ブリティッシュ・エアウェイズはワンワールド航空会社になる? ネットの評判も参考にしてわかりやすく簡単に解説

旅行にまつわる話題-HOTTEL

ブリティッシュ・エアウェイズはワンワールド航空会社なのか?メリットとデメリットを徹底解説

こんにちは!旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者TAKAです。今回は「ブリティッシュ・エアウェイズはワンワールド航空会社なのか?」という質問に対して、できるだけ多くの評判や口コミを参考にして調査し、メリットとデメリットを含めてわかりやすく簡単に解説します。航空会社選びで悩んでいる方、ワンワールドのメリットを知りたい方は必読ですよ!

ブリティッシュ・エアウェイズとワンワールドの関係

結論から言うと、ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways、以下BA)はワンワールドアライアンスの創立メンバーです。1999年にワンワールドが設立された時から加盟しており、アライアンスの中核を担う航空会社の一つとされています。

BAはロンドン・ヒースロー空港を主要ハブとし、ロンドン・ガトウィック空港も拠点にしている、英国を代表するフラッグキャリアです。約90か国、200以上の都市に就航するグローバルネットワークを持ち、系列航空会社と合わせて多くの路線を運航しています。

BAのフライトネットワーク

BAは広範囲にわたるネットワークを持っており、具体的には世界77カ国に260路線、イギリス国内線28路線、他国間(以遠権を行使した路線)18路線の計307路線を運航しています。日本からは羽田空港および成田空港からロンドン・ヒースロー空港への直行便を運航しているようです。

アジアからヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、オーストラリアまで、世界中の主要都市をカバーしており、特にヨーロッパ域内のネットワークは充実しています。ロンドンを経由して様々な都市へアクセスできる利便性が大きな魅力と言えるでしょう。

ワンワールドメンバーシップのメリット

1. 広範囲なネットワーク

ワンワールドは世界14の航空会社が加盟しており、170以上の国と地域、1,000を超える都市を結んでいます。BAに加えて、日本航空(JAL)、アメリカン航空、キャセイパシフィック航空、フィンエアー、アラスカ航空などが加盟しているため、世界中どこへでも効率よく移動することができます。

2. マイレージの相互利用

BAのマイレージプログラム「エグゼクティブクラブ」で貯めた「Avios(アビオス)」は、他のワンワールド加盟航空会社でも利用できます。例えば、BAの会員ステータスをお持ちの方は、JALや他のワンワールド航空会社を利用する際にも特典が受けられます。

3. ラウンジの相互利用

ワンワールド上級会員(ルビー、サファイア、エメラルド)になると、650を超える空港のプレミアムラウンジを利用できます。たとえばBAのエグゼクティブクラブでシルバー以上のステータスを持つと、JALのラウンジなど、ワンワールド加盟航空会社のラウンジも利用できるようです。

4. 世界一周航空券など特別運賃の利用

ワンワールドでは、「oneworldエクスプローラー」や「Global Explorer」などの世界一周運賃、「oneworld Circle航空運賃」のような複数大陸ゾーン間周回旅行運賃などの特別な航空運賃を提供しています。これらを利用すれば、複数の大陸を効率よく旅行することができます。

BAのマイレージプログラム「エグゼクティブクラブ」

BAのマイレージプログラムは「エグゼクティブクラブ」と呼ばれ、マイレージポイントとして「Avios(アビオス)」を貯めることができます。エグゼクティブクラブへの入会は無料で、フライトや提携社のサービス利用でAviosが積算されます。

会員ランクには以下のようなものがあります。

  • ブルー会員:入会直後の基本ランク
  • ブロンズ会員:BA便を2回以上利用し300ポイントを獲得、またはBA便を計25回利用するとランクアップ(ワンワールドの「ルビー」に相当)
  • シルバー会員:BA便を4回以上利用し600ポイントを獲得、またはBA便を計50回利用するとランクアップ(ワンワールドの「サファイア」に相当)
  • ゴールド会員:BA便を4回以上利用し1500ポイントを獲得するとランクアップ(ワンワールドの「エメラルド」に相当)

また、Aviosは以下のようなサービスでも獲得できます。

  • BAや提携航空会社のフライト利用
  • 提携ホテルの宿泊予約(Kaligo.com、hotels.com、agodaなど)
  • レンタカーの利用
  • 提携クレジットカードの利用(三井住友カード、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードなど)

