- 2025-5-11
- 旅行にまつわる話題

ワイキキの有名な高級ホテル モアナサーフライダーが「最悪」と言われる理由を徹底解説!メリットとデメリットを比較
目次
ハワイ・ワイキキビーチの象徴的存在であるモアナサーフライダー。「ワイキキのホワイトレディ」と呼ばれる歴史あるホテルですが、ネット上では「最悪」という厳しい評価も見受けられます。今回はできるだけ多くの宿泊者の評判を参考にして調査し、その理由をわかりやすく簡単に解説します。数多くの口コミやレビューを分析し、実際のところはどうなのか、旅行の専門家としての視点からメリットとデメリットを徹底比較していきましょう。
モアナサーフライダーの基本情報と歴史
モアナサーフライダー ウェスティン リゾート&スパは、1901年に開業したワイキキ最古のホテルです。真っ白な外観から「ワイキキのホワイトレディ」という愛称で親しまれ、ハワイを代表するラグジュアリーホテルとして多くの観光客を魅了してきました。
このホテルは全部で3つのウィングに分かれています。
- バニヤンウィング – 1901年建設の本館部分
- ダイヤモンドウィング – ダイヤモンドヘッド側に建つ比較的新しい棟
- タワーウィング – 海側に建つ高層棟
現在(2025年5月)、モアナサーフライダーは2026年3月11日の開業125周年に向けて大規模な改装工事を進めています。この改装はホテルの歴史的価値を保ちながら、現代的な快適さを追求するもので、全791室の客室と共用スペースが刷新される予定です。
モアナサーフライダーの「最悪」と言われる理由(デメリット)
実際に多くの評判を見ていくと、モアナサーフライダーが「最悪」と評価される理由がいくつか浮かび上がってきます。まずはデメリットから見ていきましょう。
1. 施設の老朽化と設備の古さ
1901年開業の歴史あるホテルであるため、設備の老朽化を指摘する声が少なくありません。特にバスルームの設備が古く、バスタブが浅かったり、水回りのトラブルがあったりすることが報告されています。旅行者の中には「バスタブはありますが、ひざ下よりも浅いです」との声もあり、ラグジュアリーホテルとしての設備面での期待と現実のギャップに不満を感じる方もいるようです。
2. 騒音問題
モアナサーフライダーの立地は便利である反面、騒音のデメリットもあります。特に以下の騒音問題が指摘されています。
- 外部からの騒音: ワイキキの中心に位置するため、特にストリート側の部屋では深夜まで外の騒音が聞こえるという不満があります。
- 部屋間の防音の悪さ: 「隣の部屋の声が実況中継できるほどに聞こえる」という声もあり、隣室の会話内容まで聞こえてしまうケースが報告されています。
- 設備音: 「室外機の音が定期的に鳴るのが気になる」「上階の音が激しく聞こえる」など、ホテル設備からの騒音も課題となっています。
3. 現在進行中の改装工事の影響
2025年現在、125周年に向けた大規模改装工事が行われており、これに伴う不便さが発生しています。
- バルコニー(ラナイ)の使用制限: 2024年1月にタワーウィングのバルコニーの手すりが落下する事故があり、安全のためバルコニーへのアクセスが制限されています。「タワーウィングのバルコニーの手すり落下の後バルコニーには立ち入り禁止となっており全然楽しくなかった」というコメントも見られます。
- 工事騒音: 「工事の音はしますが昼間だけ」という声もあり、日中はリラックスできない可能性があります。
- フロント移動: 改装に伴いフロントデスクが移動しているため、チェックインの際に混乱する可能性があります。
4. フロントやスタッフの対応の問題
過去には「フロントなどの対応が悪い」という評価も散見されます。特に繁忙期には対応が雑になるケースもあるようです。また、「日本語対応とのことだったが、電話での対応のみ日本語で、ホテル従業員とは英語でやり取りしなければ行けなかった」といった言語面での不満も見られます。
5. 予約と実際の部屋の不一致
「予約した部屋と違う部屋に案内された」というトラブルの報告もいくつか見られます。
- 「プラチナメンバーなのに予約した部屋よりランクダウンした部屋に案内された」
- 「当日現地にてチェックインをしたところ満室となっておりました。オーバーブッキングで部屋の用意が出来ず」
