- 2025-5-9
- 旅行にまつわる話題

【徹底解説】Vトリップとは? 三井住友カードの新サービスで変わる旅行予約の形
目次
「Vトリップとは何ですか?」について様々な旅行者の評判やレビューを徹底的に調査し、このサービスの実態をわかりやすく解説していきます。メリットだけでなくデメリットも包み隠さずお伝えしますので、旅行予約の参考にしていただければ幸いです。
Vトリップの基本情報とは
Vトリップは2025年3月31日にスタートした、三井住友カードとカナダの旅行テック企業HTSが共同提供する旅行予約サイトです。三井住友カード会員(VpassID登録者)およびV会員向けのサービスとなっています。
このサービスでは国内外のホテル、航空券、レンタカーの予約が可能で、国内ホテルは2万軒以上、海外では50万軒以上という豊富な施設数を誇っているようです。これは日本国内のホテル・旅館総数が約5万施設と言われていることを考えると、かなりの掲載率と言えるでしょう。
Vトリップは、SMBCグループが提供する個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」における非金融サービスの第一弾としての位置づけであり、金融と非金融サービスを組み合わせた新しい形のサービスとして注目されています。
Vトリップの主な特徴と機能
革新的なトラベル・フィンテック機能
Vトリップの最大の特徴は、HTSが持つ先進的な「トラベル・フィンテック」技術を活用している点です。これにより以下のような機能が提供されています。
- 価格予測:航空券の価格上昇や下落を予測し、最適な購入タイミングを提案します。
- 価格変動通知:航空券の値動きが生じるとメールで通知してくれます。
- 価格据え置きプラン:最大21日間、航空券の価格を保持できるオプションがあります。
- キャンセル安心オプション:理由を問わず全額または一部(航空券は80%)返金が可能になります。
- フライトトラブル安心オプション:遅延・欠航時に代替便を自動手配してくれます。
- ベストプライス保証:他サイトより高い価格だった場合に差額の一部を返金するサービスも提供されています。
これらの機能は、旅行予約における不安要素を大幅に軽減し、特に価格変動が激しい航空券予約の際には心強い味方となるでしょう。
高還元率のポイントシステム
Vトリップのもう一つの大きな特徴は、高いポイント還元率です。対象の三井住友カードで決済すると、カード種類や予約内容によって最大10%のVポイントが還元されます。
主なカード別の還元率は以下の通りです。
プラチナプリファード
- 国内ホテル:7%
- 海外ホテル:10%
- 航空券:2.5%
- レンタカー:2%
ゴールドカード(NL)/通常カード(NL)
- 国内ホテル:2.5%
- 海外ホテル:5.5%
- 航空券:1%
- レンタカー:1%
これらの還元率は、三井住友カードの通常ポイントに加えて、Vトリップ利用特典とCCCMKホールディングスから付与されるVポイント提携先としてのポイント(0.5%)を含んだ数字となっています。
また、貯めたVポイントをVトリップでの支払いに使うこともできるため、ポイントの循環利用も可能です。
使いやすさへのこだわり
Vトリップは以下のような点で使いやすさも重視されているようです。
- Vpass IDやVポイントアプリからシームレスにログイン可能で、専用のIDやパスワード設定が不要です。
- シンプルな予約インターフェースにより、目的地、日付、人数を入れるだけで簡単に検索できます。
- トリップアドバイザーの口コミ情報が連携されており、ホテル選びの参考にできます。
- 日本語のカスタマーサポートとAIチャットボットによる顧客対応が提供されています。
Vトリップの良い点(メリット)
Vトリップの主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
1. 圧倒的な高還元率
最大10%という高いポイント還元率は、他の旅行予約サイトと比較してもトップクラスの利点です。例えば10万円のホテル予約で最大1万円相当のポイントが還元されることになります。現在実施中のキャンペーンを活用すれば、さらに10%(上限10,000ポイント)の追加還元も受けられるとのことで、非常におすすめできるポイントです。
2. 価格変動リスクを軽減する独自機能