さらに、会員ランクによってAviosの獲得率も異なります。

  • ブルー会員:£1(GBP)ごとに6 Avios
  • ブロンズ会員:£1(GBP)ごとに7 Avios
  • シルバー会員:£1(GBP)ごとに8 Avios
  • ゴールド会員:£1(GBP)ごとに9 Avios

BAの機内サービスとクラス区分

BAの長距離路線では以下の4クラスが提供されています。

  1. ファーストクラス:最上級の快適さとサービスを提供
  2. Club World(ビジネスクラス):フルフラットなベッドシートを備えたビジネスクラス
  3. World Traveller Plus(プレミアム・エコノミー):標準的なエコノミークラスよりも広い座席と充実したサービスを提供
  4. World Traveller(エコノミークラス):スタンダードなエコノミーサービス

また、欧州線では以下の2クラスが提供されています。

  1. Club Europe(ビジネスクラス):欧州路線のビジネスクラス
  2. Euro Traveller(エコノミークラス):欧州路線のエコノミークラス

BAを利用する主なメリット

1. ロンドンへの直行便と欧州への充実した路線網

BAの最大の利点は、ロンドン・ヒースロー空港を中心としたネットワークです。特にイギリスや欧州への旅行を予定している場合、ロンドンを経由して多くの都市へ効率よくアクセスできます。日本からロンドンへの直行便も運航しており、乗り継ぎがスムーズにできる点はおすすめできます。

2. ワンワールドの特典を活用できる

JALのマイレージユーザーであれば、BAでもマイルを貯めることができ、貯めたマイルでBAの特典航空券を予約することも可能です。また、JALの上級会員であれば、BAのラウンジも利用できるなど、ワンワールドのメンバーシップを最大限に活かせます。

3. Wi-Fi環境の充実

ほとんどの機体で高速Wi-Fiが利用できるようになっており、長時間のフライト中でもインターネットにアクセスできる環境が整っています。これはビジネス利用者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

4. リーズナブルな価格設定

比較的リーズナブルな価格設定で、特にヨーロッパ各地への乗り継ぎに利用するのに適しているとの評価があります。価格重視の旅行者にとっては良い選択肢になり得ます。

BAを利用する際のデメリットと注意点

1. サービスの質にばらつきがある

残念ながら、BAのサービスについては評価が分かれるようです。一部の口コミでは、「キャビンスタッフがフレンドリーではなかった」「飲み物のサービスが不十分」など、接客対応に関するネガティブな意見が見られました。また、「最悪の対応」「先進国レベルの航空会社ではない」といった厳しい評価もあります。

2. 遅延・欠航のリスクと対応の問題

複数の口コミで「遅延」が指摘されており、「遅延のために良い思い出ではない」「次回は利用したくない」といった感想も見られました。また、遅延や欠航時の対応が不十分という指摘もあり、これは大きな欠点と言えるでしょう。

特に深刻なケースでは、「ロストバゲッジ・往路遅延・復路欠航と、その後の残念な対応」という報告もあり、荷物の紛失や遅延・欠航が重なると、旅行の思い出が台無しになる可能性があるようです。

3. 座席指定が有料の場合がある

利用する航空運賃やキャビンクラスによっては、座席指定に追加料金が必要な場合があります。特に「Basic航空券」(機内持ち込み手荷物のみのエコノミー航空運賃)の場合、事前の座席指定は有料となり、チェックイン時に無料で座席を割り当てられますが、希望の座席が取れない可能性があります。

4. 一部の機内設備が古い場合がある

一部の口コミでは「機内がかなり古い」という指摘もあり、機体によっては設備が最新ではない場合があるようです。特に長距離便を利用する際は、事前に機材情報を確認しておくと良いかもしれません。

どのような人にBAはおすすめか

おすすめしたい方

  1. ロンドンや欧州を旅行予定の方:ロンドンを拠点とするBAは、欧州各地への接続が充実しています。ロンドン発着の旅程を計画している方には非常に便利でしょう。
  2. JALマイルを貯めている方:JALとBAはワンワールドの加盟航空会社なので、JALのマイレージをBAでも活用できます。JALのマイレージプログラム会員の方にはおすすめです。
  3. 料金を重視する方:比較的リーズナブルな価格設定で、特にヨーロッパ内の移動に利用する価値があります。
  4. ワンワールドの上級会員の方:BAやワンワールドの上級会員であれば、ラウンジアクセスや優先搭乗などの特典を世界中で受けられるため、快適な旅行が可能です。
  5. ビジネス利用の頻度が高い方:機内Wi-Fiが充実していることや、ビジネスクラスのサービスが比較的安定していることから、ビジネス利用者には適している場合があります。

