Vトリップのメリットとデメリットは? 評判や口コミも参考にわかりやすく簡単に解説

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Vトリップのメリットとデメリット:旅行専門家の詳細解説

2025年3月31日に三井住友カードが開始した新しい旅行予約サービス「Vトリップ」のメリットとデメリットについてできるだけ多くのネット上の評判や情報を集め、実際の利用者の声も参考にしながら徹底調査しました。今回はその結果を、旅行初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

Vトリップとは?基本情報

Vトリップは、三井住友カードが北米の旅行テック企業Hopper(ホッパー)と提携して始めた旅行予約サイトです。このサービスは、三井住友カード会員およびVポイント会員限定で利用できます。

SMBCグループの個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」における非金融サービスの第一弾として位置づけられており、HTSの「トラベル・フィンテック」技術と三井住友カードのデジタル基盤、共通ポイント「Vポイント」を組み合わせた次世代型の旅行予約プラットフォームとなっています。

国内外のホテル、航空券、レンタカーの予約が可能で、国内ホテルは2万軒以上、海外のホテルでも50万軒を超える宿泊施設を掲載しているとのことです。

それでは、Vトリップのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

Vトリップの主なメリット

1. 高還元率のVポイント

Vトリップの最大の利点と言えるのが、対象の三井住友カードで決済した際の高いポイント還元率です。カード券種によって還元率は異なりますが、最大で利用金額の10%のVポイントが還元されます。

具体的には、以下のような還元率となっています。

  • 三井住友カード プラチナプリファード/Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
    • 国内ホテル:6.0%
    • 海外ホテル:9.0%(最大10%)
    • 航空券:1.5%
    • レンタカー:2.0%
  • 三井住友カード ゴールド/三井住友カード(NL)/Oliveフレキシブルペイ ゴールド/Oliveフレキシブルペイ 一般
    • 国内ホテル:2.0%
    • 海外ホテル:5.0%
    • 航空券:0.5%
    • レンタカー:1.0%
  • 上記以外のVポイントが貯まる三井住友カード
    • 国内ホテル:1.5%
    • 海外ホテル:3.0%
    • 航空券:0.5%
    • レンタカー:0.5%

これらの還元率は、三井住友カードの通常ポイント分とVトリップの利用特典分、そしてCCCMKホールディングスから付与されるVポイント提携先としてのポイント(0.5%)を含んだものです。

特に海外ホテルの予約では高い還元率となっており、まとまった金額の支払いでお得にポイントを貯められるのは大きなメリットと言えるでしょう。ポイント収集家にとって、この高還元率は非常に魅力的なおすすめポイントです。

さらに、サービス開始を記念したキャンペーンも実施されており、期間中は通常の還元率に加えてさらに10%のポイントが付与されるとのことです。

2. 革新的なトラベル・フィンテック機能

Vトリップのもう一つの大きなメリットは、北米でシェア3位を誇るHopperの革新的な「トラベル・フィンテック」技術を活用した機能です。これらの機能は旅行予約の不安を解消し、より便利でスマートな旅行計画をサポートしてくれます。

価格予測と価格変動通知

航空券の価格変動を予測し、最適な購入タイミングを提案してくれる「価格予測」機能があります。また「価格変動通知」をオンにすると、より安くなったタイミングでメールを受け取ることができます。

これはフライト料金が常に変動する現代の航空業界において、非常に役立つ機能です。予約のタイミングによって数万円の差が出ることもある航空券ですが、この機能を使えば「いつ予約すべきか」という悩みを解消できるでしょう。

価格据え置きプラン(有料)

直前まで仕事の予定や同行者への確認が必要な場合など、すぐには予約できないけれど現在の価格で予約したい場合に便利な「価格据え置きプラン」も提供されています。12時間から最大21日間、航空券の価格を据え置くことができるとのことです。

これにより、例えば家族との調整が必要な場合でも、その間に価格が上がる心配をせずに検討する時間を確保できます。特に繁忙期や人気目的地への旅行を計画している場合には、大きな利点となるでしょう。

ベストプライス保証

Vトリップでは「ベストプライス保証」も提供されています。これは予約後24時間以内に、予約したホテルや航空券よりも安いサービスを見つけた場合、差額をトリップクレジットで返金してくれるサービスです。

予約後に「他のサイトの方が安かった!」と後悔する心配がないため、安心して予約できるのは大きなメリットです。

安心オプション(有料)

Vトリップには、旅行直前のキャンセルや旅行中のトラブルに対応するためのオプションサービスも充実しています。

  • キャンセル安心オプション:ホテルはチェックインまで予約代金の100%、航空券は出発3時間前まで予約代金の80%が理由を問わず返金されます。
  • フライトトラブル安心オプション:2時間以上の遅延や欠航が発生した場合、所定の限度額内で別のフライトへ無料で再予約が可能です。

