ヒルトン会員権の価格はいくら? ネットにおける口コミなどから調査、HOTTELの記者がわかりやすく簡単に解説

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ヒルトンタイムシェアの会員権 価格とは?メリット・デメリットを徹底解説【2025年最新】

こんにちは、旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者TAKAです。今回は「ヒルトンタイムシェア会員権の価格はいくら?」という多くの読者から寄せられる質問について、できるだけ多くのネットでの評判や体験談を参考に調査した内容を、わかりやすく簡単に解説します。タイムシェアという仕組みを知らない方でも理解できるよう、基礎知識から実際の価格帯、そしてメリット・デメリットまで丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ヒルトンタイムシェア会員権とは何か?

ヒルトンタイムシェア会員権とは、正式には「ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブ(HGVC)」と呼ばれる会員制リゾートサービスのことです。このサービスは一般的に「タイムシェア」と呼ばれる仕組みを採用しており、世界中にあるヒルトン系列のリゾート施設を「毎年1週間」利用できる権利を購入するシステムとなっています。

タイムシェアは、1つの部屋を52週に分けて、年間1週間分の利用権を購入するという仕組みです。つまり、52人の所有者が時間を分け合って同じ部屋を利用するという考え方に基づいています。

ヒルトン・グランド・バケーションズは、日本人に非常に人気のあるリゾートです。世界中に約25万人の会員がおり、そのうち日本人会員は約7万人以上いると言われています。

ヒルトンタイムシェアの特徴

ヒルトンのタイムシェアは、一般的なホテルとは異なる特徴を持っています。

  • キッチンやリビングが付いたコンドミニアムタイプの広い部屋を利用できる
  • 「暮らすようなバケーション体験」を提供するコンセプト
  • 永代所有権として、売却や相続ができる財産権
  • ハワイを中心に、沖縄、アメリカ本土など世界各地に施設がある
  • 提携リゾート施設は約12,600ヵ所、直営リゾートは約200ヵ所(2024年11月時点)

ヒルトン会員権の実際の価格はいくら?

それでは本題の「価格」について詳しく見ていきましょう。ヒルトン会員権(タイムシェア)の価格は、購入方法や施設の場所、部屋のタイプなどによって大きく異なります。

公式サイトでの価格帯

ヒルトングランドバケーションズの公式サイトによると、バケーション・メンバーシップの価格帯は、7,800米ドルから758,990米ドルとされています。この非常に幅広い価格帯は、購入する権利の内容によって大きく変わることを示しています。

直販価格とリセール価格の比較

ヒルトンから直接購入する「直販」と、すでに所有権を持っている人から購入する「リセール」では、価格に大きな差があります。

【直販価格の例】

  • 1LDK: $30,000~$90,000
  • 2LDK: $50,000~$130,000
  • ペントハウス: $220,000~$700,000

【リセール価格の例】

  • 1LDK: $10,000~$50,000
  • 2LDK: $20,000~$100,000
  • ペントハウス: $70,000~$400,000

このように、リセール市場では直販価格の30~50%程度で購入できる場合が多いようです。

実例から見る価格

ある体験談によると、2019年1月時点で「グランド・アイランダー」の1ベッドルーム(マウンテンビュー)、毎年1週間利用できる権利を購入した場合、物件価格は約330万円、初回登録費は約20万円だったとされています。

また、別の例では、隔年物件の購入費用として約1,920万円($19,200)、購入費以外の初期費用として約1,200ドル、登記手数料543ドル、公証手数料300ドル、登録手数料349ドルなどがかかったとの報告があります。

管理費や年会費

タイムシェアを所有すると、購入時の初期費用だけでなく、毎年の管理費や年会費も発生します。

  • 2025年のクラブ年会費:$256(2024年は$245)
  • 年間管理費:部屋のタイプによって異なる
    • スタジオ:約$1,000/年
    • 1LDK:約$1,800/年
    • 2LDK:$2,400/年
    • ペントハウス:$3,000-$6,000/年(2025年)

