- 2025-5-11
- 旅行にまつわる話題

ブリティッシュエアウェイズの評判総まとめ:メリットとデメリットを徹底解説
目次
ブリティッシュエアウェイズ(BA)はイギリスを代表する航空会社として知られていますが、実際の搭乗経験や評判はどうなのでしょうか?今回は、できるだけ多くの口コミや評価を参考にして調査し、わかりやすく簡潔に解説します。これから初めてブリティッシュエアウェイズを利用しようと考えている方も、過去の利用経験から次回の利用を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
ブリティッシュエアウェイズの基本情報
ブリティッシュエアウェイズはイギリスの国際航空会社で、ロンドンのヒースロー空港とガトウィック空港を主要ハブとしています。日本からは成田空港と羽田空港からロンドン・ヒースロー空港への直行便を運航しており、ヨーロッパを中心に世界90カ国約200都市への路線ネットワークを持っています。
航空業界の格付け会社として有名なスカイトラックスの2023年度ランキングでは、世界トップ100航空会社の中で18位にランクインしています。これは決して低い評価ではありませんが、アジアの主要キャリアやヨーロッパの一部キャリアと比較するとやや見劣りする位置にいると言えるでしょう。
ブリティッシュエアウェイズの良い点・メリット
1. 充実した機内設備
ブリティッシュエアウェイズの大きな利点の一つは、ほとんどの機体で高速Wi-Fiが利用できることです。長時間のフライトでもインターネットに接続できるため、仕事や娯楽に便利だと言われています。
また、機材によって差はあるものの、特にビジネスクラス(クラブワールド)の座席は快適だという評価が多いようです。パーテーションを上げれば「ほぼ完全なプライベート空間になる」という口コミもあります。エコノミークラスでも、「787エコノミー」などの特定の座席配置については比較的評判が良いとの声もあります。
2. おすすめのクラス「ワールド・トラベラー・プラス」
12時間以上に及ぶ長距離フライトには、「ワールド・トラベラー・プラス」と呼ばれるプレミアムエコノミークラスがコストパフォーマンスの面でおすすめだとの声が多いです。通常のエコノミークラスと比べて座席の快適性が向上しており、「シート配置、食事など十分にエコノミー席よりアップされており、コストパフォーマンスも良好」という評価があります。
3. 便利な路線ネットワークとスケジュール
ブリティッシュエアウェイズの最大の利点は、ヨーロッパ各地への豊富な接続便です。「ロンドン経由でかなりマニアック、小さな大陸の町にまで就航している」という口コミがあるように、メジャーな都市だけでなく、ニッチな目的地にも比較的アクセスしやすい点は大きなメリットと言えるでしょう。
また、羽田発の早朝便は「現地着が朝10時と、時間を有効に使うにはとても便利」という評価もあります。ヨーロッパに到着してからの一日を無駄にせず有効活用できる点は、特にビジネス旅行者に好評のようです。
4. 英国らしい雰囲気とサービス
「イギリスらしい落ち着いた雰囲気」のサービスを提供しているという口コミも見られます。キャビンアテンダントは「程よいカジュアルな雰囲気もありつつも、基本的には会話も丁寧」とのことで、英国的な洗練されたサービスを期待する方には合っているかもしれません。
機内食については評価が分かれますが、「往路の和食は、エコノミーの機内食としてはハイグレード」「フライトの途中でキッチンエリアに水やスナックが置いてある」などの好意的な意見もあります。
ブリティッシュエアウェイズの悪い点・デメリット
1. 遅延・欠航のリスク
ブリティッシュエアウェイズに対する最も多い不満は、遅延や欠航の頻度が高いという点です。「欠航がとても多い」「遅延・欠航は日常茶飯事」という口コミが散見されます。特にストライキの影響で運航スケジュールが乱れることもあるようです。
また、欠航時の対応についても問題が指摘されており、「カスタマーセンターの回答が不十分」「ホテル延泊代金はカバーしない」といった対応に不満を持つ声が多いです。このような問題が起きた場合、特に海外で言語の壁がある状況では非常にストレスになる可能性があります。
2. カスタマーサービスの質
顧客サービス面での課題も多く指摘されています。「カスタマーサービスに電話してもつながらず」「自動音声に従い番号を選択していくと『現在、通常よりも問い合わせが多いので対応出来ません』というメッセージが流れ、勝手に電話が切れた」といった経験をした人も少なくないようです。