これらのオプションは有料ですが、急な体調不良や予定変更など、予測できないトラブルに備えることができるため、安心感を得られる重要な特典と言えるでしょう。

3. 利便性の高いユーザー体験

Vトリップは、ユーザー体験の面でも優れています。

  • VpassアプリやVポイントアプリからシームレスにログインでき、新たにIDやパスワードを設定する必要がありません。
  • 貯めたVポイントを旅行代金の支払いに直接利用できます。
  • 日本国内にカスタマーセンターを設置し、アプリ上でのAIチャットやセルフ対応機能も提供されているとのことです。

これらの機能により、予約から変更・キャンセルまでスムーズな体験が可能になっており、デジタルに不慣れな方でも比較的使いやすいサービスになっていると言えるでしょう。

Vトリップの主なデメリット

次に、Vトリップを利用する上での欠点や注意点についても触れておきましょう。

1. 利用制限があること

Vトリップは三井住友カード会員・V会員限定のサービスであるため、これらの会員でない方は利用できないという大きなデメリットがあります。

例えば、他の銀行系カードや他社クレジットカードのみを使用している方、クレジットカードを持っていない方は、このサービスを利用できません。Vポイントを貯めていない方にとっても、ポイント還元というメリットを活かせないため、魅力が半減してしまうでしょう。

2. 新サービスならではの不安定さ

Vトリップは2025年3月31日に始まったばかりの新しいサービスであるため、まだ実績や評判が少ないというデメリットがあります。新サービスの場合、サイトの安定性やカスタマーサポートの質、予約システムの信頼性などが未知数である点はおすすめできない要素かもしれません。

また、北米で人気のHopperを基盤としているものの、日本市場に完全に適応しているかどうかも不明です。例えば、検索機能の絞り込みについて、一部の機能(例:「大浴場」などの日本特有の施設)が日本のビジネスホテル向きではない可能性が指摘されています。

3. 有料オプションのコスト

Vトリップの特徴的な機能である「価格据え置きプラン」「キャンセル安心オプション」「フライトトラブル安心オプション」などは有料であり、これらのオプション価格は予約時の旅行相場などを考慮して算出され、常に変動するとされています。

旅行代金に加えてこれらのオプション料金が発生すると、トータルコストが他の旅行予約サイトより高くなる可能性があります。特に複数の有料オプションを利用する場合は、コスト面でのデメリットが大きくなるでしょう。

4. オンライン旅行代理店(OTA)の一般的な課題

Vトリップはオンライン旅行代理店(OTA)の一種ですが、OTAには一般的に以下のような悪い点があると言われています。

  • ホテルや航空会社との間に仲介業者が入るため、問題が生じた場合の対応が複雑になることがあります。
  • キャンセルや変更の手続きが、直接予約よりも時間がかかる場合があります。
  • カスタマーサポートの対応が十分でない場合があります。

特にキャンセルや返金に関するトラブルは、OTAが仲介業者であるがゆえに起こりうる問題です。航空会社・旅館・ホテルへの連絡が必要になるため、自分で直接予約した場合よりも手続きに時間がかかる可能性があります。

5. 実績不足による不確実性

新サービスであるため、実際の利用者からの詳細な評価や口コミが少ないという点も欠点のひとつです。長期間運営されているサービスと比較して、実際の使い心地やトラブル時の対応などが不明確であるため、様子見をしたい方にとってはデメリットと言えるでしょう。

どんな人におすすめ?どんな人には向かない?

ここまでVトリップのメリットとデメリットを見てきましたが、このサービスはどのような人に適しているのでしょうか?また、どのような人には向いていないのでしょうか?

Vトリップがおすすめの人

  • 三井住友カード、特にプラチナプリファードなどの高ランクカードを所有している人:高いポイント還元率を最大限に活用できます。
  • Vポイントを積極的に貯めている人:旅行予約でさらにVポイントを貯められ、また貯めたポイントを支払いに使うこともできます。
  • 航空券の価格変動に敏感な人:価格予測機能や価格変動通知を活用することで、最適なタイミングで予約できます。
  • 予定が変更になる可能性がある人:キャンセル安心オプションを利用すれば、急な予定変更にも対応できます。
  • 海外旅行が多い人:特に海外ホテルの予約で高いポイント還元率が適用されるため、おすすめです。
  • テクノロジーを活用した旅行体験を求める人:価格予測やオプションサービスなど、最新テクノロジーを活用した旅行予約が可能です。

Vトリップがおすすめできない人

  • 三井住友カードやVポイントを持っていない人:会員限定サービスのため利用できません。
  • シンプルな予約システムを好む人:複数の機能やオプションがあるため、シンプルさを求める方には複雑に感じるかもしれません。
  • 追加料金(オプション料)を支払いたくない人:便利な機能の多くは有料オプションとなっています。
  • 旅行予定が確定している人:価格予測などの機能があまり役立たない可能性があります。
  • オンライン予約に不安がある人:新サービスであるため、電話予約やカウンターでの対面予約を好む方には不向きです。