- 「クイーン/フルを与えられました」というように、ベッドタイプが希望と異なるケースも
これらは特にハイシーズンや満室に近い状況で起こりやすいトラブルのようです。
6. 清掃サービスの不足
「部屋清掃がしっかりされてない」「バルコニーは宿泊中一度もされなかった」「清掃はイスの下とか全体的に行き届いていない」といった清掃サービスに関する不満も見受けられます。高額な宿泊料を支払っているにもかかわらず、清掃サービスが期待に応えていないという印象を持つ宿泊客もいるようです。
7. プールの狭さ
「プールが狭かった」という声も複数あります。大型リゾートホテルと比較すると、確かにモアナサーフライダーのプールは小さめです。プールサイドでのんびりとリゾートライフを楽しみたいゲストにとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
モアナサーフライダーの良い点(メリット)
一方で、モアナサーフライダーには多くの魅力や利点もあります。歴史と伝統を重んじる方にとって、特にこのホテルの価値は高いと言えるでしょう。
1. 抜群の立地条件
モアナサーフライダーの最大の魅力は、何と言ってもその立地の良さです。
- ビーチフロント: ワイキキビーチに直接アクセスできる「オンザビーチ」の立地で、部屋から出てすぐにビーチを楽しめます。
- ショッピングへのアクセス: 人気ショッピングエリアに面しており、食事やエンターテイメントも徒歩圏内にあります。
- 中心地: ワイキキの中心に位置し、観光の拠点として非常に便利です。
「立地も申し分なく、最高」という声が多数見られ、この点においては高い評価を得ています。
2. 歴史的価値と雰囲気
1901年に開業したモアナサーフライダーは、歴史的価値が高く、独特の魅力を持っています。
- 歴史的建築: 白亜の外観は「ワイキキのホワイトレディ」と称され、フォトジェニックなスポットとなっています。
- 伝統的なロビー: 「結婚当時そのままのロビー、エレベーター、廊下、プール変わらずにいてくれて感謝」というコメントにあるように、変わらない伝統的な雰囲気を味わえます。
- バニヤンツリー: ホテル中庭にあるバニヤンツリーは1904年に植えられたもので、ハワイの歴史を感じさせるシンボルとなっています。
「真っ白なお城のような外観が印象的で、高級感のある雰囲気が漂い、足を踏み入れるだけで優雅な気分を味わえます」という評価もあり、歴史愛好家や写真撮影を楽しみたい方にとって大きなおすすめポイントと言えるでしょう。
3. 素晴らしい眺望
特に高層階のオーシャンビューの部屋からの景色は絶景と評されています。
- オーシャンビュー: 「広大な海を一望でき」るという魅力があります。
- ダイヤモンドヘッド: ダイヤモンドヘッド側の部屋からは、ハワイのシンボルであるダイヤモンドヘッドの景色を楽しめます。
- サンセット: 「夕暮れ時には美しいサンセット」が見られ、まさに「絵葉書のような眺望」と表現されています。
「ベランダにずっと座っていられるくらい」「広々としたラナイと素晴らしい眺望で感激しました」という声もあり、部屋からの眺めを重視する旅行者にとって大きな魅力となっています。
4. 親切なスタッフ対応
一部にフロント対応の悪さが指摘される一方で、多くの宿泊客はスタッフの対応の良さを評価しています。
- 「ホテル内全てのスタッフが親切でした」
- 「毎日顔を合わせていたハウスキーピングの方々は、どの人もとても人柄が良く」
- 「チャドは私たちの滞在に純粋に興味を持っていた-あなたはもうめったにこのようなサービスを受けることはありません」
5. 充実した施設とサービス
モアナサーフライダーには以下のような施設やサービスがあります。
- レストラン: ハワイアン料理やシーフード、高級ステーキなどを楽しめるレストラン
- ビーチバー: ビーチサイドでドリンクやフードを楽しめる
- アフタヌーンティー: リラックスした時間を過ごせるサービス
- スパ: ウェスティンブランドのスパで、リラクゼーションを提供
- ビーチクラブ: 一部の特別会員は専用のラウンジを利用可能
「ザ・ビーチバーはお酒やおつまみ等もそれなりの値段なのでプールサイドで頼むのにはちょうどいい」という評価もあります。
どんな人におすすめ?おすすめしない?
