- 2025-3-20
- 旅行 プレスニュース

東京・渋谷ヒカリエにて、見て・買って・食べて… “島根らしさ” を体験できる企画が盛りだくさんに、3月20日(木)よりスタート!
D&DEPARTMENT PROJECT(商号:ディアンドデパートメント株式会社)が制作する「ロングライフデザイン(その土地に長く続く個性)」を編集テーマに据えた、47都道府県の観光を都道府県ごとに特集するトラベルガイドブックシリーズ 『d design travel (ディデザイントラベル)』の「島根号」が、2025年4月18日(金) 全国発売となります。
出版を記念し、3月20日(木)より、展覧会や、編集部による掲載地の方をゲストに迎えるトークショー、郷土食を味わうイベントなど、本書を立体的に楽しめる連動企画を東京の渋谷ヒカリエで開催し、さまざまな体験を通して島根県の個性を伝えます。

“陰”に息づく、極上の日常。
“日本一の田舎”と揶揄され続けてきた島根県は、もはや過去のことで、そのマイナスは、今、プラスに変わっている。島根県は“陰”であって、本当によかったと思う。外から入ってくるものも最低限で、内から出ていくものもほとんどない。閉鎖的であったからこそ、独自の歴史や文化が生まれ、島根県ならではの気質や気風が育まれ、ずっと、大事に守られてきたのだ。
表紙 陶板『鶏』舩木研兒(1927-2015)
島根というと、“民藝ゆかりの地”と、みんなが口を揃えて言います。でも、僕が実際に旅した島根は、古いものがそのまま残っていて、それを島根の人が大切に守ってきた。ただただ、それだけだったようにも思えます。舩木研兒さんの作品には、島根から世界へ羽ばたこうという意思があり、「来待釉薬」にバーナード・リーチ直伝の「スリップウェア」という、どちらかといえば、“民藝を取り巻く文化や風土”を、一枚の陶板に表現しているようにも思えました。それは、僕が2か月暮らした島根の風景そのもので、同じ来待釉薬に染められる「石州瓦」にも似た、“島根らしい”デザインを感じます。
『d design travel』編集長 神藤秀人
『d design travel SHIMANE』概要
定価 2,900円(税込3,190円)
出版元 D&DEPARTMENT PROJECT
発売日 2025年4月18日(金) ※3/13(木)よりD&DEPARTMENT webサイトにて先行予約開始、3/20(木)よりd47及びD&DEPARTMENT各店ほかにて順次先行発売開始。
様式 B5変形判、192ページ、フルカラー、日英併記
販売場所 全国の書店・ライフスタイルショップ・ミュージアムショップ・Amazon・D&DEPARTMENT各店
『d design travel SHIMANE』のつくり方、たのしみ方
1、地元住民や、旅・デザイン好きの一般参加型による編集スタイル
2024年11月、公募で集まった参加者30名と「島根らしさ」をディスカッションしながら取材候補地を挙げる公開編集会議型のワークショップを島根県内で開催。その後もSNSで制作過程をシェアしながら、県内外からリアルタイムで情報を寄せていただきました。

2、まずはいち旅人として体験する、覆面取材
2024年11月から約2ヶ月間、編集長が現地に住み込み、200箇所以上を訪れ、暮らすように県内を巡り、実際に体験し感動したものだけを選定。選定後に初めて取材申し込みを行いました。

