ホテル・旅行のニュースリリース・情報

株式会社オープントーンと公益社団法人日本観光振興協会では生成AIを活用した観光データ分析およびアクションプラン提示サービスの実証を開始します。「日本観光振興デジタルプラットフォーム」の集積済の国内旅行者・観光地データやレポーティング機能を活用し時間のかかるデータ収集やコストのかかるサイトやシステムを構築しなくても、すぐに使える観光地経営のアクショプランの提供を目指します。本実証を通じて、観光地経営やプロ モーション施策の精度向上を目指し2025年5月から協力地域の募集を開始いたします。

株式会社オープントーン（本社：東京都、代表取締役：佐藤大輔）と公益社団法人日本観光振興協会（本部：東京都、会長：菰田 正信）は、共同運営する「日本観光振興デジタルプラットフォーム」において、生成AIを活用した観 光データ分析およびアクションプラン提示サービスの実証を開始します。

背景：観光業界におけるデータ活用の課題

近年、観光業界ではデジタル技術を活用したデータ分析の重要性が高まっています。

しかしながら、多くの自治体や観光事業者は、以下のような課題を抱えています。

• 地域のデータ収集環境を整えるための時間やコストが大きい

• 収集したデータの分析・活用方法が分からない

• 各種観光情報（アンケート、パンフレット、観光HPなど）を効果的に活用できていない

このような状況を受け、株式会社オープントーンと公益社団法人日本観光振興協会は、観光庁が公表する統計情報やデジタル観光統計、観光予報プラットフォームのデータを統合した「日本観光振興デジタルプラットフォーム」を活用し、新たなサービスの実証を開始します。

実証の概要

本実証では、日本観光振興デジタルプラットフォームが提供する各種データから作成できる
観光動向レポートと、各地域が保有するアンケートやパンフレット、観光情報、統計情報を統合。

さらに生成AIを活用することで、

• 必要事項を入力するだけで、観光状況の把握と分析が可能

• データ初心者でも簡単に「ほしい分析」や「課題」を抽出

• 自動生成されるレポートを通じて、具体的な打ち手・戦略の提案が得られる

を行い、データ利活用度の向上や観光施策の最適化を支援します。

活用できるデータ

本サービスでは、以下のデータを活用できます。

• 観光庁提供データ（宿泊旅行統計、訪日外国人消費動向調査など）

• 日本観光振興協会提供データ（全国観光情報データベース、デジタル観光統計など）

• 観光予報プラットフォーム提供データ（訪問者数、宿泊予約タイミング、キャッシュレス決済データなど）

• 観光地が保有するデータ（アンケート結果、パンフレット、観光情報、独自の統計情報など）

これらのデータを基に、観光動向の可視化と具体的な施策立案を支援します。

生成されるレポート

本サービスを通じて、生成されるレポートのイメージです。

各種データを読み込ませて、検討したいアクションプランを選択することで、プラン案を提示します。

実証事業の中では、提示されたプランをさらに磨き上げるための仕組みを準備する予定です。

実証の参加募集について

本実証では、協力いただける地域を募集し、観光地経営やプロモーション施策の精度向上に向けたデータ活用を支援します。

● 受付開始：2025年5月予定

● 対象地域：観光データを活用した観光DX推進に関心のある自治体・観光事業者

● 実証内容：データ分析・観光戦略策定支援

詳細は、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社オープントーン 観光ビッグデータ事業部

プレス担当 https://www.opentone.co.jp/front/contact