これらのメリット・デメリットを踏まえ、どのような旅行者に向いているか、向いていないのかを考えてみましょう。
モアナサーフライダーがおすすめな方
- 立地を重視する方: ビーチやショッピングエリアへのアクセスを最優先する方
- 歴史や伝統を重んじる方: ハワイの歴史的ホテルに滞在したい方、クラシカルな雰囲気を楽しみたい方
- 眺望を楽しみたい方: 特にオーシャンフロントやダイヤモンドヘッドビューの部屋を予約できる方
- 写真撮影を楽しみたい方: フォトジェニックなスポットが多く、SNS映えする場所を求める方
- 短期滞在の方: 数日間の滞在で、ホテルの設備よりも立地や雰囲気を重視する方
「ハワイの代表的なホテルなので宿泊している優越感はあります!!」というコメントもあるように、ステータスを感じたい方にもおすすめです。
モアナサーフライダーがおすすめしない方
- 最新設備を求める方: 最新の設備やアメニティを重視する方
- 静かな環境を求める方: 騒音に敏感で、特に夜間の静寂を求める方
- 広々とした部屋を希望する方: 部屋の広さを優先する方
- 大きなプールでリゾート気分を味わいたい方: プールサイドでのんびり過ごすことを重視する方
- コストパフォーマンスを重視する方: 高額な宿泊料に見合うサービスを期待する方
「周りには別の良いホテルも沢山ある」というコメントもあるように、ワイキキには選択肢が多いため、上記の条件に当てはまる方は他のホテルも検討する価値があるでしょう。
2025年の改装工事について
現在進行中の大規模改装工事について、最新情報をまとめておきましょう。
モアナサーフライダーは2025年から2026年にかけて段階的に改装が進められています。この改装は2026年3月11日の創業125周年を記念するもので、全791室の客室とロビー、イベントスペースが刷新されます。
改装スケジュールは以下の通りです。
- タワーウィング: 2025年晩夏完成予定
- ダイヤモンドウィング: 2025年冬完成予定
- バニヤンウィング: 2026年初冬完成予定
- ロビー: 2025年晩夏完成予定
- 新オーシャンフロント イベントスペース: 2025年秋オープン予定
各ウィングは独自のテーマでデザインされます。
- タワーウィングは「モダンなビーチラグジュアリー」
- バニヤンウィングは「伝統的な優雅さと海藻(リム)に着想を得たデザイン」
- ダイヤモンドウィングは「ワイキキのサーフカルチャーにインスパイアされたブティックホテル風」
デザインはホノルルのWCIT社のLisa-Maria Priester氏とBev Tagami氏が手掛け、ハワイの自然や文化を反映したものになるとのことです。
重要なポイントとして、改装工事中もホテルは営業を継続しています。しかし、一部のバルコニー(特にタワーウィング)は2024年1月の事故を受けて使用できない状況が続いており、改装完了までこの状態が続く可能性があります。
現時点でのモアナサーフライダー宿泊のコツ
2025年5月現在、モアナサーフライダーに宿泊を検討している方に向けたアドバイスをまとめます。
1. 部屋タイプと場所にこだわる
- バルコニー(ラナイ)の使用状況を確認: 特にタワーウィングでは、バルコニーへのアクセスが制限されている可能性があります。予約時に最新状況を確認しましょう。
- 部屋のウィングと階数: ダイヤモンドウィングの高層階を選ぶと、比較的静かでダイヤモンドヘッドや海の眺望を楽しめる可能性が高いです。