特に問題が発生した時の対応力に不安があり、「日本のカスタマーサービスに問い合わせても、『日本からは何も出来ないんです』と言われた」という声もあります。このような状況は、特に海外旅行に不慣れな方にとっては大きな不安要素となるでしょう。
3. 座席の配置と快適性の問題
ビジネスクラスのシート配置については、「互い違いに配置されていて、隣の人と顔が近すぎで、家族以外だとお互いに顔が丸見えで気まずさは否めません」という指摘があります。また、「中側の席は通リ際のシートを跨がないと外に出れない構造」という設計上の問題も挙げられています。
エコノミークラスについては、「座席が狭い」「前後の座席間隔が狭い」といった不満が見られます。特にロングフライトでは、このような座席の快適性は重要な要素となるでしょう。
4. 言語とサービスの問題
日本発着便であっても、「日本語対応のCAさんはほとんどいません」という点は日本人旅行者にとって欠点になり得ます。また、「映画も日本語吹き替えがあるのは数本のみ、あとは全て英語(英語字幕)」というエンターテイメントの言語対応の制限もあります。
さらに、「飲み物が有料」「水がほしいと何度言っても持ってこない」という機内サービスに関する不満も一部で見られます。特に長時間フライトでの水分補給は健康上も重要であり、このような基本的なサービスの不足は不満につながりやすいと言えるでしょう。
ブリティッシュエアウェイズがおすすめの方
1. コストを重視する旅行者
「比較的リーズナブルなのでヨーロッパ各地への乗継ぎに利用にも◎」と言われているように、価格重視で旅行計画を立てる方にとっては、ブリティッシュエアウェイズは選択肢の一つとなるでしょう。特に、ロンドン経由で様々なヨーロッパ都市に行く場合、コストパフォーマンスが良い可能性があります。
2. ロンドンを目的地とする旅行者
当然ながら、ロンドンを旅行の目的地とする場合、ブリティッシュエアウェイズの直行便は大きな利点となります。特に「ヒースローでのターミナルがBA専用で広く、地下鉄の駅への移動も楽」という点は、到着後の移動がスムーズになる要素です。
3. 英語に不自由しない旅行者
「日本語対応のCAさんはほとんどいません」という点から、英語でのコミュニケーションに不安がない方であれば、ブリティッシュエアウェイズのサービスをより快適に利用できるでしょう。特に、問題が発生した場合に英語でのやり取りが必要となる可能性が高いです。
4. 旅慣れたビジネス旅行者
「ヨーロッパに行くとき、外国のキャリアに乗ってその瞬間から旅を始めたい」という声もあるように、旅行体験の一部として外国の航空会社を楽しみたい方や、欧州の航空会社に慣れているビジネス旅行者にとっては、ブリティッシュエアウェイズの英国的な雰囲気は魅力的かもしれません。
ブリティッシュエアウェイズをおすすめしない方
1. 遅延や欠航に敏感な旅行者
「欠航がとても多い」「ストも多いので、いつ飛んでるかよくわからない」という評価があるように、スケジュール変更に敏感な方や、乗り継ぎ時間が短い旅程を計画している方には、リスクが高いかもしれません。特に重要な予定がある場合は、代替手段を考慮しておく必要があるでしょう。
2. 日本語サービスを重視する方
「日本語対応のCAさんはほとんどいません」「機内エンターテイメントの日本語コンテンツが少ない」という点は、英語に不安がある方や、日本語での対応を希望する方にとっては大きな障壁となるでしょう。特に初めての海外旅行など、不安要素を減らしたい場合は、日本のキャリアを選ぶ方が安心かもしれません。
3. 高水準のサービスを期待する方
「機内サービスに関してはアメリカ系航空会社よりはもちろんましで、欧州のエアライン並。でも日本のキャリアとはやはりかけ離れている」という評価があるように、日本の航空会社のサービス水準に慣れている方は、期待値を調整する必要があるでしょう。特に機内食やドリンクサービスについては、評価が分かれる部分です。
4. 問題発生時の対応に不安がある方
「欠航や遅延時の対応が不安な場合は、旅行予約サイトを通すのがおすすめ」と言われているように、万が一の際のサポートを重視する方は、直接予約よりも信頼できる旅行会社を通じての予約を検討するべきでしょう。特に海外旅行に不慣れな方は、緊急時の対応をサポートしてくれる仲介者がいると安心です。
機内サービスと設備の実際
座席とキャビン
ブリティッシュエアウェイズには複数のクラスがあり、特にビジネスクラスには「クラブワールド」と「クラブスイート」の2種類があるようです。クラブワールド席は「今までに乗った日系のビジネスより全然狭い」という評価がある一方、「窓側だからと言ってお手洗いに行く時の無駄な心配もない」という設計上の利点もあるようです。
