
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ徹底解説:代替施設と利用価値
目次
みなさん、こんにちは!旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者TAKAです。今回は、2025年4月にオープンしたヒルトンの最高級ブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」のラウンジについて、多くの実際の利用者の声や評判を参考に調査し、その全容をわかりやすく簡単に解説します。高級ホテルでの滞在を検討されている皆様の参考になれば幸いです。
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ事情
結論から先に申し上げますと、ウォルドーフ・アストリア大阪には、一般的な意味でのエグゼクティブラウンジはありません。これはヒルトンオーナーズのステータス会員にとっては意外かもしれませんね。通常、ヒルトン系列ホテルではダイヤモンド会員やゴールド会員向けにエグゼクティブラウンジが提供されることが多いですが、ウォルドーフ・アストリアブランドでは、異なるアプローチをとっているようです。
しかし、ラウンジの代替となる2つの施設があります。
- ライブラリー(30階・宿泊者専用)
- ピーコック・アレー(Peacock Alley・28/29階・一般客も利用可能)
それでは、この2つの施設について詳しく見ていきましょう。
ピーコック・アレー(Peacock Alley)の魅力
基本情報
ピーコック・アレーは、ウォルドーフ・アストリア大阪の29階(フロント階)から階段を下りた28階に位置する、ラウンジ&バーです。
- 場所: ウォルドーフ・アストリア大阪 28/29階
- 営業時間: 月曜~火曜 9:00~23:00、水曜~日曜 9:00~22:00
- アクセス: 29階のエレベーターホールから階段で下りる(バリアフリー対応は28階から)
- 総座席数: 128席
- 予約: 推奨(特にアフタヌーンティーは必須)
雰囲気と内装
ピーコック・アレーの最大の特徴は、29階から階段を降りて行くという演出的な導線設計です。この大階段を降りる瞬間は、まるでお姫様になったかのような気分が味わえると評判のようです。2フロアを大胆に使ったデザインと、大きな窓から臨む大阪の街並みは、非日常的な空間を演出しています。
内装は「エレガントモダン」をコンセプトにしたデザインで、ウォルドーフ・アストリアブランドの長い歴史へのオマージュが感じられます。夜はライトアップされた空間が、より一層ラグジュアリー感を高めているようです。
提供メニュー
ピーコック・アレーでは、以下のようなメニューが提供されています。
- アフタヌーンティー
- 提供時間: 11:30~19:00
- 価格: 10,000円(税込)
- 特徴: セイボリー(軽食)の評価が特に高い
- ドリンクメニュー
- シャンパン、ワイン、カクテル各種
- コーヒー、紅茶(1,500円程度)
- その他ソフトドリンク
- 軽食メニュー
- デザート類(レッドベルベッドチーズケーキなど)
良い点
ピーコック・アレーの最大のメリットは、その非日常的な空間体験にあります。大階段を降りるという演出的な導線や、大きな窓からの眺望は、まさにラグジュアリーホテルならではの体験です。
また、アフタヌーンティーのクオリティ、特にセイボリー(軽食)の評価が非常に高いことも大きな利点です。複数の口コミによると、「今まで食べたアフタヌーンティーの中で一番おいしかった」との評価もあるようです。
さらに、28階にはルーフトップテラスが併設されており、季節によってはテラス席も利用できるという点もおすすめポイントの一つです。解放感のある空間でお酒を楽しむことができるというのは、都会のホテルでは貴重な体験といえるでしょう。
悪い点
一方で、ピーコック・アレーの最大のデメリットは、その高価格設定にあるでしょう。アフタヌーンティーは1人10,000円と、大阪市内のホテルの中でもトップクラスの価格設定です。コーヒー1杯も1,500円(おかわり不可)とかなり高めの設定となっています。