また、隔年物件の場合は、ポイントが付与される年にのみ管理費の支払い義務が発生します。

その他の費用

タイムシェアを利用する際には、さらに以下のような費用が発生する可能性があります。

  • 予約手数料:
    • ホームウィーク予約(インターネット/電話):無料
    • クラブ予約(インターネット:$67、電話:$83)
  • リゾートフィー:例として6泊で240ドル
  • 購入時の諸経費:リセール物件の場合、約$3,300(概算)+ 公証費用

ヒルトン会員権のメリット(良い点)

ヒルトン会員権(タイムシェア)には、以下のような多くのメリットがあります。

広々とした客室と充実した設備

ヒルトンのタイムシェアの最大の利点は、広々とした部屋と充実した設備です。標準的なホテルの2倍以上の広さがあり、1LDKタイプで約70平米、2LDKタイプで100平米程度の広さを誇ります。

部屋にはキッチン、洗濯機、乾燥機が完備されており、まるで「第二の我が家」のようにリラックスして滞在できます。特に家族連れや長期滞在を楽しみたい方にとって、この点は非常に魅力的と言えるでしょう。

長期的な経済性

初期費用は高額ですが、長期的な視点で見ると経済的なメリットが期待できます。特に、毎年同じリゾート地に長期滞在する習慣がある方にとっては、年数を重ねるごとにコストパフォーマンスが向上する可能性があります。

また、タイムシェアの権利は物価上昇の影響を受けにくいため、ホテル宿泊料が年々上昇する中でも、一定のコストで高級リゾートを利用できるというおすすめポイントがあります。

世界中のリゾートを利用可能

ヒルトンのタイムシェア所有者は、ハワイだけでなく、世界中の系列リゾート施設との交換利用が可能です。提携リゾート施設は約12,600ヵ所にも及び、多様な旅行先を選べる自由があります。

例えば、ハワイのワイキキ、沖縄の瀬底島、アメリカ本土のラスベガスやフロリダなど、多彩な場所で休暇を楽しむことができます。

資産価値と相続可能性

ヒルトンのタイムシェアは永代所有権として、売却や相続ができる財産権です。家族で長く楽しめるだけでなく、次世代に引き継ぐこともできるため、家族の伝統的な休暇の場として定着させることができます。

ヒルトン会員権のデメリット(悪い点)

ヒルトン会員権には魅力的な点がある一方で、いくつかの重要なデメリットも存在します。

高額な初期費用とランニングコスト

ヒルトンのタイムシェアの最大の欠点は、高額な初期費用とランニングコストです。初期費用は物件によって異なりますが、リセール市場でも200万円から500万円程度、ヒルトンから直接購入する場合はさらに高額になることもあります。

さらに、毎年発生する年間管理費も無視できません。管理費は年々上昇する傾向にあり、将来的な負担増加も考慮する必要があります。

価値の急激な下落

タイムシェアは「買った瞬間に価値が半減する」と言われています。これは、直販価格の約1/3がプロモーション費用(説明会のコストや販売員の人件費など)に充てられているためです。

リセール市場の動向を見ても、例えばグランドワイキキアンの2ベッドルーム/オーシャンビュー/毎年の利用権は、2018年12月に$45,000だったものが、2024年6月には$8,000まで下落したという報告もあります。

予約の取りにくさ

人気の高いリゾートや、夏休みやゴールデンウィークなどのピークシーズンは、予約が集中して取りづらくなることがあります。「せっかく権利を持っているのに希望の日程で予約が取れない」という不満の声も少なくありません。

予約を確実に取るためには、多くの場合、滞在日の1年前から予約が可能になるため、早めの計画が必要です。直前の予約変更が難しい点はおすすめできない点の一つと言えるでしょう。

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ヒルトン会員権がおすすめな人・おすすめできない人

タイムシェアは万人向けのサービスではありません。どのような人に向いているのか、向いていないのかを明確にしておきましょう。

おすすめな人

1. 計画的に休暇を取れる人 1年前からバケーションの予定を立てられる方におすすめします。特に人気のリゾートや時期を確実に押さえるためには、早期の予約が必須です。

