- 2025-4-25
- ホテル プレスニュース

2025年ゴールデンウィークにおける旅行動向予測
ブッキングドットコムは、2025年のゴールデンウィークに向けた旅行動向を予測しました。旅行者は、国内外の観光地への旅行を計画しており、特に家族連れや友人との旅行が増加する傾向にあります。また、健康や安全を重視する中で、アウトドアや自然を楽しむ旅行スタイルが人気を集めると考えられています。旅行者は、宿泊先やアクティビティに対してより慎重な選択を行い、優先順位を付けた計画を立てることが期待されています。
この記事の要約
- 2025年ゴールデンウィークの旅行は増加傾向。
- 家族旅行や友人との旅行が注目されている。
- アウトドアや自然を楽しむスタイルが人気。

【2025年4月25日】
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に、多種多様な宿泊施設や旅行体験、フライト、レンタカーを提供する世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマー Booking.com は、「2025年GW旅行トレンド予測発表会」を4月16日(水)に開催しました。
本発表会では、2025年のGW旅行トレンド予測について発表後、温泉療法専門医、秘湯探検家、温泉宿の経営者といった温泉のスペシャリストをゲストとしてお招きし、多角的な視点でGWから夏にかけての春夏温泉旅の魅力についてパネルディスカッションを行いました。ゲストには、早坂 信哉さん(東京都市大学 教授、医学博士、温泉療法専門医)、渡辺 裕美さん(秘湯探検家)、川邉 剛さん(箱根・きのくにや旅館)、松野 明希子さん(別府・シーサイドホテル美松大江亭 支配人)の4名にご登壇いただき、医学的視点からの温泉の魅力や、春夏に訪れたい温泉地など、世界的な最新旅行トレンドである「没入型リトリート」と春夏温泉の魅力を掘り下げてお話いただきました。
■2025年GW旅行トレンド予測の発表
冒頭では、ブッキング・ドットコム 日本・東日本統括部長 信濃 伸明が、2025年GW旅行トレンド予測について発表しました。

「ブッキング・ドットコムの検索データからインバウンドに人気のエリアは、東京・大阪・福岡の主要3都市で、検索数が前年比+50%と大きく伸びています。同時に、地方都市への関心も着実に高まりつつあり、那覇、箱根、広島、神戸、高山といった地域も人気が上昇傾向にあります」と説明しました。また、国別の旅行者の検索データを見ると、台湾、韓国、米国、中国、オーストラリアからの旅行者が依然として大きなシェアを占めていますが、「特に今年に入って、イタリアからの旅行者の検索数が大きな伸びを見せている」との分析を明らかにしました。
一方、日本の旅行者においてもインバウンドと同様に主要都市への関心が高く、特に大阪では家族との旅行ニーズが高まっています。主要都市以外では、札幌、広島、那覇、金沢、仙台、箱根、熱海が非常に高い関心を寄せられている地域となっています。

さらに、ブッキング・ドットコムの2025年の「旅行トレンド予測」に関する調査では、世界の旅行者の60%が長寿への没入型リトリート旅を求めると回答しており、58%の旅行者が自分の寿命の延伸と健康の増進を目的の休暇にお金を費やすと回答しています。「短期的なリフレッシュだけでなく、長期的かつ持続的な心身の改善を重視する傾向が強まっており、旅行先での過ごし方に対する意識が高まっていることが、最新の旅行トレンドから明らかになった」と解説しました。
「世界の旅行者のトレンドを日本に置き換えたときにブッキング・ドットコムが注目しているのは、『温泉地』と『温泉旅館』です。温泉地の宿泊データから見ると、隠れた温泉地だけでなく、熱海、伊豆、由布、日光、草津、箱根など主要な地域でさえ閑散期と繁忙期の差が非常に大きくなっていることがわかっています。引き続きインバウンドの旅行者が日本に高い関心を寄せていること、その関心は主に主要都市に集中していますが、徐々に地方へと広がりつつあるのが現状です。
こうした動きの中で、特に閑散期における温泉地は、今後さらに大きなビジネスチャンスを秘めていると考えています」と述べました。このような状況を踏まえ、自社が開発したサービス「AIトリッププランナー」についても説明しました。「例えば、『静かに家族と過ごせる日本の温泉宿を探したい』という要望をすると、裏草津、由布、鹿児島などの地域をAIが提案します。旅行者の方が従来では見つけられなかった地域を発見できる、隠れた名所への旅行ガイドとして期待が高まっている」と述べました。
まとめとして、「大都市から温泉地へと旅行者の関心が広がっていく中で、AIトリッププランナーのようなテクノロジーを活用することで、これまであまり知られてこなかった“隠れた温泉地”を発見し、旅行者に新たな選択肢を提案できるのではないかと期待しています。こうしたテクノロジーの力も、地方観光の活性化に貢献していけると考えています」と語りました。
■ゲスト登壇者・早坂 信哉先生による解説
温泉医学の第一人者であり医学博士の早坂 信哉先生は、25年以上にわたる研究で4万人以上の入浴を調査し、高齢者の入浴事故調査から研究を開始しました。また、入浴事故だけでなく温泉や入浴の健康効果を数値化をする調査もしています。早坂先生は、「毎日湯船に浸かる人は、要介護状態になるリスクが29%減、うつ病リスクが24%減、さらに認知症の発症リスクも26%減少するというデータが出ています」と説明しました。