実際の利用者の声と評判

Vトリップは比較的新しいサービスですが、すでに利用しているユーザーからはいくつかの声が出ています。

あるユーザーは、「価格予測機能が意外と便利」と評価しています。日付を入れて検索すると現在の最安値が表示され、予約するタイミングを提案してくれる機能が役立つようです。

また別のユーザーは、「ホテルの宿泊プランや航空券を調べるというより、任せるという感じ。今の時代にもすごく合っていると思う」とコメントしており、AIを活用した提案型のサービスとして評価しているようです。

一方で、「絞り込み機能に『大浴場』などの日本特有の項目がない」という声もあり、日本市場への最適化が十分でない部分もあるようです。

他の旅行予約サイトとの比較

Vトリップを理解するためには、他の一般的な旅行予約サイトと比較するのも有効です。

価格面での比較

ある利用者の報告によると、同じ条件で他サイトと比較した際、あるホテルの場合、シングル1泊の料金に1000円程度の差があり、Vトリップの方が安かったとのことです。ただし、これは一例であり、すべての予約においてVトリップが最安値とは限りません。「ベストプライス保証」があるとはいえ、重要な予約の場合は複数のサイトで比較検討することをおすすめします。

機能面での比較

一般的な旅行予約サイトと比較すると、Vトリップの特徴的な点は以下の通りです。

  • 価格予測機能:多くのOTAにはない機能で、Vトリップの大きな差別化ポイントです。
  • 価格据え置きプラン:航空券の価格を一定期間保持できる機能も、一般的なOTAにはあまり見られません。
  • ポイント還元率:クレジットカードと直結したサービスであるため、ポイント還元率が高い点が特徴的です。

サポート面での比較

Vトリップでは日本国内にカスタマーセンターを設置しているとのことで、日本語でのサポートが充実していることが期待されます。一方、海外の大手OTAでは日本語サポートが限定的な場合もあり、この点はVトリップの優位性となり得るでしょう。

Vトリップを賢く使いこなすためのコツ

Vトリップを最大限に活用するためのポイントをいくつか紹介します。

1. 還元率の高いカードで予約する

Vトリップでは、使用するカードによって還元率が大きく異なります。可能であれば、プラチナプリファードなどの高還元率カードで予約すると、大きなポイントバックが期待できます。

2. キャンペーン期間を狙う

サービス開始を記念したキャンペーンなど、特別な還元率が適用される期間を狙って予約すると、さらにお得に利用できます。定期的にキャンペーン情報をチェックすることをおすすめします。

3. 価格予測機能を活用する

特に航空券の予約では、価格予測機能を活用して最適な購入タイミングを見極めることが重要です。価格変動通知も設定しておくと、よりお得に予約できるチャンスを逃しません。

4. 条件をしっかり確認する

「キャンセル無料」と「キャンセル不可」の予約の違いや、各種オプションの利用条件は予約前にしっかり確認しましょう。特に「キャンセル不可」のプランを選んだ場合、後から変更できない可能性があるため注意が必要です。

5. 有料オプションを検討する

旅行の性質や重要度に応じて、有料オプションの利用を検討しましょう。特に予定が変更になる可能性がある旅行や、重要な出張などでは「キャンセル安心オプション」や「フライトトラブル安心オプション」が役立つ場合があります。

まとめ:Vトリップの総合評価

Vトリップは、三井住友カードとHopperが提携して提供する、革新的な機能と高いポイント還元率が特徴の旅行予約サイトです。特に三井住友カードの上位会員やVポイントを積極的に活用したい方、価格変動に敏感な旅行者にとって、大きなメリットをもたらすサービスと言えるでしょう。

価格予測や価格据え置きプラン、各種安心オプションなど、従来の旅行予約サイトにはない革新的な機能は、旅行予約時の不安や悩みを解消し、より便利で安心な旅行体験をサポートしてくれます。また、最大10%という高いポイント還元率も、大きな利点です。

一方で、会員限定サービスであることや、新サービスならではの不確実性、有料オプションのコストなど、いくつかのデメリットもあります。また、OTAとしての一般的な課題も考慮する必要があるでしょう。

総合的に見ると、Vトリップは三井住友カード会員やVポイント会員にとって、非常に魅力的な選択肢になり得るサービスです。特に海外ホテルの予約や、価格変動が激しい航空券の予約において、その真価を発揮するでしょう。

新しいサービスであるため、今後の発展や改善にも期待したいところです。現時点でもすでに多くの優れた機能を備えていますが、日本市場への最適化やユーザーフィードバックを元にした改善が進めば、さらに使いやすいサービスになることでしょう。

旅行予約サイトは個人のニーズや好みによって最適な選択肢が異なりますが、Vトリップは特に三井住友カードユーザーにとって、検討する価値の高いサービスだと言えます。ぜひ一度試してみて、その便利さを体験してみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、Vトリップに限らず、どのような旅行予約サイトを利用する場合でも、予約条件をしっかり確認し、複数のサイトで比較検討することが賢い旅行者の基本です。素晴らしい旅の体験が皆さんを待っています!

(TAKAでした)

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