航空券の価格予測や価格据え置きプランは、特に価格変動が激しい国際線航空券の予約時には大きなメリットとなります。「買うべきか待つべきか」という悩みを解消してくれる機能は、経験豊富な旅行者でさえ重宝するでしょう。HTSは毎日200億件以上の価格データを収集しAIを活用した価格予測を行っているとのことで、その精度も期待できるようです。
3. 旅行のリスクを軽減するオプション
キャンセル安心オプションやフライトトラブル安心オプションは、旅行計画の変更や予期せぬトラブルに対する保険として機能します。特に理由を問わずキャンセル可能となる点は、従来の旅行予約サイトには少ない良い点です。ホテルはチェックインまで予約価格の100%、航空券は出発3時間前まで予約価格の80%が返金されるとのことで、安心感があります。
4. 手軽な操作性
三井住友カードやVポイントのアプリから直接アクセスでき、専用のID・パスワード設定が不要なシームレスなログイン体験は、ユーザビリティ面での利点です。予約サイトごとにアカウント管理をする手間が省け、スムーズに予約手続きを進められます。
5. 豊富な掲載施設数
国内2万軒以上、海外50万軒以上という施設数は、選択肢の幅を広げてくれます。特に海外ホテルの場合は、メジャーな観光地はもちろん、少しマイナーな場所でも選択肢が豊富なようです。
Vトリップの悪い点(デメリット)
一方で、Vトリップには以下のようなデメリットも存在します。
1. 利用者の制限
三井住友カード会員(VpassID登録者)またはV会員限定のサービスであるため、これらに該当しない方は利用できないという欠点があります。一般的なOTA(オンライン・トラベル・エージェント)と異なり、誰でも利用できるわけではない点は大きな制約と言えるでしょう。
2. 還元率のカード依存性
高還元率を得るにはプラチナプリファードなど特定のカードが必要で、年会費などの負担が発生する点は悪い点です。プラチナプリファードの年会費は33,000円とのことで、この年会費に見合うだけのホテル予約や航空券予約をするかどうかの見極めが必要です。
3. 追加オプションの費用
価格据え置きプランやキャンセル安心オプションなどの便利な機能は追加料金が発生するため、予約コストが増加する可能性があります。予算重視の旅行者にはおすすめしないポイントかもしれません。オプション料金は予約内容や旅行相場によって変動するため、予約時に都度確認する必要があります。
4. 検索・絞り込み機能の制限
一部の評価では、エリアや最寄り駅などでの絞り込み機能が限定的という意見もあるようです。国内の主要OTAと比較すると、地図からのエリア選択が中心で、細かい条件検索には制約があるかもしれません。
5. サービス開始からの日が浅い
2025年3月31日にサービスを開始したばかりのため、システムの安定性やサポート体制については評価が固まっていない点もデメリットと言えるでしょう。長年の実績がある既存OTAと比較すると、まだ未知数の部分が多いのは事実です。
こんな人におすすめ/おすすめできない人
Vトリップがおすすめの方
- 三井住友カード、特にプラチナプリファードを保有している方:最大10%還元の恩恵を最大限に受けられます。
- Vポイントを積極的に貯めている方:高還元率で効率よくポイントを貯められます。
- 価格変動が気になる航空券予約を頻繁にする方:価格予測機能や価格据え置きプランが役立ちます。
- 急な予定変更のリスクがある方:キャンセル安心オプションにより柔軟に対応できます。
- 海外ホテルの予約が多い方:海外ホテル予約時の還元率が特に高いため、メリットを最大化できます。
Vトリップがおすすめできない人
- 三井住友カードを持っていない、またはV会員でない方:そもそもサービスを利用できません。
- 最安値での予約を最優先する方:オプション料金が追加されると割高になる可能性があります。
- 詳細な条件検索を重視する方:現時点では検索機能が他の大手OTAほど充実していない可能性があります。
- 実績のある既存OTAを信頼している方:新しいサービスに不安を感じる方には、もう少し評価が固まるまで様子見が良いかもしれません。
- ポイント還元よりも即時割引を重視する方:後から付与されるポイント還元よりも予約時点での割引を重視する方には合わないかもしれません。
Vトリップの実際の利用者の声
実際にVトリップを使った方々の声をいくつか紹介します。
あるユーザーはGWのディズニーリゾート旅行をVトリップで予約した際の体験として、「予約手順が非常にシンプルで、目的地、日付、人数を入れるだけで簡単に該当するホテルの情報が地図情報と一緒に表示される」と評価しているようです。