- オーシャンビューの種類: オーシャンフロント、オーシャンビュー、パーシャルオーシャンビューでは海の見え方が大きく異なります。特にパーシャルオーシャンビューは「海が少ししか見えなかった」という声もあるため要注意です。
2. 工事の影響を考慮する
- 工事のスケジュール: 予約前にホテルに問い合わせ、滞在予定日の工事状況を確認することをおすすめします。
- 騒音の可能性: 工事は主に日中行われますが、騒音に敏感な方やホテル内でリラックスしたい方は、工事が少ない時期や完了したウィングを選ぶと良いでしょう。
3. 特別リクエストは早めに
- アーリーチェックイン/レイトチェックアウト: 可能性があれば事前にリクエストしておくと対応してもらいやすいです。
- 部屋のリクエスト: 特定の階数や眺望を希望する場合は、予約時に明記し、チェックイン前にも再度確認すると良いでしょう。
- 歯ブラシなどのアメニティ: 「チェックイン後に、『歯ブラシを希望』と伝えると用意をしてもらえる」とのことなので、必要なアメニティは早めに依頼しましょう。
4. ロイヤルティプログラムの活用
- マリオットボンヴォイ: モアナサーフライダーはマリオット系列のウェスティンブランドなので、マリオットボンヴォイのポイントや特典が適用されます。
- 会員特典: 会員ランクによってルームアップグレードやレイトチェックアウトなどの特典があります。
総括:モアナサーフライダーの本当の価値
様々な評判を見てきましたが、モアナサーフライダーが「最悪」と言われる理由は主に以下の点にあると考えられます。
- 歴史ある建物ゆえの施設の老朽化と設備の古さ
- 立地の良さの裏返しとしての騒音問題
- 現在進行中の改装工事に伴う不便さ
- スタッフ対応や予約管理の不一致など、オペレーション面での課題
- 高額な宿泊料に対する期待値とのギャップ
しかし一方で、この歴史あるホテルには他では得られない大きな魅力もあります。
- ワイキキビーチに直結する最高の立地
- 1901年から続く歴史と伝統ある雰囲気
- 素晴らしい眺望(特にオーシャンビューやダイヤモンドヘッドビュー)
- 「ワイキキのホワイトレディ」と呼ばれる独特の魅力
- 歴史的建造物でありながら、現代的なサービスも提供
「ハワイに来たら、1度は泊まった方がいいかな」というコメントにもあるように、モアナサーフライダーはハワイ観光の中でも特別な存在と言えるでしょう。特に2026年3月の125周年に向けた大規模改装が完了すれば、歴史的価値と現代的な快適さを兼ね備えた、より魅力的なホテルに生まれ変わることが期待されます。
最終的に、モアナサーフライダーは「古き良きハワイ」を体験したい方、歴史や伝統、立地の良さを重視する方にとって非常に価値のある宿泊先と言えます。一方で、最新設備や広い部屋、静かな環境を求める方には、ワイキキの他のホテルを検討する余地があるでしょう。
あなたのハワイ旅行のスタイルや優先事項に合わせて、このホテルが「最高」になるか「最悪」になるかが決まるのかもしれません。どの宿泊施設にもメリットとデメリットがあるように、モアナサーフライダーもまた、完璧ではありませんが、唯一無二の魅力を持つホテルであることは間違いありません。
現在改装中というタイミングを考慮すると、2026年3月以降の訪問を計画される方は、新しく生まれ変わったモアナサーフライダーを体験できる可能性が高いでしょう。それまでの間は、改装の影響を理解した上で、このホテルならではの歴史と雰囲気を楽しむという姿勢で訪れることをおすすめします。
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