3、“体験してこそ”の島根号
東京・渋谷ヒカリエにあるd47をメインに、展覧会やトークイベントほか、本書だけに留まらないさまざまな企画を展開していきます。


d design travel 編集、7つの考え方
1. 必ず自費でまず利用すること。実際に泊まり、食事し、買って、確かめること。
2. 感動しないものは取り上げないこと。本音で、自分の言葉で書くこと。
3. 問題があっても、素晴らしければ、問題を指摘しながら薦めること。
4. 取材相手の原稿チェックは、事実確認だけにとどめること。
5. ロングライフデザインの視点で、長く続くものだけを取り上げること。
6. 写真撮影は特殊レンズを使って誇張しない。ありのままを撮ること。
7. 取り上げた場所や人とは、発刊後も継続的に交流を持つこと。
取材対象選定、5つの考え方
1. その土地らしいこと。
2. その土地の大切なメッセージを伝えていること。
3. その土地の人がやっていること。
4. 価格が手頃であること。
5. デザインの工夫があること。
主な内容:dマークレビュー
『d design travel』最大の見どころ。観光、レストラン、買い物、カフェ、宿、人、の6つのカテゴリーごとに最大4箇所ずつ厳選し、その土地を代表する、ロングライフなスポットや取り組みを掲載しています。
【観光】その土地らしさを感じる観光スポットで、メッセージ性があり、長く続いている場所。
1.島根県芸術文化センター グラントワ(益田市)
2.出雲民藝館(出雲市)
3.浜田市世界こども美術館(浜田市)
4.津和野町立 安野光雅美術館(津和野町)

【レストラン】地域の食材を使い、地元の人がやっていて、美味しいだけでなく、デザインを感じる食事処。
5.登土居(出雲市)
6.姫のそば ゆかり庵(奥出雲町)
7.糧(津和野町)

【買い物】地域の特性を活かしたお土産を購入できる店。
8.出西窯(出雲市)
9.objects(松江市)
10.俵種苗店 SHIKINOKA(津和野町)

【カフェ】伝えたいメッセージを持つオーナーによる、その土地らしいカフェやバー。
11.山の駅 さんべ(大田市)
12.石見銀山 まちを楽しくするライブラリー(大田市)
13.Sailing Coffee(隠岐郡)
14.珈琲館 湖北店(松江市)

【宿】その土地らしさを体験できる建築やサービスによる宿泊施設で、価格も適正であるホテルや旅館。
15.暮らす宿 他郷阿部家(大田市)
16.MASCOS HOTEL(益田市)
17.Entô(隠岐郡)

【人】地域のキーパーソンで、文化創造や地域活性に繋がる活動を積極的に行っている人物。
18.福森拓(sog)
19.松場登美(石見銀山 群言堂)
20.洪昌督(益田工房/マスコス)
21.玉木愛実(津和野まちとぶんか創造センター)

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特集記事例
・島根県らしい活動から学ぶ─「生活観光」とは何か?
今でこそ全国に本支店を展開する、ライフスタイルブランド「石見銀山 群言堂」。その本店がある町こそ、ユネスコ世界遺産に選定される「石見銀山遺跡」。取材期間中の約2か月、僕はその“世界遺産”に住んだ。そう言うと聞こえはいいですが、そこで体験したことは、ただただ当たり前の“その土地らしい生活”でした。観光地化されずに、なぜ、こんなにも美しい町並みが残っているのか? 「古民家再生」や「保育園留学」など、これからの“観光”のあり方を学びました。
・島根県の“らしさ”をつくった人─松江のへるん
『怪談』の著者として知られる小泉八雲。本名を、パトリック・ラフカディオ・ハーンといい、ギリシャで生まれ、アメリカでの万博で出会った日本文化や、英訳『古事記』をきっかけに日本に強い関心を抱き、39歳で来日。2025年度のNHKの連続テレビ小説『ばけばけ』は、小泉八雲の妻・小泉セツをモデルにしていて、今まさに時の人。そんな小泉八雲の生涯からみる“松江らしさ”とは?実家が神社という島根県ならではのライター・井上望さんによる書き下ろし。
・島根県らしい伝統芸能─わかりやすい石見神楽
『古事記』や『日本書紀』などによって伝えられてきた日本神話を題材に、哀愁溢れる笛の音と、アップテンポの太鼓囃子に合わせて、ダイナミックに神や鬼が舞う、島根県ならではの伝統芸能「石見神楽」。全国的に神楽というと、神聖で畏まってしまいがちですが、「石見神楽」は、思いのほか〝日常の、伝統的な娯楽〟でした。出雲大社の祭神・オオクニヌシをはじめ、島根県ゆかりの神様も多数登場する演目もご紹介。ぜひ、予習して島根ならではの文化を目一杯楽しもう!
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連載
・深澤直人(プロダクトデザイナー)/ デザイナーのゆっくりを聞きたい 第54回「やっとふつうになった家電」
・高木崇雄(工藝風向 店主)/ 47都道府県の“民藝” 第25回、島根県「今ヨリ ナキニ」
・坂本大三郎(山伏)/ 47都道府県にあるロングライフな祭り 第26回、島根県「祭りと山と鉄」
その他、編集部が見つけたその土地では当たり前となっている独特な習慣を紹介する「島根のふつう」や、「島根定食」 開発から感じた県独自の食文化、滞在取材を経て見聞きし体験したその土地らしさを綴る「編集部日記」など、掲載地はおよそ70箇所。さまざまな切り口から“島根らしさ”を伝えます。
連動企画:島根号を立体的に楽しめる企画を東京の渋谷ヒカリエで開催し、さまざまな体験を通して、島根県の個性を伝えていきます。
1. 本書を立体的に表現する展覧会「d design travel SHIMANE EXHIBITION」