また、プラチナプリファードを保有するユーザーからは「海外ホテルの予約で10%還元はとても魅力的」という声も聞かれます。特に現在実施中のキャンペーンと合わせると「実質20%近い還元になる計算」というコメントもあるようです。
一方で「エリアや最寄り駅などで絞り込めず、地図からエリアを選択していく仕様は慣れが必要」という意見もあるとのことです。
大阪・関西万博期間中のホテル予約をVトリップで探したユーザーからは「他のサイトと比較しても競争力のある価格設定だった」という評価もあるようです。
Vトリップ運営企業の背景と今後の展望
Vトリップを運営するHTSは、カナダの旅行テック企業Hopperの法人向け事業部門です。Hopperは北米を中心に展開するOTA(Online Travel Agent)で、米国市場ではExpediaやBooking.comに次ぐ第3位の売上シェアを持つ大手企業です。
アプリのダウンロード数は全世界で1億2000万を超え、特に独自の機械学習アルゴリズムによる価格予測機能が高く評価されているようです。Vトリップは、このHopperが日本市場に初めて進出するサービスとなります。
今後の展開としては、三井住友カード会員限定の特別優待プランの提供や、2025年秋にはパッケージツアーの提供も予定されているとのことで、サービスの拡充が期待されています。
HTSは日本での事業展開にあたり、日本法人の旅行業登録も行っており、日本語のカスタマーサポートやAIチャットボットによる顧客対応を充実させるなど、日本市場向けのローカライズを進めているようです。
Vトリップを効果的に利用するポイント
1. Vpass IDとV会員番号の設定を忘れずに
Vトリップで最大のポイント還元を受けるためには、サイト内でVpass IDとV会員番号の設定が必要です。特にVポイント提携先としての0.5%のポイント還元(CCCMKホールディングスから付与)を受けるためには、V会員番号の設定が必須とされています。
2. 各種オプションの費用対効果を検討
Vトリップの特徴的なオプションサービス(価格据え置きプラン、キャンセル安心オプション、フライトトラブル安心オプションなど)は便利ですが、追加料金が発生します。旅行の確実性や予定変更の可能性を考慮して、オプションの追加が費用対効果に見合うかどうかを検討するとよいでしょう。
3. キャンペーン情報をこまめにチェック
Vトリップではサービス開始を記念したキャンペーンとして、ホテル予約でさらに10%還元(上限10,000ポイント)を実施しています。今後も様々なキャンペーンが予定されている可能性が高いため、定期的にサイトをチェックするとお得に利用できるかもしれません。
まとめ:新時代の旅行予約サービス「Vトリップ」
Vトリップは、三井住友カードとHTSのコラボレーションによって誕生した、高いポイント還元率と革新的なトラベル・フィンテック機能を備えた新しい旅行予約サービスです。最大10%のポイント還元や、価格予測、キャンセル安心オプションなどの独自機能は、従来のOTAにはない魅力的な特徴となっています。
特に三井住友カードのプラチナプリファード会員であれば、海外ホテル予約時の10%還元という破格の特典を享受できるため、海外旅行の計画がある方には非常におすすめできるサービスと言えるでしょう。
一方で、三井住友カード会員またはV会員限定のサービスであるという制約や、まだサービス開始から日が浅いことによる不確定要素もあります。検索機能の充実度や使い勝手については、今後の改善が期待される部分もあるようです。
総合的に見て、Vトリップは特に三井住友カードの上位会員で、旅行頻度が高く、ポイント還元を重視する方にとっては非常にメリットの大きいサービスと言えます。また、航空券の価格変動に悩まされてきた方や、急な予定変更のリスクを抱える方にとっても、独自のオプションサービスは大きな魅力となるはずです。
金融と非金融サービスを融合させた新しい形の旅行予約サービスとして、今後の成長も期待されるVトリップ。既存のOTAと比較検討しながら、自分の旅行スタイルやニーズに合った選択をすることをおすすめします。
この記事がVトリップについての理解を深め、皆さんの旅行計画の参考になれば幸いです。旅がより快適で、お得なものになることを願っています。
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