また、混雑時の対応やサービスについて、一部のレビューでは「オーダーしたドリンクと違うものが来た」など、サービスの欠点も指摘されています。オープンして間もない時期ということもあり、運営が完全に安定していない部分もあるようです。
ライブラリー – 宿泊者専用の隠れ家
基本情報
ライブラリーは、ウォルドーフ・アストリア大阪の宿泊者のみが利用できる専用スペースです。
- 場所: ウォルドーフ・アストリア大阪 30階
- 営業時間: 9:00~22:00
- アクセス: 宿泊者用エレベーターの30階で降りて、左側へ数十歩
- 利用資格: 宿泊者のみ利用可能
雰囲気と内装
ライブラリーという名前の通り、ここには芸術や建築に関する本が配置されており、落ち着いた雰囲気の空間となっています。大きな窓からは大阪の夜景を眺めることができ、座り心地の良い大きな座面の椅子が配置されています。
間仕切りがあるため、他の利用者がいても比較的プライベート感を保ちながらくつろぐことができるようです。全ての椅子に背もたれがあり、クッションが置かれているものも多く、リラックスした時間を過ごすのに適しています。
提供サービス
ライブラリーでは、以下のサービスが無料で提供されています。
- セルフサービスのコーヒー、紅茶
- ミネラルウォーター(スタッフがいる場合提供あり)
- 閲覧用の書籍・雑誌
良い点
ライブラリーの最大のメリットは、宿泊者だけの静かな空間でゆっくりと過ごせる点です。混雑することも少なく、口コミによると「二度訪れたがどちらも他の客は1組のみだった」とのことで、かなり落ち着いた環境が期待できます。
また、無料でコーヒーや紅茶を楽しめる点も大きな利点です。特にnespressoのマシンがあり、美しいティカップが用意されているなど、クオリティにもこだわりが感じられます。
さらに、部屋と行き来する形で利用することで、よりホテルステイを楽しめるという点もおすすめポイントでしょう。
悪い点
一方、ライブラリーの最大のデメリットは、通常のエグゼクティブラウンジと比較すると、提供されるサービスが限定的である点です。特に、アルコール類の提供やカクテルタイムなどはなく、食事も提供されていません。
また、PCを置いて仕事をするには机が少し低い仕様であり、ビジネス利用の欠点となる可能性があります。電源コンセントはあるものの、ワーキングスペースとしての利便性は限られているようです。
ヒルトンダイヤモンド会員向け特典
ウォルドーフ・アストリア大阪では、エグゼクティブラウンジがない代わりに、ヒルトンオーナーズのダイヤモンド会員に対して特別な特典が用意されています。
- ドリンクチケット: ダイヤモンド会員にはチェックイン時に2枚のドリンクチケットが提供され、ピーコック・アレーで使用可能
- 利用できるドリンク: シャンパン、赤ワイン、白ワイン、ジンジャーエール、グレープフルーツジュース、オレンジジュースなど
- レストラン割引: 期間限定でダイヤモンド会員/ゴールド会員は25%割引、シルバー会員/無料会員は10%割引が適用される場合もある
これらの特典は、通常のエグゼクティブラウンジの代替としては十分ではないかもしれませんが、高級感あるサービスを楽しむことができるようになっています。
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どんな人におすすめか
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ施設は、以下のような方に特におすすめです。
- 非日常的な空間体験を求める方 ピーコック・アレーの大階段や眺望は、特別な時間を演出してくれます。
- アフタヌーンティーを楽しみたい方 高評価のセイボリーや美しいスイーツを堪能したい方には、予算に余裕があればぜひお勧めです。
- 静かな読書時間を楽しみたい宿泊者 ライブラリーは、落ち着いた空間で読書や思索にふける時間を提供してくれます。
- 記念日やお祝い事で特別な時間を過ごしたい方 ピーコック・アレーの非日常的で上質な空間は、特別な日のセレブレーションに最適です。
- 高級ホテルの雰囲気を体験したい方 ホテルに宿泊せずとも、ピーコック・アレーを利用することで、最高級ブランドホテルの雰囲気を味わうことができます。
おすすめしない人
