしたが、いずれも男性の方が女性よりも高い関心を示しています。 南国リゾートの中では、インドネシアのギリ島が特に注目されます。白砂のビーチや透き通った海、美しい海洋生物や世界有数のダイブセンターがあり、「Gilibookings.com」のようなプラットフォームを利用すれば、こうした楽園へのアクセスも簡単です。 また、ヨーロッパ方面のフェリー路線については、女性(46名)が男性(28名)よりも関心を寄せる傾向が見られました。一方で、41.5%は「特に希望する行き先がない」「旅行自体を予定していない」と回答しており、多様な目的地を的確にPRしていくことで、さらなる需要を掘り起こせる余地がうかがえます。
船内の快適性
最も重視される船内施設は「快適なシートやキャビン」(53%)で、男女ともにほぼ同水準(男性258名、女性272名)という結果となりました。続いて、「食事の選択肢」(15.7%)、「Wi-Fi環境」(13.9%)、「ショッピング機会」(9.1%)が重要視されており、特に食事に関しては女性(87名)の方が男性(70名)より関心が高い傾向が見られます。
一方で、「エンターテインメント施設」(7.3%)や「その他」(1%)の回答割合は低く、全体としては“いかに快適に過ごせるか”が、フェリー旅行の最優先事項であることがうかがえます。
予約方法について
フェリーの予約手段として最も多かったのは、「フェリー会社の公式サイトから直接予約する」という回答で、全体の54%にのぼりました。男女別では、女性が28%・男性が26%と、わずかに女性の方が多い傾向が見られます。
一方、「Viaferry.comなどのサードパーティープラットフォーム」(16%)や「旅行代理店」(15%)はやや少数派でしたが、男性の方が(プラットフォーム利用12%、旅行代理店利用8%)女性(同4%、7%)よりも多めに利用していることがわかりました。また、「現地の窓口で直接購入」(14%)も同程度の人気を集めています。
これらの結果から、多くの利用者がオンラインで直接予約する方法を好む一方で、サードパーティープラットフォームにはまだ、大きな成長の可能性があると言えるでしょう。
フェリー旅行の好感ポイントと不満点
フェリー旅行の経験者に対しては、自由回答形式で「フェリーを利用して良かった点・不満に感じた点」についても尋ねました。
主にあがった理由としては、「リラックスやレジャー目的」「景色を楽しむため」という回答が多く、3番目に「移動の効率」が続きました。これらの結果から、日本のフェリー旅行者は価格よりも“全体的な体験の質”を重視していることがうかがえます。
一方、利用者からの主な不満点としては、「船酔い」「船の揺れ」「移動時間が長いこと」が挙げられました。残念ながら、いずれもフェリー旅行固有の特性であり、この点を受け入れられない人にとってはフェリーという交通手段自体が合わない可能性があります。
調査結果
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市場の可能性
全体の約2割が「フェリー旅行を試してみたい」と考えており、日本国内における市場拡大の余地が大きいことが示唆されます。 -
性別による重視ポイントの違い
女性は安全面や船内の快適性を重視する傾向が強く、一方で男性はリーズナブルな料金や車両の持ち込みが可能かどうかをより重視する傾向が見られました。 -
認知度とアクセス性
フェリー会社の公式サイトを通じた直接予約が主流ですが、Viaferry.comのようなプラットフォームを活用すれば、計画や予約をより簡単に行える可能性があります。 -
レジャー志向の高さ
フェリー旅行の大半はレジャー目的で利用されており、実際に利用した人の満足度も高いことから、リピーターが多い点が特徴的です。 -
価格設定への示唆
フェリーを選ぶ際、料金よりも安全性や船内の快適性を優先する傾向が顕著であり、プレミアム価格でもより良い体験を求める利用者が多いことがうかがえます。特にセーシェルなどの高級リゾートでは、フェリー移動を組み合わせることが有望な選択肢となりそうです。
まとめ
今回の調査を通じて、日本のフェリー旅行には引き続き大きな成長の余地があることが明確になりました。利用経験者の満足度が高い一方で、「船酔い」や「荒天時の安全性」に対する懸念は根強く残っています。しかし、そうした不安を解消する取り組みと同時に、「手頃な価格」「快適性」「利便性」をより強く打ち出すことで、幅広い層への利用促進が期待できるでしょう。
また、Viaferry.comのような予約プラットフォームを活用すれば、情報収集やチケット手配が格段にスムーズになり、フェリー旅行へのハードルを下げる大きな役割を担います。サステナブルかつ思い出深い旅を求める傾向が高まるなかで、フェリーは「レジャーと実用性を融合させたユニークな移動手段」として、今後ますます注目を浴びる可能性があります。
週末旅行や日本国内の島々を巡る旅にとどまらず、海外でもフェリーのメリットは大きいといえます。特に、高級リゾート地として知られるセーシェルでのフェリー旅行は、海の上でぜいたくかつ、優雅な時間を味わえる選択肢として大きな魅力を秘めています。実際、今回の調査結果からは、日本人旅行者が「より良い旅行体験」のためならプレミアム価格をいとわない傾向が見受けられました。
ぜひ、景色を楽しみながら移動でき、大きな荷物や自家用車も持ち込めるというフェリーならではの利点を活かし、新しい旅のスタイルとして “海の旅” を検討してみてはいかがでしょうか。
Viaferry.comについて
Viaferryは、世界中の旅行者がフェリーや高速船のチケットを簡単に予約できるようにするグローバル・プラットフォームです。2011年にインドネシアで創業し、当初はギリ諸島へのアクセスを中心にサービスを提供していましたが、その後ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸、オセアニア、アフリカへと展開地域を拡大してきました。10年以上の実績を持つ専門チームが、オンラインでの予約手続きからアフターケアに至るまで、スムーズかつ充実したサービスを提供しています。誰もが気軽に“アイランドホッピング”やフェリー旅行を楽しめるようにすることがViaferry.comのミッションです。
報道関係者の皆様へのお願い
調査結果や画像を引用・転載する際には、以下の2点を厳守いただきますようお願いいたします。
引用箇所に「viaferry.comが実施した調査」である旨を明記してください。
参考として、必ず次のURLを記載してください: https://viaferry.com/
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