また、昨今注目を集める「幸せホルモン(オキシトシン)」との関係性にも言及し、「お風呂に入ることによって『なんとなく気持ちがいいな』と多くの方が実際に入浴して直感的に実感する感覚ですが、唾液中のオキシトシンが増えているということが調査でわかっています」と解説しました。
さらに、早坂先生が関わっている、平成30年から環境省が行っている「新・湯治」効果測定調査プロジェクトにも言及。調査では、6年間で計19,575人のデータから、温泉利用後に「癒された」「リフレッシュできた」と9割以上が回答し、「より幸せになった」「疲労回復」「ストレス改善」と8割以上が回答したことを明らかにしました。
「長期滞在でなくても、日常から離れた温泉地の環境に身を置き、アクティビティやおいしい食事を楽しむことで心身に良い変化が見られます。特に春から夏は、冬の時期に比べて温泉地が空いている点や、露天風呂に入る際に気候的にも非常におすすめの時期です」と語りました。
■パネルディスカッション
早坂 信哉先生に続いてパネルディスカッションに登壇したのは、渡辺 裕美さん(秘湯探検家)、川邉 剛さん(箱根・きのくにや旅館)、松野 明希子さん(別府・シーサイドホテル美松大江亭 支配人)。

川邉さんは、温泉の癒しがどれほど現実の暮らしに作用しているかを語りました。
「あるとき、3連泊された30代の女性のお客様がいました。普段は睡眠薬がないと眠れないという方だったそうですが、滞在中は薬なしでぐっすり眠れたそうです。温泉の力と、非日常の静けさが、心と体を緩めてくれたのだと思います」
また、「春夏温泉の魅力は、湯そのものだけでなく、色や音などが相まってストレスが解消される」と語り、「特別なものがなくても自分の感じ方を変えることによって春夏の景色を楽しむことができるようになる」と説明しました。

一方、別府から参加した松野さんは、「温泉の価値はなくなって初めて気づく」と、引っ越し後に温泉を離れて気づいた自身の体験を語りました。
「温泉のある生活では、指先までしっかり温まっていました。引っ越して普通のお風呂に変えてから、爪の伸びが遅くなったとネイリストさんに指摘されて初めて、代謝が落ちてると気づいたんです」
また、「温泉には美容や健康面でのメリットがある」と述べ、「定期的に温泉に入ることが大切です」と話しました。

秘湯探検家・渡辺 裕美さんは、15年以上かけて国内外3000カ所以上の温泉を巡ってわかった「温泉の力」について、「一般的に温泉は冬に入るものと思われていたけれど、春夏こそ本当の没入ができる温泉があるんです。高地にあるぬる湯や炭酸泉、雪が溶けてようやくたどり着ける山奥の秘湯など春夏に楽しめる温泉は数多くあります」と説明しました。
渡辺さんは、自身が愛してやまない長野・白馬鑓ヶ岳の温泉を紹介し、「山小屋が開くのは夏の数カ月だけ。湯船から見下ろす雲海や高山植物の群生は、まさに生命をリセットする風景だ」と語りました。
また、「AIが発達し、SNSが発達し、四六時中“誰かとつながっている”この時代だからこそ、完全に遮断される“冒険の旅”の価値がある」とし、温泉旅こそ「現代人にとってのセーフゾーン」だと強調しました。
■登壇者の皆様にとって「温泉」とは
最後に、今回ご登壇いただいたゲストの皆様にとっての「温泉」についてお聞きしました。登壇者全員が声をそろえたのが、「春夏こそ、温泉のベストシーズン」であるということ。
早坂先生は「春から初夏は、自律神経が疲れやすい季節。心身を休めるには最適な時期とし、温度差や環境変化に伴う季節性の不調を防ぐ手段として温泉を活用すること」を推奨しました。
川邉さん、松野さんからは「春夏は混雑も少なく、露天風呂も安全に楽しめる」、「自然音や光、風を感じるのはこの季節ならでは」といった声が挙がり、また渡辺さんも「春夏の時期にしか入れない温泉やこの時期だからこそ効能を実感できる温泉がたくさんある。“誰も行かない季節”ではなく、春夏は行かなきゃもったいない季節なんです」と呼びかけました。
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Booking.comについて
1996年にアムステルダムにて設立され、Booking Holdings Inc.(NASDAQ:BKNG)の一員として、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げています。多種多様な宿泊施設と移動手段を簡単かつワンストップで予約ができるプラットフォームを通して、世界中のお客様に思い出に残る体験を提供しています。また、ブッキング・ドットコムでは、ロイヤルティプログラム「Genius」に登録することで、世界中の数十万軒もの対象施設や対象のレンタカーで割引や旅行特典を利用することができます。詳細については、ブッキング・ドットコムの公式SNSアカウント (@bookingcom_jp)、もしくは https://news.booking.com/ja をご覧ください。
※本記事はプロモーションを含みます
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