2. 毎年同じ時期に長期休暇を取る習慣がある人 毎年夏休みや冬休みなどに、1週間以上の長期滞在を楽しむ習慣がある方は、タイムシェアの経済的メリットを最大限に活かせるでしょう。

3. 家族や友人とリゾートでゆったり過ごしたい人 広い部屋でキッチンを利用しながら、まるで自宅のようにくつろぎたい方には最適です。特に小さなお子様連れのご家族や、長期滞在を好む方に向いています。

4. 特定のリゾート地に愛着がある人 「毎年ハワイのワイキキに行きたい」「沖縄が大好き」など、特定のリゾート地に定期的に訪れたい方にとって、タイムシェアは理想的な選択肢となるでしょう。

おすすめできない人

1. 短期的な経済的リターンを求める人 タイムシェアは投資や資産運用の対象としては適していません。購入直後に価値が下がることが一般的であるため、短期間での売却を考えている方にはおすすめできません。

2. 柔軟な旅行スタイルを好む人 「その時の気分で旅行先を決めたい」「直前に予定を変更することが多い」という方には、タイムシェアの固定的な仕組みはストレスになる可能性があります。

3. 借入れでの購入を検討している人 タイムシェアの購入のために借入れをすることは、専門家からも強く警告されています。余裕資金での購入を検討すべきでしょう。

4. 初期費用の高さが負担になる人 数百万円という初期費用に加え、毎年の管理費も発生するため、財政的な余裕がない方には大きな負担となります。

リセール市場の動向と買い方のコツ

タイムシェアを購入する際、直販よりもリセール市場の方が大幅に安く購入できる可能性があります。ここではリセール市場の最新動向と、賢い買い方のコツをご紹介します。

リセール市場の最新動向

2024年のリセール市場では、価格の下落傾向が続いているようです。例えば、グランドワイキキアンの2ベッドルーム/オーシャンビュー/毎年の利用権は、2018年12月に$45,000だったものが、2024年6月には$8,000まで下落しました。その後、2024年末には$17,000まで回復したとの報告があります。

この価格下落の背景には、コロナ禍をきっかけに今後の渡航をあきらめた所有者が増え、売却登録が増加したことが考えられます。また、「ハワイのタイムシェアが売れない」という趣旨の記事が大手メディアに掲載されたことも影響しているようです。

リセール購入のメリット

リセール市場でタイムシェアを購入する大きなメリットは、直販価格と比較して50~70%安く購入できる可能性があることです。例えば、直販で200万円程度のタイムシェアをリセール市場で70万円ほどで購入できた例もあります。

リセール購入の場合も、権利の移転登記を行うため、権利関係は明確に保証されます。一般不動産と同じ手続きを介して所有権が移転するので、法的には安心できます。

リセール購入時の注意点

リセール購入を検討する場合は、以下の点に注意が必要です。

  1. 物件の詳細確認:所有権の内容、部屋のタイプ、シーズン(プラチナ、ゴールド等)、毎年か隔年かなどを確認しましょう
  2. 管理費の状況:未払いの管理費がないか確認が必要です
  3. 購入諸経費:リセール物件の購入には、約$3,300(概算)+ 公証費用などが必要になります
  4. リセール後の権利制限:一部のリゾート施設では、リセール購入者に対して特典の制限がある場合があります

実際の所有者の声

実際にヒルトンのタイムシェアを所有している方々の声を見てみると、様々な経験や感想があるようです。

あるオーナーの声によると、5年ぶり3回目のHGV購入を検討した際、希望するポイント数の設定物件はあまり多くなく、またハワイの物件は管理費が高い上に値上がりも激しいため選択肢から外したといいます。最終的には以前所有していたラスベガスの物件に追加購入することを選んだようです。

また別のオーナーは、2時間の説明会に参加し、HGVCの会員権がお得かどうか検討した結果、「損じゃないですか?」という結論に至り、購入を見送ったとのことです。この方の計算では、80歳まで隔年でハワイに行き、グランド・ワイキキアンに泊まったとしても、通常料金との差があまりないという結果だったようです。

