- 2025-2-12
- 旅行 プレスニュース
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東京駅から徒歩5分のアーティゾン美術館にて3月1日より開催!
アーティゾン美術館(東京・京橋)は、2025年3月1日より開催する「硲伊之助」展のオンラインチケットを本日より販売開始しました。
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硲(はざま)伊之助(1895–1977)は、フュウザン会や二科会で若い頃より注目された画家でした。一時は文化学院や東京藝術大学で後進の絵画指導にあたり、晩年は色絵磁器の創作に熱意をもって取り組みます。制作活動のかたわら、クールベやゴッホなどの画集の編集や、『ゴッホの手紙』(岩波書店)の翻訳に携わるなど西洋美術の紹介にも尽力した他、師マティスの日本ではじめての展覧会(1951年)実現にむけて作家との交渉に携わる実務家としての一面もあわせもっていました。さらに、裕福な出自をもつ硲が自身の研究のために収集した作品の一部、マティス《コリウール》(1905年)やルソー《イヴリー河岸》(1907年頃)は、現在石橋財団に収蔵されており、当館にとってゆかりの深い作家の一人でもあります。本展は、油彩画、版画、磁器などの作品と資料83点、硲と関わりのある当館の西洋絵画コレクション17点、あわせて100点を展示し、硲の多様な側面を紹介する東京で初めての回顧展です。
硲伊之助 HAZAMA Inosuke
目次
1895年、東京市本所区向島に生まれる。1912年、16歳のときに太平洋画会展やヒュウザン会展で画壇にデビューし、二科賞を二度受賞するなど活躍。1921年に渡欧、マティスと出会い、教えを乞う。滞欧中も春陽会展へ滞欧作を出品。1929年に帰国、春陽会や二科会での活動の他、井伏鱒二『仕事部屋』(春陽堂)など書籍の装丁や新聞連載小説の挿絵を担当。1933年、「日本現代版画とその源流展」開催のために再渡仏。1936年、一水会を創立。1938年と1940年、従軍画家として中国へ渡る。1941年、文化学院美術部長となる。1945年、東京大空襲により、本郷のアトリエを焼失。1950年、東京藝術大学助教授となる。同年、マティスに招請され渡欧し、マティス展、ピカソ展、ブラック展、ゴッホ展にむけた折衝を行う。帰国後、作陶を学ぶため、1951年頃よりたびたび小松に滞在。1955年、訳書『ゴッホの手紙・上』(岩波書店)刊行。1958年、一水会陶芸部を創立。1961年、加賀市吸坂で窯の建設に着手。1964年、渡欧。翌年、アルバニアを訪問。1977年81歳にて死去。
見どころ
1)硲伊之助の回顧展を東京で初開催
1912(明治45)年、第1回ヒュウザン会展に初出品した硲は、当時、弱冠16歳。1914(大正3)年の二科展では第1回二科賞を受賞し、若くして画壇にデビューしました。1944(昭和19)年、安井曾太郎から東京美術学校の講師へ誘われるなど、大正、昭和の洋画成熟期に画壇で一目置かれていましたが、これまでその画業が広く紹介された機会は限られ、両親の郷里である和歌山と、晩年を過ごした加賀での展覧会のみがあげられます。本展は、硲の出身地でもある東京で開催される初めての回顧展であり、初期から晩年までの絵画を一望いただきます。
硲は、フランスで摺師漆原(うるしばら)木虫(もくちゅう)に教わった経験もある木版の名手でもありました。小説家井伏鱒二との交流も深く、書籍の装丁や新聞連載小説の挿絵なども手がけています。本展では、油彩画のほか、木版画と石版画、新聞掲載の挿絵や雑誌のカット原画もご紹介します。
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2)コレクター、そして展覧会の立役者
硲の《室内》(1928年)には、自身の作品に加え、収集したコローの作品が描かれています。現在、当館に収蔵されるマティス《コリウール》(1905年)とルソー《イヴリー河岸》(1907年頃)は、硲が絵の研究のために滞欧中に購入した作品です。また、当館の創設者である石橋正二郎がセザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》(1904-06年頃)とマティス《縞ジャケット》(1914年)を入手する際にも関わったと伝えられています。
1951年にマティス展とピカソ展、1952年にブラック展、そして、1958年にゴッホ展がそれぞれ国内で初めての展覧会として開催されました。戦後すぐ、海外渡航が難しい時代に、硲はマティスからの手紙により招請されるかたちで1950年に渡仏します。硲が画家や画商たちと交渉したことがきっかけとなり、それらの展覧会は実現に至りました。
さらに、硲は1932年に『西洋名画家選集1コロ画集』(アトリエ社)を編集して以来、クールベ、セザンヌ、ヴァン・ゴッホ、マティスなどの画集や書籍にも携わります。1955年から20年を要して『ゴッホの手紙』(岩波書店)の翻訳を行うなど西洋美術の紹介にも尽力しました。
このように、これまでの回顧展では紹介されていない、制作者とは異なる一面もご紹介します。
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3)九谷吸坂(すいさか)窯での陶芸作品を紹介
硲は、画家木下義謙(よしのり)と作陶を始めようと1951年頃よりたびたび石川県小松市に滞在し、初代德田八十吉や他の職人たちに九谷焼の制作方法について教わりました。翌1952年に日本アンデパンダン展へ磁器作品を出品し、1958年には木下と荒川豊蔵、12代今泉今右衛門、12代酒井田柿右衛門、藤原啓らと一水会に陶芸部を創立します。1961年には、加賀市吸坂で窯の建設を始め、300年以上の歳月を経た藁葺き屋根の古民家を工房兼住居としました。そこで弟子たちと共同生活を送りながら徐々に窯を完成させ、吸坂釉の復興などにも取り組みました。加賀へ移って以降の陶芸作品をご覧いただきます。
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その他の主な出品作品
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グッズも充実!
本展では硲作品をあしらったカードやポストカード、ステッカーにくわえ、陶磁器制作のためにたびたび滞在した加賀にちなんだグッズをご用意しています。ぜひ硲作品をご家庭でもお楽しみください♪
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アーティゾン美術館 ミュージアムショップ
〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 アーティゾン美術館 2階
営業時間:10:00―18:00(祝日を除く金曜日は20:00まで)
定休日:美術館休館日
*ミュージアムショップは展覧会チケットがなくてもご利用いただけます。
同時開催
アーティゾン美術館ではひとつのチケットで同時開催の展覧会もご鑑賞いただけます。
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ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ
20 世紀前半を代表するこのアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるか、再考します。
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石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト
19世紀から20世紀にかけての西洋近代美術や、抽象表現を中心とする20世紀初頭から現代までの美術、そして日本の近現代美術など、石橋財団コレクションの代表作のなかから様々な魅力をご紹介します。
【開催概要】
展覧会名: 硲伊之助展
主 催: 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
特別協力: 硲伊之助美術館
会 場: アーティゾン美術館 5階展示室
会 期: 2025年3月1日[土] – 6月1日[日]
開館時間: 10:00―18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日: 月曜日(5月5日は開館)、5月7日
スペシャルサイト:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/hazama/
入館料(税込): 日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
同時開催: ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト(4階 展示室)
アーティゾン美術館 〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
Tel: 国内 050-5541-8600 海外 047-316-2772(ハローダイヤル)www.artizon.museum
アクセス:JR東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6番、7番出口)、東京メトロ・銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分
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