一方で、以下のような方には、ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ施設はあまりおすすめできません:
- コストパフォーマンスを重視する方 アフタヌーンティー10,000円、コーヒー1,500円という価格設定は、コスパを重視する方には大きなデメリットとなるでしょう。
- 通常のエグゼクティブラウンジのサービスを期待する上級会員 無料のアルコール、軽食などを楽しみにしているヒルトンオーナーズの上級会員の方には、期待外れとなる可能性があります。
- 仕事用のスペースを探している方 ライブラリーは仕事向けの設計ではなく、PCを置くには机が低いなどの欠点があります。
- にぎやかで活気のある空間を好む方 ライブラリーは静かでゆったりとした空間のため、活気を求める方には向いていません。
SPAやプールとの連携
30階のライブラリーがある同じフロアには、SPAやプール、ジムも完備されています。特にプールは室内ながらインフィニティプール仕様で、大阪の街並みを一望できる特別な空間となっているようです。ライブラリーでのんびりした後に、プールやジムで体を動かすという利用方法も魅力的でしょう。
水着を忘れた場合もレンタルが可能(1,650円)とのことで、急な利用にも対応しているようです。
総評:ウォルドーフならではの質の高さ
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ施設は、一般的なエグゼクティブラウンジとは異なるアプローチをとっています。確かに、無料のフード&ドリンクが楽しめる従来型のラウンジがないことは残念に感じる方もいるかもしれませんが、代わりに提供されているのは、より洗練された高級感のある体験です。
ピーコック・アレーの大階段や眺望、ライブラリーの落ち着いた空間は、ウォルドーフ・アストリアというブランドの世界観をしっかりと体現しています。価格は高めですが、その分の価値は十分にあると言えるでしょう。
また、ウォルドーフ・アストリアは、「日本らしい非常にシンプルかつスタイリッシュな空間と施設」というコンセプトを持っているようです。これは、ゴージャスさをあえて前面に出さない、洗練された上質さを追求するという姿勢の表れかもしれません。
ラウンジ利用のベストタイミング
ピーコック・アレー
ピーコック・アレーを最も楽しめるタイミングは、以下のようなときでしょう。
- 夕暮れ時~夜 大阪の夜景を一望できる時間帯は特に魅力的です。
- アフタヌーンティータイム(11:30~19:00) 評判の高いアフタヌーンティーを楽しむなら、予約は必須です。
- 淀川の花火大会時 窓側の席からは淀川の花火が見えるとのことで、花火大会の時期は特に人気が高まりそうです。
ライブラリー
ライブラリーは比較的空いていることが多いようですが、以下のようなタイミングがおすすめです。
- 朝の時間帯 静かな朝の時間に、コーヒーや紅茶を楽しみながら本を読む贅沢。
- 夕暮れ時 大きな窓から夕暮れの大阪を眺めながらくつろぐ時間は格別でしょう。
まとめ
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジ施設は、従来型のエグゼクティブラウンジとは一線を画した、より洗練された体験を提供しています。ピーコック・アレーの圧巻の空間デザインと高品質なアフタヌーンティー、そしてライブラリーの落ち着いた読書空間は、それぞれに魅力的です。
確かに価格は高めであり、ヒルトンの上級会員にとっては物足りなさを感じる部分もあるかもしれません。しかし、「全てのホテルの最高峰」と言われるウォルドーフ・アストリアならではの質の高さは、十分に感じられるでしょう。
特に、記念日や特別な機会には、ピーコック・アレーでのアフタヌーンティーや夜のドリンクタイムは、忘れられない思い出になることでしょう。宿泊者は、30階のライブラリーでの落ち着いた時間も併せて楽しむことをお勧めします。
最後に、ウォルドーフ・アストリア大阪は2025年4月に開業したばかりのホテルです。今後、サービス内容や施設の使い方も進化していく可能性があります。最新情報を確認しつつ、最高級ホテルならではの特別な体験を存分に楽しんでください。
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