西馬音内盆踊りを体感できる「盆宿U」4月19日開業

西馬音内盆踊りを体験する新しい宿が開業

西馬音内盆踊りをテーマにした宿泊施設「盆宿U」が、4月19日にオープンします。この宿では、伝統的な盆踊りを体験できるイベントが行われ、宿泊客は地域の文化や祭りを肌で感じることができます。また、地元の食材を使用した食事や、盆踊りに関するワークショップも提供され、訪れる人々に西馬音内の魅力をさらに深く理解してもらえる内容となっています。地域の活性化にも寄与する「盆宿U」が注目されています。

この記事の要約

  • 西馬音内盆踊りをテーマにした宿「盆宿U」が開業。
  • 宿泊客は盆踊り体験や地域の文化を楽しめる。
  • 地元食材を使った料理やワークショップも提供。

合同会社U(本社:秋田県羽後町、代表社員:六鎗嘉人・工藤浩平・京野健幸)は、秋田県羽後町で180年以上にわたり経済・社会・文化の中心を担ってきた旧家をリノベーションし、日本三大盆踊りのひとつである西馬音内盆踊りをテーマにした泊まれる文化交流施設「盆宿U」を4月19日に開業いたします。

◆公式ウェブサイト: https://u.bon-yado.jp/

 

営業開始(プレオープン)にあたり、同日にはオープニングイベントを開催。県内外のこだわりの逸品が並ぶマルシェ、盆宿U周辺のお店をめぐるスタンプラリー、宿泊スペースを含むすべてのスペースを開放した内覧会、コミュニティダイニングスタイルで味わう試食会、西馬音内盆踊保存会による公演、日本酒やナチュラルワインのPOP UPバーとDJブースでの音楽イベントなど、施設と人とまちと交流し、お楽しみいただけるイベントを企画しています。地域の皆様や当施設に興味を寄せてくださっている方に気軽にご参加いただけるよう、入場自由・無料での開催となりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

<イベント概要>

開催日時:2025年4月19日(土) 11時〜21時

開催場所:盆宿U(秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町47)

参  加:入場自由・無料(一部要予約・有料)

 ※各イベントの詳細や最新情報は盆宿UのSNSより随時発信いたします

また、2025年4月18日(金)にはメディア関係者の皆様を対象としてプレスツアーを開催いたします。同日13時より30分〜1時間程度を予定しておりますので、取材をご希望の方はメール(u@bon-yado.jp)よりお申し込みください。

【施設概要】

施設名の「U」は、西馬音内盆踊りを表現する際に用いられる「幽玄」の「幽(ゆう)」、人との関わりをつなぐ意味を持つ「結(ゆう)」、人間が心のおもむくままに行動して楽しむ意味を持つ「遊(ゆう)」からきており、西馬音内盆踊りの世界観を体感できる施設に留まらず、地域の方々も楽しむことができ、死者と生者の境界が揺らぐお盆のように、外から来る人と内に住む人が自然と混ざり合うような施設を目指すという想いを込めています。

同施設は、約3,600㎡の敷地に現存する西馬音内盆踊りを眺めることができる客間のある母屋、三棟の内蔵、一棟の外蔵と庭の6箇所を、宿、サウナ、パブリックラウンジ、コミュニティスペースとして活用し、お盆と西馬音内盆踊りをテーマにした「泊まれる文化交流施設」として、人と人との交流を通じて、より豊かで魅力的な地域や文化を創造していきます。

■宿 bon-yado U

冬の積雪時にも行き来ができるよう、母屋と土蔵を大屋根で繋げた、日本有数の豪雪地帯・秋田県南特有の「内蔵」2棟を客室にリノベーション。西馬音内盆踊りの「端縫い衣装」と「藍染め浴衣」をテーマにした2タイプのメゾネットルームと、秋田杉の板倉構法で組み上げた2タイプのドミトリールームを設けています。

▲客室へとリノベーションした2棟の内蔵

メゾネットルーム〜端縫い〜

「端縫い」をテーマにしたメゾネットルームには、各家で大切に保管されてきた古い絹布を縫い合わせてつくり、踊り衣装として代々継承されてきた「端縫い衣装」を特別に展示。一階にはミニキッチン付きのダイニングルームとバスルーム、ダイナミックな梁を臨む二階の寝室には端縫い衣装とレコードプレイヤーを設え、盆踊りとともに刻まれてきた歴史を体感いただけます。

