ネットで「セブパシフィック航空 どこの国」と頻繁に検索されている理由はなぜ? HOTTELの記者がわかりやすく簡単に解説
旅行系WEBメディア「HOTTEL」に記事を書くトラベルライター”TAKA”です。旅についての疑問や噂について真相をつきとめていますが、今回は、ネット検索で「セブパシフィック航空 どこの国」というフレーズがよく表示される理由について、深く掘り下げて解説していきます。この検索クエリが表示される背景には、この航空会社に対する日本人旅行者の認知度の低さという課題が隠れているようです。
結論:セブパシフィック航空はフィリピン最大規模のLCC
まず結論から申し上げますと、セブパシフィック航空はフィリピンを代表する格安航空会社(LCC)で、フィリピンのセブ島とマニラを拠点としている航空会社です。2025年現在、フィリピンにおいてフィリピン航空を抑えて最大規模の航空会社となっており、ゴコンウェイ家が経営する「JGサミットホールディングス」の子会社として運営されているのです。
1996年3月8日にマニラからセブへの初飛行を行ってスタートし、現在ではフィリピン国内36都市以上に加え、アジア12ヶ国、中東1ヶ国、オセアニア1ヶ国の合計14ヶ国に国際線を運航する大規模なネットワークを誇っています。日本からは成田、関西、名古屋、福岡の主要空港から直行便が運航されており、マニラやセブへのアクセスが可能です。
なぜ「どこの国」と検索されるのか
この疑問が生まれる最も大きな理由は、セブパシフィック航空の日本市場における認知度の低さにあると言われています。実は、セブパシフィック航空自身も日本における認知度の低さを大きな課題の一つとして認識しており、2018年5月には東京日本橋に日本支社を開設しました。
日本支社長を務める松本氏は会見で「日本における認知度はまだまだ低い。市場により近い場所でマーケティング活動を進めていきたい」と述べており、認知度向上のために日本公式マスコットキャラクターを制作するなどのプロモーション活動も展開しているようです。
セブパシフィック航空は2008年にマニラ大阪線で日本路線に初就航して以来、現在で約17年の歴史がありますが、日本人旅行者の利用は全体の約2割にとどまっているようです。これはフィリピン系航空会社としての認知が薄く、多くの日本人旅行者が「セブパシフィック」という名前を聞いても、すぐにフィリピンの航空会社だと結びつかないことを示しているのです。
さらに、「セブ」という地名がブランド名に入っているため、セブ島専門の航空会社だと誤解される方もいるようですが、実際にはマニラを含むフィリピン全土と国際路線を運航する総合的なLCCなのです。
セブパシフィック航空が選ばれる理由
圧倒的な価格の安さというメリット
セブパシフィック航空の最大の魅力は、なんといっても航空券の価格の安さです。特にプロモーション期間中には驚くほどの低価格で航空券が販売され、利用者からは「プロモ価格で往復1万円以下で行けたので大満足」「他のLCCと比べても特に価格が安いと感じる」といった口コミが多数寄せられているようです。
「低運賃、大きな価値」という経営戦略のもと、全ての便を季節に関係なく最低運賃で提供することを目指しているのが特徴です。実際に、セブパシフィック航空が開催するセールでは片道100円からというスーパーシートセールや、国際線片道3500円からといった驚きの価格設定が登場することもあるようです。
マニラからセブへの国内線を家族4人で往復利用した場合、約4万円程度で済んだという体験談もあり、このコストパフォーマンスの良さは利用者から高く評価されているようです。セール期間を狙えば、東南アジア旅行が格安で楽しめるという点は、予算を抑えたい旅行者にとって大きな利点と言えるでしょう。
広範囲な就航ネットワークという利点
セブパシフィック航空は、フィリピン国内最大のネットワークを誇り、マニラ、セブ、ダバオ、イロイロ、クラーク、カティクラン(ボラカイ島)など36都市以上に就航しています。国際線もアジアを中心に、東京、大阪、名古屋、福岡、ソウル、シンガポール、バンコク、クアラルンプール、さらにはシドニーやドバイまで幅広い都市をカバーしているのです。
マニラのニノイ・アキノ国際空港での乗り継ぎも、ほとんどが同じターミナル(T3)内で完結するため、他社と比べて利便性が良いというおすすめポイントもあるようです。乗り継ぎ便を利用すれば、さらに多くの都市へアクセスできるため、フィリピン国内の様々なリゾート地や観光地を訪れたい旅行者にとって非常に便利な選択肢となっています。
新しい機材と安全性の高さ