エコノミークラスについては、B777型機やB787型機などの機材によって座席の快適性に差があるようです。「787エコノミーは絶対に最後列!」というような特定の座席に関する具体的なアドバイスも見られます。
機内食と飲み物
機内食については評価が分かれており、「往路の和食は、エコノミーの機内食としてはハイグレード」「なんならイギリス国内にある地上の平均的なメニューよりも美味しかった」という好意的な意見がある一方、「機内食はあまり食べないのですが男の人には量が少ないのでは?」という指摘もあります。
ドリンクサービスについても、「就寝時間にもCAさんが頻繁にジュースや水を持って周っていてくれた」という良い体験がある一方で、「飲み物が有料」「水がほしいと何度言っても持ってこない」という不満も見られます。これは便やクルーによって対応に差があるのかもしれません。
エンターテイメント
機内エンターテイメントについては、「日本語吹き替えがあるのは数本のみ、あとは全て英語(英語字幕)」という言語対応の制限があります。ただし、「到着のぎりぎりまでエンターテイメントが使えるし、アナウンスも日系より少ないのでゆっくり映画を楽しめます」という利点もあるようです。
Wi-Fiについては、「ほとんどの機体で高速Wi-Fiが利用できる」という点が評価されています。長時間フライトでインターネット接続が可能なのは、特にビジネス旅行者にとって大きなメリットでしょう。
実際の乗客体験から見る満足度
実際の搭乗経験者からは様々な評価がありますが、一般的には「コストパフォーマンス3.58」「接客対応3.56」「機内食・ドリンク3.39」「エンタメ設備3.22」「座席・機内設備3.39」「日本語対応3.11」といった5点満点での評価が見られます。これは全体として平均的な評価であり、特に突出して良いわけでも悪いわけでもないことを示しています。
「この金額でコスパいいと思います」という声や、「座席は快適で、設備や配布物(ヘッドフォンや毛布など)も良好です」という評価がある一方で、「プレミアムエコノミーサービスは、競合他社に大きく及ばない」という厳しい意見もあります。
特筆すべきは、同じ航空会社でも便によって体験が大きく異なる可能性があるということです。「とても綺麗な機体で、機内食も接客もとても良かった」という好評価がある一方、「二度と乗りたくない」という厳しい評価もあり、一貫性に課題があるように見受けられます。
まとめ:ブリティッシュエアウェイズを選ぶべきか
ブリティッシュエアウェイズは、ヨーロッパを中心とした豊富な路線網と比較的リーズナブルな価格が最大の利点です。特にロンドンを目的地とする場合や、ロンドン経由で様々なヨーロッパ都市に行く場合には、便利な選択肢となるでしょう。「ワールド・トラベラー・プラス」と呼ばれるプレミアムエコノミークラスはコストパフォーマンスが良いと評価されており、長距離フライトでの選択肢として検討する価値があります。
一方で、遅延や欠航のリスク、英語でのコミュニケーションが必要な点、問題発生時の対応の不確実性などの課題もあります。特に日本語サービスを重視する方や、高水準のサービスを期待する方には、日本のキャリアの方が適しているかもしれません。
総合的に見ると、ブリティッシュエアウェイズは英国らしい雰囲気と比較的リーズナブルな価格で、特にヨーロッパへの旅行において有用な選択肢です。しかし、予期せぬ事態に備えて、旅行保険の加入や代替手段の検討など、万全の準備をしておくことをおすすめします。
また、口コミからは同じ航空会社でも便やクルーによってサービスの質に差がある可能性が示唆されています。そのため、一概に全ての便が同じ体験を提供するとは限らないことを理解した上で、自分の旅行スタイルや優先事項に合わせて判断することが大切でしょう。
最後に、「旅は行き先だけでなく、そこに至るプロセスも含めて楽しむもの」という視点を持てば、ブリティッシュエアウェイズの英国的な雰囲気や特徴も、旅の一部として前向きに受け止められるかもしれません。「ヨーロッパに行くとき、外国のキャリアに乗ってその瞬間から旅を始めたい」というコメントにもあるように、航空会社選びも旅行体験の重要な要素の一つなのです。
皆さんの旅がより素晴らしいものになりますように、心から願っています。良い旅を!
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