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神戸－小豆島－高松を結ぶカーフェリーを運航するジャンボフェリー株式会社（本社：神戸市、代表取締役社長：山神正義）は、瀬戸内国際芸術祭2025作品（作品番号：sd63）として、現代美術家ヤノベケンジ氏の「SHIP’S CAT(Boarding) 」を、2022年10月に就航した新船「あおい」 展望デッキに設置することを発表いたします。

本作品は、船の守り神として知られる“船乗り猫”をモチーフにした現代アート作品で、実際に船の上に設置されるのは初の試みです。

今年の瀬戸芸は「神戸港」からはじまります！

■SHIP’S CAT (Boarding)とは

SHIP’S CATは、2017年に始まったヤノベケンジ氏の彫刻作品シリーズです。帆やロープなどの船体をかじり、積み荷や食料を食べ、疫病をもたらすネズミから、乗組員や船を守る存在として親しまれてきた「船乗り猫」をモチーフにしています。GINZA SIXや 大阪中之島美術館、茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」など、これまで各地に展示されてきた「SHIP’S CAT」シリーズですが、現実の船の上に設置されるのは今回が世界初となります。

■本航路に設置される背景　

2023年2月に、ジャンボフェリー船上で、神戸市、小豆島町・土庄町、高松市の２市２町で地域連携協定が締結されました。この協定は、防災分野での協力をはじめ、2025年の大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭の開催を見据え、瀬戸内エリアへの観光誘客を促進し、各市町の活性化を目指すことが目的の一つとなっています。

今回の取り組みは、小豆島町からの要請を受け、これら地域をダイレクトに結ぶ唯一の公共交通機関の責務として、この連携強化がさらに進むことを期待して実施するものです。

■ジャンボフェリーの新ターミナル「さかてらす」にも「SHIP’S CAT」が！

さらに、小豆島に新しく開業する小豆島坂手ポートターミナル「さかてらす」にも、ヤノベケンジ氏の作品「SHIP’S CAT (Jumping)」が設置されます。この作品は、「SHIP’S CAT (Boarding)」と対になるもので、2つが並ぶことで、ジャンボフェリーでやってきた猫が小豆島に飛び移る様子を表現しています。「SHIP’S CAT (Boarding)」と「SHIP’S CAT (Jumping)」は、瀬戸内国際芸術祭2025作品sd:63【「Journey of SHIP’S CAT」 瀬戸内をめぐるシップス・キャットの旅】として登録され、神戸-小豆島-高松という大きなエリアを結ぶ象徴的な展示インスタレーションとなります。

■「SHIP’S CAT boarding」お披露目会

ヤノベケンジ氏をお招きし、ジャンボフェリー「あおい」船上に設置される「SHIP’S CAT (Boarding)」のお披露目会を開催いたします。
・日時： 2025年4月16日（水） 7:15 ～ 7:50　（受付開始　7:00）
・場所： 神戸市中央区新港町3-7　ジャンボフェリー「あおい」船内（詳細は別途ご案内）
・内容： 主催者挨拶、除幕式、ご来賓挨拶、ヤノベケンジ氏による作品解説、記念撮影　等

お披露目会の取材をご希望の方は、下記のお申し込み用紙をダウンロードの上、メールまたはFAXにてお申し込みをお願いいたします。

※申込締切：2025年4月9日（水）まで

（ご取材申請フォーム）

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