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国営武蔵丘陵森林公園の「運動広場花畑（南側の一区画）」では、約30万本のシャーレーポピーが5月13日頃から見頃を迎えました。見頃時期は例年並みで、５月25日頃まで続くと予想しています。5月初旬までビタミンカラーのアイスランドポピーが見頃を迎えていた花畑では、まるで魔法をかけたように一面真っ赤な絨毯を敷き詰めたような美しい風景へと様変わりし、和紙のように繊細な花びらが初夏の風に揺れる情景をお楽しみいただけます。

【シャーレーポピー】

　■見頃時期／5月13日頃～5月25日頃まで　　■本　数／約30万本

　■場  所／運動広場花畑（南側の一区画）

　■植栽面積／約3,000㎡　■植栽方法／こぼれ種による開花

◆和紙のように繊細な花びら

シャーレーポピーはケシ科ケシ属で、ヨーロッパ中部を原産とする1年草です。草丈は約60～80cmほどで、細い茎の先に和紙のように繊細で、色鮮やかな花を咲かせます。開花前に下を向いている蕾は、開花直前に上を向き、蕾の先端が2つに割れて直径5～8cmほどの花が咲きます。和名は「ヒナゲシ」、別名は「コクリコ」や「虞美人草（ぐびじんそう）」などと呼ばれています。

◆虞美人草の由来

秦の始皇帝亡き後の動乱で、楚の項羽と漢の劉邦が覇権を争い戦いました。楚軍は垓下の戦いで大敗し、漢軍に包囲されて四面楚歌となります。敗北を悟った項羽は寵愛する虞美人との別れを惜しむ歌を詠み、虞美人はその歌に唱和すると自ら命を絶ちました。その後、虞美人を葬った墓に赤く美しい花が咲いたという伝説から、別名を「虞美人草」と呼ぶようになったといわれています。

他にも、「カラーリーフガーデン」のバラをはじめ、初夏の花が続々と開花から見頃を迎えています。

最新の開花状況はこちらをご覧ください。

■国営武蔵丘陵森林公園　概要

国営武蔵丘陵森林公園は、明治の偉業をたたえる記念事業の一環として、武蔵野の面影を残すロケーションを活かし開園した全国で第1号の国営公園です。自然を失いつつある都市の住民が緑を通じて人間性を回復する場を確保するため、国は明治百年を記念するにふさわしいものとして設置されました。

東京ドーム65個分もの広さを誇る園内には、日本最大級のエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」やアスレチックコースなど、家族で体を思いっきり動かして遊べる遊具がたくさんあります。また、都市緑化植物園では、四季折々の風景や木々、草花もお楽しみいただけます。

ぽんぽこマウンテン

日本最大級

冒険コース

24種類の遊具

サイクリングコース

全長約17km

水遊び場

5/3～9/28までOPEN

＜所在地＞

〒355-0802

埼玉県比企郡滑川町山田1920

＜開園時間＞

3/1～10/31…9:30～17:00

11/1～11/30…9:30～16:30

12/1～2/29…9:30～16:00

＜無料開園日＞

　5/17(土)、5/18(日)

＜アクセス＞

東武東上線「森林公園」駅より北口バスのりば

・「森林公園南口行（土・日曜、祝日のみ運行）」乗車、終点で下車すぐ

　「森林公園西口」で下車すぐまたは「滑川中学校」で下車し徒歩約5分

JR高崎線「熊谷」駅より南口バスのりば

・「森林公園行」乗車、「森林公園西口」または「森林公園南口入口」下車すぐ

＜公式ホームページ＞

https://www.shinrinkoen.jp/

＜公式SNS＞

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