編集部が徹底取材した“その土地らしさ”を、現地で実際に使用されている仕事道具や備品、装飾品などを展示して再現し、誌面だけでは収まりきらない現地の魅力を立体的に伝えます。例えば、島根県を代表する壮大なアートベース「島根県芸術文化センター グラントワ」から、その建物のアイコンでもある石州瓦の壁の一部を。民藝ゆかりの地とも言われる島根県で、島根県の民藝の歴史と今を知れる「出雲民藝館」からは、石見焼の甕を。石見銀山を全国に知らしめたライフスタイルブランド「群言堂」からは、大森の草木染シリーズなどを展示予定です。誌面から飛び出したような数々の展示品の独自のデザインから、編集部が、歩き、見聞きし、学び、食べた“島根の今”を感じ取って、その魅力を再発見し、実際に島根県を旅したくなるきっかけをつくります。
会場内のミュージアムショップでは全国発売に先駆け「島根号」を先行販売するほか、本誌編集部が取材を通して出会った、本音でお薦めしたい島根県のおみやげをはじめ、d47 MUSEUMがセレクトした島根県が誇るものづくりを紹介、販売する「島根物産MARKET」を開催します。県内各地域に根付く手仕事から生まれる器や和紙・藍染製品をはじめ、石見神楽の端材を使ったユニークなプロダクト、宍道湖のしじみや、地域の食材をたっぷり使ったお菓子・お酒など美味しい手みやげまで、約200品目が一堂に集合します。併設のd47食堂で提供される新メニュー「島根定食」も合わせて、本を読み、展示を見て、商品を手にとり、郷土料理を食べ…と、島根の魅力を五感を通して感じられる企画です。
名称 d design travel SHIMANE EXHIBITION
会期 2025年3月20日(木)~ 6月29日(日)12:00~20:00(入館は19:30まで)※6/10,11のみ休館
会場 d47 MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム)東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ8階
入館料 ドネーション形式(会場受付)
お問合わせ 電話 03-6427-2301(d47 MUSEUM)
主催 D&DEPARTMENT PROJECT
特別協賛 東急株式会社、Creative Space 8/
2. 郷土の味をぎゅっと詰め込んだオリジナルメニュー「島根定食」が新登場

d47食堂の料理人が島根県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材して開発した定食が、期間限定で登場。日本海に面し東西に長く続く食材豊かな島根県。渡邉水産の山陰沖で獲れる近海魚の干物をメインに、くじら飯、宍道湖のシジミ汁、隠岐島のアラメの炒め煮、赤てんなどが並ぶ「島根定食」は、d47食堂で、実際にご賞味いただけます。
提供期間 2025年3月7日(金)~ 7月3日(木) 水曜休、※6/10臨時休業
価格 2,450円(税込)
場所 d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
電話 03-6427-2303
※日毎数量限定。仕入れの状況などにより期間や内容は変更する場合があります。
3. トークショーとたべる会を、渋谷ヒカリエで同日開催!『d design travel SHIMANE』を体験する“島根祭り”
編集部が感動した島根らしさをさまざまな切り口から体験していただくことで、島根県を旅するきっかけをつくっていきます。
<d design travel show SHIMANE>
開催日 2025年3月22日(土) 14:30~17:00
場所 COURT(渋谷ヒカリエ8F)
問合せ 03-6427-2301(d47)

