TRUNK(LOUNGE)で高橋成樹のウッドアートイベント開催決定

高橋成樹のウッドアートイベントがTRUNK(LOUNGE)で開催

TRUNK(LOUNGE)にて、高橋成樹によるウッドアートの展示イベントが開催されることが決定しました。ウッドアートは自然素材の美しさを尊重し、アート作品としても鑑賞できる魅力があります。本イベントでは、高橋氏が手がけた独自の作品群を展示し、来場者はそのアート制作過程についての解説を受けたり、実際に作品を手に取る機会も得られます。また、イベントの関心を高めるためのワークショップも同時開催予定で、参加者自身がウッドアートにチャレンジできる環境が整えられています。週末はぜひTRUNK(LOUNGE)に足を運んで、高橋成樹のアートの世界に触れてみてください。

この記事の要約

  • 高橋成樹のウッドアート展示イベントがTRUNK(LOUNGE)で開催。
  • 展示作品やアート制作過程についての解説がある。
  • ワークショップも同時開催し、参加者が体験できる機会。

渋谷区・神宮前のブティックホテルTRUNK(HOTEL) CAT STREETは、メインラウンジのTRUNK(LOUNGE)にてウッドアーティスト 高橋成樹氏によるシーズナルのアートワークを展示しています。

高橋成樹氏は、日本一の森林率を誇る高知県に生まれ、同県中東部にある香南市で、製材業を営んでいた祖父と大工の父のもと、子供の頃から自然の木々や山々に囲まれて育ちました。19歳の頃より、森林資源を利用しながら健全な森林を守り育てる「山師」として林業の世界に入り、22歳の時に独学でウッドプロダクトの制作をスタート。

山師を始めた当時、世間からは森林破壊や環境破壊といったような誤ったイメージを持たれることが多く、その誤認識を打破したいという高橋氏の反骨心から、「木について、山について、もっとみなさんに知ってもらいたい」という真摯な想いが、現在の作品表現へと紐づいています。

そんな高橋氏の手によって生まれた独創的なアート作品はもとより、日常的に使われるプロダクト作品も人気を集めるなど、昨今では各方面から注目を浴びています。今回、TRUNK(HOTEL) CAT STREETでは、高橋氏が木や自然と向き合うその姿勢と、木にまつわるストーリーに共感し、独特なシェイプとフォルムから生まれたオブジェ作品群を軸にフォーカスしたエキシビション『Coexist with Woods』を開催。TRUNK(LOUNGE)の空間に、作品を点在させて展示しています。

高橋氏が生み出した作品の根幹となる素材は、作品制作のためだけに伐採することは決してなく、先代から受け継いで自身が所有する山を健やかに保つために、間伐した檜や杉などを使用。また、山師としての依頼で、寺や邸宅などの建物に迫る危険木や巨木を、安全に伐採した後に廃棄されてしまうような木々を引き取り活用するほか、最近では、林業や製材業を営む年配者から、余した木を引き取ってほしいという依頼がくることも多々あるといいます。そうして集まってきた木々のすべてには、個性があり、雄大な自然で長年にわたり年輪を重ね、育まれてきた物語を感じさせるものばかり。

高橋氏が形づくるシェイプやデザインは、木目や木の模様などをはじめ、元々の木の個性を生かしつつ、造形においては実際に切削しながら、都度感覚的に生み出していくプロセスを大切にします。一本の木と対峙し、その木に宿るストーリーを汲み取り、尊び、愛情と感性を注ぐことで、この世に二つとない独創的な作品へと昇華させます。

今回は開催中のインスタレーションとともに、TRUNK(LOUNGE)内ポップアップスペースRoom101にて、 3月13日より3日間に渡りアーティスト本人による制作風景をご覧いただけるアートイベントを実施いたします。アトリエでの制作さながら、木を削り出し一つひとつシェイピングすることで新たな命を与え再生させるプロセスを見ることができる貴重な機会です。

最終日の3月15日には、高橋氏と同じく高知県を拠点に活動する浜田和紙とのコラボレーションワークも行われます。このワークでは、平安時代から続く土佐和紙の継承者である浜田洋直氏とともに和紙を用いた作品のライブ制作をいたします。

また、イベント期間中にTRUNK(LOUNGE)では、柑橘・文旦の発祥である高知県土佐市宮ノ内「矢野金光農園」の文旦を使用したオリジナルドリンクも販売。TRUNK(LOUNGE)のバーテンダーがオリジナルで考案したアルコール・ノンアルコール2種のカクテルは、旬の文旦を使用したフレッシュな味わいが特徴です。

該当メニューをご購入の際には、本イベントの限定ノベルティとして木のシェイピングから出た端材をコットンバッグに詰めた特製サシェをプレゼントいたします。

【イベント概要】

■開催日時:2025年3月13日(木) – 3月15日(土)

高橋成樹によるパフォーマンス:3月13日(木), 14日(金) 13:00 – 14:00 / 16:00 – 17:00

高橋成樹×浜田和紙コラボレーションワーク:3月15日(土) 11:00 – 20:00

【TRUNK(LOUNGE) アートワーク概要】

Naruki Takahashi『Coexist with Woods』

■展示期間:2025年3月15日(土)まで

次回展示 Hamada Washi『Ambience in Paper』

■展示期間:2025年3月16日(日) – 7月下旬予定

■展示場所:TRUNK(HOTEL) CAT STREET 1F TRUNK(LOUNGE)

■問い合わせ先:TRUNK(LOUNGE) 03-5766-3210

                                      

【アーティストプロフィール】

高橋成樹 / Naruki Takahashi

ウッドアーティスト、山師。1997年、高知県香南市生まれ。製材業の祖父と、大工の父のもと、日本一の森林率を誇る高知県で、幼少期より自然に囲まれ、木々とともに育つ。高校卒業後の2016年、高知県林業学校に入学、林業を学ぶ。2017年、林業の世界へ飛び込み、木材の伐倒、搬出など森林の間伐業を務める。2020年、弱冠22歳で「Mountain master wood products」を起業し、ウッドアーティストと山師の両輪で活動を開始。2021年より、それらと並行して、高知県立林業学校の講師も務めている。これまでに、都内から地元・高知まで、数々の個展や展示販売を行っている。最近では、作家と同じく高知を拠点にした浜田和紙のキュレーションによって、個展「樹林をぬけること、そこに。」を開催したばかり。

Instagram: @narukitakahashi

◆ TRUNK(HOTEL)とは?

日本発のブティックホテルブランドとして、2017年5月、「一人ひとりが日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること」という「ソーシャライジング」をコンセプトに掲げ、渋谷区神宮前にオープン。2019年には、神楽坂に元芸者の稽古場をリノベーションした一棟貸しのエクスクルーシブな宿泊施設 TRUNK(HOUSE)を開業。そして、2023年9月新たに渋谷区富ヶ谷に TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK を開業。ロケーションごとにコンセプトの異なるホテルづくりを目指し、唯一無二のラグジュアリーな宿泊体験を提供する。

※本記事はプロモーションを含みます

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