一方で、リセール市場で約70万円のタイムシェアを購入し、2019年に約2万円で16泊したという体験談もあります。通常のホテル料金(1泊6万円程度と見積もって)と比較すると、短期間でタイムシェアの購入費を回収できたという計算になります。

これらの声からわかるのは、利用頻度や利用方法、購入価格によって、費用対効果の評価が大きく異なるということでしょう。個人の旅行スタイルや経済状況に合わせた判断が重要だと言えます。

ヒルトンタイムシェアと通常のホテル宿泊の比較

ヒルトンのタイムシェアと通常のホテル宿泊では、どちらがお得なのでしょうか?具体的な数字で比較してみましょう。

コスト面での比較

例えば、ヒルトンのタイムシェアをリセール市場で200万円で購入し、年間管理費が15万円かかると仮定します。20年間所有すると、総コストは:

  • 購入費:200万円
  • 管理費:15万円 × 20年 = 300万円
  • 合計:500万円

これを20年間で割ると、1年あたり25万円のコストになります。1週間(7泊)の利用なので、1泊あたり約3.6万円となります。

一方、同等クラスのホテルを通常料金で予約すると、1泊6万円程度かかるとされています。7泊では42万円になるため、長期的に見るとタイムシェアの方がコスト面で有利になる可能性があります。

宿泊体験の比較

宿泊体験という点では、タイムシェアとホテルには大きな違いがあります。

タイムシェア

  • 広々としたスペース(ホテルの2倍以上)
  • キッチン、洗濯機、乾燥機完備
  • 「暮らすような」長期滞在に最適
  • 一定の場所に「帰る」感覚

通常ホテル

  • コンパクトな客室
  • レストランやルームサービスの充実
  • 短期滞在向け
  • 様々な場所を試せる自由度

つまり、長期滞在でリラックスした「第二の我が家」的な体験を求める方にはタイムシェアが、多様な場所を気軽に旅したい方には通常ホテルがおすすめと言えるでしょう。

まとめ:ヒルトン会員権は本当にお得か?

ヒルトン会員権(タイムシェア)の価格について、さまざまな角度から見てきました。最後に、この会員権が本当にお得なのかをまとめてみましょう。

価格のまとめ

  • 価格帯:7,800米ドルから758,990米ドルと非常に幅広い
  • 直販とリセールの差:リセールなら直販の30~50%程度で購入可能
  • 年間維持費:管理費とクラブ年会費で年間15万円~60万円程度
  • 総コスト:初期費用+(年間維持費×所有年数)で考える必要あり

お得になる条件

ヒルトンのタイムシェアがお得になる条件としては:

  1. 長期間(10年以上)所有して定期的に利用する
  2. リセール市場で適正価格で購入する
  3. ピークシーズン以外の柔軟な日程で利用できる
  4. 家族や友人と大人数で利用する

これらの条件に当てはまる方にとっては、タイムシェアは経済的にもライフスタイル的にもメリットが大きいと言えるでしょう。

最後に

ヒルトンのタイムシェアは、単なる宿泊施設の選択肢を超えた「バケーションライフスタイル」の選択です。初期費用や維持費という経済的な負担はありますが、「第二の我が家」として世界各地で快適な滞在を楽しめる点は大きな魅力と言えます。

特に、毎年同じ時期に家族旅行をする習慣がある方や、リタイア後にゆったりとした長期滞在を楽しみたい方にとっては、検討する価値のある選択肢かもしれません。ただし、購入を検討される際は、自分の旅行スタイルや経済状況をよく考慮し、できれば既存オーナーの声を聞いたり、実際の施設を体験したりしてから判断されることをおすすめします。

旅行は人生を豊かにする大切な時間です。あなたのライフスタイルに合った最適な選択ができることを願っています。

以上、旅行記者TAKAがお届けしました。みなさまの素敵な旅をサポートできれば幸いです。

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