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キャセイ（本社：香港、最高経営責任者：ロナルド・ラム）はこのたび、航空業界の各分野で優れた実績をもつ航空会社を表彰する「第51回エア・トランスポート・ワールド（ATW）」の航空業界功績賞において、「カーゴ・オペレーター・オブ・ザ・イヤー」と「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」の2つの賞を受賞しました。

キャセイカーゴが「カーゴ・オペレーター・オブ・ザ・イヤー」を受賞するのは、2023年にワールド・ベスト・カーゴ・エアラインとして認定された実績に続くものです。「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」の受賞は、アジアの航空会社としては初めてとなります。

キャセイカーゴのサービスとソリューションは、戦略に基づき最先端技術を活用しており、運用効率、顧客体験、サステナビリティを高めるよう作られています。また、このたびの受賞は、弊社の革新性と卓越性を追求する取組みが高く評価された結果となります。

弊社はお客様の人生を前進させるという理念のもとサステナビリティを中核においており、2050 年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることをコミットし、より持続可能な資源の利用と循環型ソリューションへの移行を進めています。

カーゴ・オペレーター・オブ・ザ・イヤーの受賞内容（キャセイカーゴ）は以下の通りです。

• 香港国際空港（HKIA）と中国広東省の東莞を結ぶキャセイカーゴの革新的な複合輸送サービスは、中国本土と世界を結ぶ玄関口としての香港の戦略的役割を象徴しており、輸出貨物を東莞で事前に受け入れると共に、海上輸送と航空輸送の組み合わせがグレーター・ベイ・エリアにおける効率性と接続性を強化しています。

• 2024年導入の新たなAPI（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）で、フォワーダーが自社のシステム上で予約プラットフォーム「Click & Ship」にアクセスできるようにし、小口の緊急貨物向けの特別ソリューション「Cathay Courier」を刷新のうえエクスプレス配送に個別荷物単位での追跡機能を追加しました。

•  今年初めには国際航空運送協会（IATA）の「ONE Record」データプロトコルを一部の日常業務でフォワーダーとともに導入した初の航空会社となりました（IATAが定めた2026年1月の「ONE Record」導入目標より1年早く実施）。

• キャセイカーゴと香港のキャセイカーゴ・ターミナルはともに、IATAが定める航空輸送の品質認証プログラム「CEIV」の全認証を取得し、特殊貨物の取り扱いに関する専門性を証明しており、キャセイカーゴ・ターミナルは、アジアでいち早くIATAの環境に対する取り組みを評価する認証プログラム「IEnvA」認証を取得した貨物取扱会社の一つです。

• 顧客体験が向上するよう従業員の能力を高め、イノベーションの推進に尽力していると共に、デジタルハブの導入など、電子化を推進することで顧客とのタイムリーなやり取りを実現しました。

• また、「Cargo Connect」アプリの導入により担当業務、勤務シフト、フライトスケジュールなどの情報を一元管理し、現場での業務効率と利便性を向上しました。

エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤーの受賞内容（キャセイ）は以下の通りです。

• キャセイはSAF（持続可能な航空燃料）への移行を加速するため、2022年に企業向けSAFプログラムを立ち上げ、パートナー企業が航空旅客輸送や航空貨物輸送関連の間接排出量削減に寄与できる仕組みを導入しました。

• 2024年には新たなパートナー企業と6,050メートルトン以上のSAFを調達するという記録を達成しアジアで業界を牽引する地位を確立しており、香港ならびに世界各地の空港でSAFの給油に成功しています。

• 昨年はビジネス環境評議会（BEC）とともに「香港SAF連盟」を立ち上げ、バリューチェーン全体のパートナー企業と協力し、ハブである香港のSAF支援政策の推進に向けて具体的な取組みを進めています。

• 気候変動への対応に加え、弊社は資源利用における持続可能で循環型のソリューションを積極的に導入し、大きな進展を遂げています。特に、キャセイパシフィックでは使い捨てプラスチック（SUP）の削減に取り組んでおり、2019年には1人当たり7.7個だった旅客向けSUP製品の使用を、2024年末時点で1人当たり2.6個まで減少することに成功しています（2025年末までに1.5個への削減目標）。

• また、SUPの影響をさらに軽減するために、機内でのリサイクル強化策を導入しました。特に、機内で最も多く使用されるSUP製品であるペットボトルのリサイクルを促進するため、手順を改善するとともに、香港空港管理局と連携し、収集・選別プロセスを強化する試験プログラムを2024年に実施しました。さらに、2024年7月からは、キャセイパシフィックの香港発の全便で提供されるボトル入り飲料水を100％リサイクルポリエステル（rPET）製ボトルに変更し、SUP使用量の削減にさらに努めています。