おすすめしない方

  1. サービスの質を最重視する方:口コミからは、サービスの質にばらつきがあることが伺えます。常に最高レベルのサービスを期待する方には、他の選択肢も検討する価値があるかもしれません。
  2. 厳格なスケジュールで旅行する方:遅延や欠航のリスクを考えると、乗り継ぎの時間に余裕を持たせるか、重要な予定の前日に到着するようなスケジュールを組む方が安心かもしれません。
  3. 初めての海外旅行で不安がある方:日本語対応やサポートに不安がある場合は、日本の航空会社を選ぶ方が安心かもしれません。
  4. 手荷物の遅延・紛失に不安がある方:一部の口コミでは手荷物の遅延や紛失の報告もあるため、貴重品は必ず機内持ち込みにするなどの対策が必要です。

快適にBAを利用するためのヒントとコツ

  1. 会員登録をしよう:無料で入会できるエグゼクティブクラブに登録し、Aviosを貯めましょう。飛行機に乗るだけでなく、ホテルやレンタカーの予約でもポイントが貯まります。
  2. 座席は早めに予約:特に長距離便では、座席の位置によって快適さが大きく変わります。可能であれば、事前に座席指定を行うことをおすすめします(ただし料金がかかる場合があります)。
  3. 余裕を持ったスケジュールを:遅延のリスクを考慮して、乗り継ぎや重要な予定の前には余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
  4. 補償制度を知っておく:遅延や欠航が発生した場合、EU規則に基づく補償を受けられる可能性があります。事前に補償制度について理解しておくと安心です。
  5. World Traveller Plus(プレミアム・エコノミー)の検討:12時間以上の長距離フライトでは、標準のエコノミークラスよりも快適なWorld Traveller Plus(プレミアム・エコノミー)の利用を検討する価値があります。
  6. 手荷物の準備:手荷物の遅延や紛失のリスクに備えて、必要最低限のものは機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。また、超過料金が発生しないよう、事前に手荷物規定を確認することも重要です。

まとめ:BAと他のワンワールド航空会社の活用法

ブリティッシュ・エアウェイズはワンワールドアライアンスの創立メンバーであり、世界中に広範なネットワークを持っています。特にロンドンを中心としたヨーロッパへの旅行や、ワンワールドのマイレージプログラムを活用したい方にとって、利点の多い航空会社と言えるでしょう。

ただし、サービスの質や遅延対応などについては評価が分かれており、旅行者のニーズや優先事項によって選択が変わってくると思われます。特に日本からヨーロッパへの旅行では、JALとBAの共同運航便を利用すれば、JALのサービスとBAのネットワークの両方のメリットを享受できる可能性もあります。

最終的には、旅行の目的地や予算、重視するポイント(価格、サービス、マイレージなど)に応じて、最適な航空会社を選ぶことが大切です。ワンワールドアライアンスのメンバーとしてのメリットを最大限に活かし、快適な旅行を楽しんでください!

いかがでしたか?ブリティッシュ・エアウェイズとワンワールドアライアンスについて、少しでも参考になれば嬉しいです。皆さんの旅が素晴らしいものになりますように!

旅行記者 TAKA

※本記事はプロモーションを含みます

高級ホテルに無料で泊まれる
\”ヒルトンゴールド会員”付き

ヒルトンに年間40泊以上しないと取得できない高嶺の花「ヒルトンオナーズゴールド会員資格」が”もれなく”付いてくる評判のヒルトンアメックスカード

期間限定でヒルトンアメックスプレミアムの入会キャンペーンが開催中です。宿泊無料や朝食無料、お部屋のアップグレードなどの特典によりコンラッドやヒルトン、XLRなどの高級ホテルがお手頃に利用できます。

名称 ヒルトンアメックス ヒルトンアメックスプレミアム
デザイン ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
ウィークエンド
無料宿泊特典
1泊無料宿泊 最大2泊無料宿泊
ヒルトンオナーズ
会員資格
ゴールドステータス ゴールドステータス
ダイヤモンドステータス※条件達成が必要です
おすすめ!
キャンペーンページ

キャンペーン
応募はこちらから

キャンペーン
応募はこちらから

関連記事:ヒルトンアメックスプレミアム キャンペーン|入会特典で年会費を無料にする
関連記事:ヒルトンアメックスプレミアムの損益分岐点とは?

関連記事

ページ上部へ戻る