LCCと聞くと安全性を心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、セブパシフィック航空は安全性の高さにも定評があると言われています。機材はエアバスA320シリーズ、A321neo、A330シリーズなど比較的新しく、燃費効率の良い機体を使用しており、これにより運航コストを抑えながら低価格運賃を実現しているのです。
2018年には航空会社の格付け会社であるエアラインレイティングスにより、安全格付けで最高ランクの7つ星の評価を獲得しているようです。国際航空運送協会(IATA)の運用安全監査(IOSA)プログラムにも登録されており、国際的な安全基準を満たしていることが証明されています。
利用者からも「機材も新しく清潔」「シンプルな内装だが問題なく過ごせた」といった肯定的な口コミが寄せられており、機内の清潔さや設備の新しさは評価されているようです。
ユニークな機内エンターテインメント
セブパシフィック航空には、他の航空会社にはないユニークな特徴として、機内クイズ大会が開催されることがあるようです。モニターなどの電子機器によるエンターテインメントはありませんが、キャビンアテンダントが主催するクイズ大会に乗客が積極的に参加し、機内が盛り上がることもあるようです。
このような人的なサービスでフライト時間を楽しませようという取り組みは、セブパシフィック航空ならではの魅力と言えるでしょう。
利用時の注意点と欠点
遅延・欠航の多さというデメリット
一方で、セブパシフィック航空の利用にあたっては、いくつかの注意点も指摘されています。最も多く挙げられる欠点は、遅延や欠航が発生しやすいという点です。
利用者の体験談では「1時間遅延した」「出発は多少遅れた」「スケジュール通りの運航でなかった」といった口コミが多数見られ、定時運航率については改善の余地があるようです。特に2025年夏期には機材繰りの関係で計画的な欠航が相次ぎ、成田・関西・福岡とマニラ、セブを結ぶ路線で多数の欠航が予定されていたようです。
また、予約済みの便が直前になって突然変更されたり、お昼便から7時間後の夜便に振り替えられたりするケースもあるようで、利用者からは「悪質と感じた」という厳しい意見も寄せられています。このため、セブパシフィック航空を利用する際には、当日の乗り継ぎは避け、余裕を持ったスケジュールを組むことが推奨されているのです。
座席の快適さと機内設備の制約
LCCならではの制約として、座席の快適性についても指摘があります。シートが狭く、リクライニング機能がない、もしくは限定的であるため、座り心地が悪く快適とは言えないという意見が見られます。
機内にはモニターやWi-Fi、コンセントなどのエンターテインメント設備は基本的にないため、長時間のフライトでは自分で暇つぶしの準備をしておく必要があります。また、機内はかなり冷房が効いていることが多いようで、ブランケットは有料となるため、羽織るものを持参することがおすすめされています。
座席指定も有料オプションとなっており、プレミアム座席(前から2列目までと非常口前)は約1700円、スタンダードプラス座席(前から3列目~9列目)は約1200円、スタンダード座席は約760円の追加料金が必要となるようです。
ウェブサイトの使いにくさ
利用者からは、セブパシフィック航空のホームページに不具合が多く使いにくいという声も上がっています。オンライン決済が完了できず、コールセンターに問い合わせて予約を完了したという事例もあり、電話対応も日本語が通じにくく、問題を伝えるのに苦労したというコメントがあるようです。
予約管理や手荷物の追加予約などをオンラインで行う必要があるため、このようなシステムの使いにくさは改善が期待される点と言えるでしょう。
セール期間外の価格設定
セブパシフィック航空の最大の魅力は価格の安さですが、これはセール期間中やオフシーズンに限った話のようです。セール期間以外やハイシーズンに航空券を購入した場合、フルサービスキャリアの航空券と価格がそれほど変わらず、お得さを感じにくかったという意見も見られます。
機内食や預け荷物、座席指定などのオプション料金を全て加算すると、結果的に他の航空会社とあまり変わらない総額になる可能性もあるため、総合的なコストパフォーマンスを見極める必要があるようです。
受託手荷物の料金システム
セブパシフィック航空を利用する際に特に注意が必要なのが、受託手荷物(預け荷物)の料金システムです。航空券には受託手荷物が含まれておらず、別途予約購入が必須となっています。