 ※客室サイズ:112㎡(1階59㎡、2階53㎡)

▲端縫いをテーマにしたメゾネットルーム

メゾネットルーム〜藍染め〜

秋田県南の伝統的な染め技法を用いて手絞りでつくられる男女兼用の踊り衣装「藍染め浴衣」をテーマにしたメゾネットルームには、旧柴与家の藍染め浴衣を特別に展示しています。

  ※客室サイズ:102㎡(1階52㎡、2階50㎡)

▲藍染めをテーマにしたメゾネットルーム

ドミトリールーム〜ボックス〜

かつて柴与家の別荘に滞在した放浪の画人「蓑虫山人」のトレードマークである「笈(おい)」から着想を得て秋田杉の板倉構法で組み上げたボックスタイプのドミトリールーム。1階に共用のサニタリーがあり、2階のベッドルームはコンパクトでありながら快適なプライベート空間となっています。(4ベッド)

 ※客室サイズ:61㎡(1階31㎡、2階30㎡)

▲蓑虫山人の笈から着想を得たボックスドミトリールーム

ドミトリールーム〜バンク〜

蔵という特別な空間をよりカジュアルに体感していただけるよう、2階に秋田杉の板倉構法で組み上げたオリジナルの二段ベッドを4台置き、1階に共用のサニタリーを備えたドミトリールーム。カーテンで仕切ることでプライバシーを保て、各ベッドにはライトと電源が備え付けられています。(8ベッド)

 ※客室サイズ:60㎡(1階30㎡、2階30㎡)

▲秋田杉の板倉構法で組み上げたバンクドミトリールーム

 

【サウナ bon-sauna U】

西馬音内盆踊りが始まったとされる700年前の日本では、蒸気を浴びる「蒸し風呂」が一般的で、浴衣はこの蒸し風呂に入るときに水蒸気でやけどをしないように着たことが起源とされています。このことから着想を得て、3棟目の内蔵はサウナへとリノベーション。西馬音内盆踊りの踊りとお囃子をテーマに、その世界へと没入するサウナ体験をご提案します。

▲資材蔵として用いられていた内蔵を改装したサウナ

お囃子が流れるサウナ室に編笠と藍染め浴衣をモチーフにしたオリジナルのサウナハットとサウナウェアで入り、西馬音内盆踊りの世界に浸ったあとは、盆踊り期間に踊り手に振る舞われた銘酒「若返り」の仕込み水と同じ西馬音内の地下水掛け流しの水風呂で現実世界へと戻り、外気浴で心地よい風を感じながら世界が揺らぐ唯一無二のサウナ体験を提供します。

▲西馬音内盆踊りの世界観に没入するサウナ

【パブリックラウンジ lounge U】

岡本太郎や安岡正篤をはじめ数多くの文人墨客を迎え入れてきた柴与家別荘の林泉式庭園は、かつて公園として地域に開放され、地域の方々にコミュニティづくりの場と文化や美に触れる機会を提供してきたことから、かつて米蔵として使われていた外蔵は、レセプションやカフェ&バー、ブック&レコードライブラリなどを併設したパブリックラウンジに。西馬音内のメインストリートである本町通りまで広がるひろばと共に、誰もが自由に利用でき、人びとの交流が生まれ、新たな関係が結ばれるオープンなパブリックスペースとしています。

▲レセプションとカフェ&バーを併設したパブリックラウンジ

パブリックラウンジとひろばでは、食や音楽、アート、イベントなどを媒介に、外から来る人と内に住む人とが交流し、より豊かで魅力的な文化や暮らしを体感することができます。

【コミュニティスペース commons U】

 大きな改修は行わず、既存建築を活かす母屋はコミュニティスペースに。電源やWi-Fiなどを備えているので、イベントやワークショップ、展示、講座等の開催はもちろん、各種交流の場としてもご活用いただけます。

<本件に関する問合せ先>

合同会社U 担当:京野健幸(キョウノタケユキ)

〒012-1131 羽後町西馬音内字本町47番地

Mail u@bon-yado.jp

公式ウェブサイト https://u.bon-yado.jp/

インスタグラム  https://www.instagram.com/bon_yado.u/

※本記事はプロモーションを含みます

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