島根号でご紹介するその土地ならではのものづくりを手掛ける方々をお迎えし、島根の魅力を紐解くトークショー&編集長による島根展ミュージアムツアーを開催します。
ゲスト:洪昌督(益田工房/マスコス)、福森拓(sog)、玉木愛実(津和野まちとぶんか創造センター)、俵志保(俵種苗店 SHIKINOKA)
<島根のつづくをたべる会>
開催日 2025年3月22日(土) 18:00~20:30
場所 d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
問合せ 03-6427-2303(d47食堂)

島根定食に収めきれなかったストーリーをさまざまな料理を通じて伝える、立食形式のパーティー。島根ならではの味わいをご堪能いただきます。
4. 島根県をテーマにした創作ご当地落語を披露「d47落語会 島根県」

d47落語会は『d design travel』と連動し47つのご当地落語を創作するプロジェクト。落語家・柳家花緑が、脚本家・藤井青銅書き下ろしの島根落語を、洋服で椅子に座り現代の言葉で演じる「同時代落語」のスタイルで披露。『d design travel』発行人のナガオカケンメイと編集長の神藤秀人が聞き手となり、島根落語の誕生秘話を語るアフタートークと合わせて、島根の魅力を笑いを通して感じられる企画です。
<d47落語会 第31回「島根県」>
開催日 2025年8月開催予定(東京・島根ともに)
場所 東京都内(渋谷ヒカリエ8F COURT)および島根県内の、2箇所2夜限定公演
演目 古典落語1席、島根落語1席、アフタートーク
出演者 柳家花緑、藤井青銅、ナガオカケンメイ、神藤秀人
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『d design travel』とは
2009年創刊。毎号、地域住民との公開編集会議を皮切りに、約2ヶ月間の現地取材を行います。各号の取材と、東京と特集県とで連動する企画を通して、47都道府県の独自の個性を改めて整理し発信することで、日本各地にあるその土地らしいクリエイションを見つめ直し、その価値を継承する意識を持つきっかけを与える、これまでのトラベルガイドには無い機能をもつ書籍として展開しています。
バックナンバー
1.北海道、2.鹿児島、3.大阪、4.長野、5.静岡、6.栃木、7.山梨、8.東京、9.山口、10.沖縄、11.富山、12.佐賀、13.福岡、14.山形、15.大分、16.京都、17.滋賀、18.岐阜、19.愛知、20.奈良、21.埼玉、22.群馬、23.千葉、24.岩手、25.高知、26.香川、27.愛媛、28.岡山、29.茨城、30.福島、31.三重、32.神奈川、33.福井、34.広島
※鹿児島と静岡は増補改定版を、東京は改訂版を、初版後それぞれ出版。富山号はvol.2も出版。
※2024年7月にはシリーズ初の海外特集号となる韓国・済州号を出版。
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『d design travel SHIMANE』は、クラウドファンディングを実施しました。
このシリーズの本質は、単なる旅行ガイドではなく、旅を通して「地域で頑張っている企業やお店の姿を伝えていく」こと、そして「地域の“らしさ”や“個性”を守ろうと呼びかけていく」ことにあります。ただ資金を調達するだけの手段ではなく、ロングライフデザインを応援しようと同じ方向を目指す仲間とコミュニティをつくり繋いでいくことを目的として、本書の活動を必要としてくださる方々をサポーターとして募り、2024/11/1から12/20の期間で、のべ433人・総額5,135,000円のご支援をいただきました。
D&DEPARTMENT PROJECT(ディアンドデパートメントプロジェクト)
2000年にデザイナーのナガオカケンメイによって創設された「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体。現在は国内外に14店舗(北海道、福島、埼玉、東京、東京・渋谷ヒカリエ、富山、愛知、三重、京都、鹿児島、沖縄、韓国・ソウル、韓国・済州、中国・黄山)を展開。47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、全国的な規模で「息の長いその土地らしいデザイン」の発掘と紹介をしている。2009年『d design travel』創刊、2012年渋谷ヒカリエ8階に日本初の47都道府県のデザイン物産ミュージアム「d47 MUSEUM」をオープン。併設の「d47 design travel store」「d47食堂」と連動し、立体的に日本を伝える新しいスタイルを創造。物販、飲食、出版、観光を通して47の日本の“らしさ”を見直す活動を展開している。
※本記事はプロモーションを含みます
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