この「第51回エア・トランスポート・ワールド」での航空業界功績賞の受賞は、キャセイパシフィックがスカイトラックスとエアラインレーティングスのアワードで世界トップ 5 にランクインし、「ワールド・ベスト・エコノミークラス」を獲得するなど、その他多くの受賞に続くものです。

「航空業界の権威ある賞を二つ同時に受賞することは、過去1年間の私どものグローバルチーム全体の努力と献身の真の証で、素晴らしい功績です。従業員の多大な努力と献身に心から感謝しています。これらなくして２つの受賞はありえません。キャセイにとり、貨物は長年重要な事業分野であり、私どもは世界で最も貨物量が多い空港における最大のカーゴオペレーターとして、これからも世界の貨物業界の最前線にある香港の地位を強化できるよう全力を尽くしてまいります。サステナビリティの取組みもまた、航空業界の再生可能エネルギーへの移行においてキャセイが航空業界を導き続けるよう努めている分野です。私どもはこの二つの分野で認められたことを極めて誇りとし、世界最高のサービスブランドの一つとなることを目指し努力を続ける上で、さらなるモチベーションといたします」（キャセイ顧客および商務最高責任者　ラビニア・ラウのコメント）

「『カーゴ・オペレーター・オブ・ザ・イヤー』という名誉ある称号を得られ光栄です。ATWにおいて過去3年間で2つ目の賞となるこの達成は、私どものチームの揺るぎない献身と、香港を世界有数の航空貨物ハブとして維持する上での弊社の重要な役割を反映しています。本拠地の航空会社として、弊社は効率的な運航と広範なネットワークを活用し、大事な貨物を輸送することに大きな誇りを持っています。弊社は、航空貨物サービスの限界を押し広げ、関係者と緊密に協力して、香港を中国本土と世界中の都市を結ぶ最も大きな玄関口としての地位を確立すべく引き続き尽力してまいります」（キャセイカーゴ取締役　トム・オーウェンのコメント）

「キャセイでは、サステナビリティの課題は複雑であり、共同の取り組みが必要であると考えています。今回の受賞は、より持続可能な未来のために、従業員、顧客、サプライヤー、ビジネス・パートナー、規制当局、そして地域社会が一体となり、協働することの力、そして私たちのコミットメントを浮き彫りにするものです」（キャセイ　サステナビリティ担当ゼネラルマネージャー　グレース・チャンのコメント）

キャセイのサステナビリティの取り組みの詳細は以下をご覧ください。

https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/about-us/sustainability.html　

【キャセイについて】

キャセイは旅と日常を合わせてワンランク上の体験を提供するプレミアム・トラベル・ライフスタイル・ブランドです。フライト、ホテル、ショッピング、ダイニング、ウェルネス、ペイメントなど幅広い分野にわたってサービスを提供しています。また、キャセイパシフィックは70年以上の歴史を持つ香港のフラッグキャリアで、ワンワールド・アライアンスの創立メンバーです。キャセイ・グループは、ローコストキャリアの香港エクスプレス航空、貨物専門航空会社のエアホンコン、その他多くの子会社で構成されています。

キャセイパシフィックは日本からは東京（成田、羽田）、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市6空港から香港へ毎日16便以上、A350-900/1000やA330で運航しています。

【キャセイカーゴについて】

キャセイカーゴは、キャセイ・グループの航空貨物事業部門であり、世界有数の航空貨物運航会社の一つです。本拠地を香港に構え、世界94以上の貨物目的地にサービスを提供しています。専用貨物機としてボーイング747-8Fを14機とボーイング747-400ERF（エクステンデッド・レンジ・フレイター）を6機運航しているほか、キャセイパシフィックの大型旅客機の貨物スペースも使用しています。貨物部門にはDHLとの提携で運航するエクスプレス貨物運送会社であるエア・ホンコンも含まれ、香港国際空港にあるキャセイカーゴ・ターミナルの運営も行っています。また、キャセイ・グループの格安航空会社である香港エクスプレスの貨物総販売代理店としても事業活動を行っています。キャセイはスワイヤー・グループの一員であり、香港証券取引所（HKSE）に上場しています。

キャセイカーゴ ウェブサイト：www.cathaycargo.com

公式LinkedIn：https://www.linkedin.com/company/cathay-cargo

キャセイパシフィック航空ウェブサイト：https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html　　

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