ホテル・旅行のニュースリリース・情報

日本ホテル株式会社（豊島区西池袋 1-6-1、代表取締役社長 三林宏幸）は、運営する5ホテル（「東京ステーションホテル」「ホテルメトロポリタン エドモント」「ホテルメトロポリタン 丸の内」「ホテルメトロポリタン 羽田」「ホテルメトロポリタン 長野」）で、2025年3月1日に、SDGsを実践する宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice（通称：サクラクオリティグリーン）」の「4御衣黄（ぎょいこう）ザクラ」を取得しました。

これにより、2024年9月に先行して取得した「メズム東京、オートグラフ コレクション」とあわせて、計6ホテルが「4御衣黄ザクラ」を取得したことになります。

「Sakura Quality An ESG Practice」は、米国GSTC（The Global Sustainable Tourism Council 、持続可能な国際基準を策定・管理している団体）にその基準が承認された、宿泊施設向け日本発のESG認証であり、宿泊施設における地域社会との関係構築、文化保全、環境対応など、日々のSDGsへの取り組みのレベルを維持・向上させることを目的としています。認証プロセスでは、経験豊富な調査員による現地調査と、独立・中立の第三者審査を経て、⽇本的なSDGsに徹底して取り組んでいると評価された施設に対して認証が提供されます。

今回、当社運営ホテルが取得した「4御衣黄ザクラ」は、5段階評価のうち上から2番目の認証であり、持続可能な社会の実現に向け、より積極的かつ具体的に取り組んでいることが認められたものです。特に、地域との関わりや脱プラスチックへの取り組み、エネルギー利用効率化への取り組みなどが高く評価されました。なお「ホテルメトロポリタン 長野」は、長野県で初めて「4御衣黄ザクラ」を取得した宿泊施設となりました。

日本ホテル株式会社は、世界的なサステナビリティ意識の高まりとともに、旅行においても環境や社会に配慮した選択を求めるお客さまが増えていることを受け、当社のこれまでの取り組みをより分かりやすくお伝えし、安心してお選びいただけるよう、第三者機関による認証を取得いたしました。今後もさまざまな活動を通して環境負荷を軽減し、安全・安心で人にやさしいホテルの実現を目指すとともに、地域の皆さまと連携しながら、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

各ホテルの取り組み（一例）

2024年9月取得

メズム東京、オートグラフ  コレクション

 ・ ジェンダーレスなユニフォームの採用による多様な人材が働きやすい環境の整備

・ 客室内のペーパーレス化、冷蔵庫内のペットボトルを廃止し紙パックとアルミ缶を採用

・  竹芝タウンデザインの一員として地域の企業とともに竹芝干潟の保全活動に参画

2025年3月取得

東京ステーションホテル

・  CO2ゼロステイを全室に導入

・  無添加宮崎和牛の採用などを通じた持続可能な農家の支援

・  客室で使用済みの石鹸をリサイクルし、貧困に苦しむ人々や災害・紛争地域へ寄付するプログラムに参画

ホテルメトロポリタン  エドモント

・ 「3010運動」「もったいないメニュー」「mottECO」など食品ロス削減への積極的な取り組みと情報発信

・ 全客室に分別タイプのごみ箱を設置

・ バスアメニティ等のワンウェイプラスチック製品の廃止、または代替素材への切り替え

ホテルメトロポリタン  丸の内

・  ユニバーサルルームの整備や備品貸し出しなどバリアフリーへの取り組み

・  江戸切子の装飾やオリジナルせんべいの開発など、地元企業とのコラボレーション

・  バスアメニティ等のワンウェイプラスチック製品の廃止、または代替素材への切り替え

ホテルメトロポリタン  羽田

 ・  空港立地の館内意匠、航空会社及び地元企業とのコラボレーション

・  レストランでの地域食材提供と、廃版商品の復刻

・  紙包材の化粧水やコルク軸のボールペン等、脱プラ製品によるアメニティの提供

ホテルメトロポリタン  長野

 ・  商工会議所や協議会を通じた「地産地消」や県産ワイン品質向上への取り組み

・  「NAGANO GREEN MICE」利用施設としてエントリー

・  バスアメニティ等のワンウェイプラスチック製品の廃止、または代替素材への切り替え