機内持ち込み手荷物は、56cm×36cm×23cm以内のメインの荷物1つと、座席の下に収納可能なサイズの身の回り品1つまで無料で持ち込めますが、これを超える荷物は受託手荷物として事前に予約する必要があるのです。
事前にオンラインで予約する場合、20kg以内の荷物1個目が約1200ペソ(約3200円)、2個目が約1400ペソ(約3800円)程度とされていますが、当日空港のチェックインカウンターで預けると20kgで9000円もの追加料金が発生してしまうため、事前予約が断然お得と言われています。
受託手荷物のオンライン予約は出発の2時間前まで可能で、航空券を予約したタイミングで一緒に予約しておくことが推奨されています。一度予約するとキャンセルできないため、荷物の量を慎重に見極める必要がありますが、この事前予約システムを上手く活用すれば、大幅にコストを抑えることができるのです。
機内食とドリンクサービス
セブパシフィック航空はLCCであるため、機内食やドリンクは全て有料となっています。予約時に事前注文できるほか、当日機内でキャビンアテンダントに言えば注文も可能です。
機内で提供される軽食は比較的リーズナブルで、好きなパン(6種類から1つ選択)とソーダ(3種類から1つ選択)の軽食セットが150ペソ(約320円)、ホットミルクティーが120ペソ(約260円)程度とされています。カップラーメンなども購入でき、空港内でドリンクを購入するよりも良い価格設定のようです。
事前予約の機内食(Pre-ordered Meals)では、サルピカオやレチョンなどのフィリピン伝統料理も楽しめるバラエティに富んだメニューが用意されており、フィリピン文化を体験できる点もおすすめポイントと言えるでしょう。
ただし、機内サービスが始まるのは搭乗・離陸後しばらくしてからとなるため、乾燥した機内で何も飲めないのは辛いという声もあり、フライト前に飲み物を準備しておくと安心かもしれません。
セブパシフィック航空をおすすめしたい方
以上の特徴を踏まえると、セブパシフィック航空は以下のような方々に特におすすめできると言えるでしょう。
まず第一に、旅行コストを最優先で抑えたい方です。セール期間を狙って予約し、機内食や座席指定などのオプションを最小限にすれば、驚くほど安い価格でフィリピンへの旅行が実現できます。特に短期間の旅行や、宿泊や現地での活動に予算を重点的に配分したい方にとっては、航空券代を抑えられる大きなメリットがあります。
次に、フィリピン国内の複数都市を訪れたい方にも適しています。セブパシフィック航空は国内線ネットワークが充実しており、マニラやセブだけでなく、ボラカイ島、パラワン島、ダバオなど様々なリゾート地や観光地へのアクセスが容易です。
また、時間に余裕のある旅行計画を立てられる方にもおすすめです。遅延や欠航のリスクを考慮し、当日の乗り継ぎを避け、余裕を持ったスケジュールを組める方であれば、万が一のトラブルにも対応しやすいでしょう。
さらに、LCCのシステムに慣れている方や、最低限のサービスで十分と考える方には適しています。自分で必要なものを準備し、機内エンターテインメントがなくても問題ない方であれば、快適に過ごせると言われています。
セブパシフィック航空をおすすめできない方
一方で、以下のような方々にはセブパシフィック航空の利用は慎重に検討されることをおすすめします。
ビジネス目的で確実に定時到着が必要な方や重要な予定に間に合わせる必要がある方には、遅延や欠航のリスクを考えるとおすすめしにくいと言えます。特に国際線から国内線への当日乗り継ぎや、到着日に重要なイベントがある場合は避けた方が無難かもしれません。
また、快適性や充実したサービスを重視する方にも向いていないでしょう。座席が狭く、リクライニングが制限されているため、長時間のフライトでゆっくり休みたい方や、機内エンターテインメントを楽しみたい方には物足りないかもしれません。
オンライン予約システムの操作に不安がある方や英語でのコミュニケーションが苦手な方にも難しい面があるようです。カスタマーサポートの日本語対応が十分でない場合もあるため、トラブル時の対応に不安を感じる方もいるかもしれません。
よくある質問(Q&A)
Q1: セブパシフィック航空は本当に安全なのでしょうか?
セブパシフィック航空は2018年に航空会社の格付け会社エアラインレイティングスから安全格付けで最高ランクの7つ星の評価を獲得しており、安全性は高いと評価されているようです。国際航空運送協会(IATA)の運用安全監査(IOSA)プログラムにも登録されており、国際的な安全基準を満たしていることが証明されています。機材も比較的新しいエアバスA320シリーズやA330シリーズなどを使用しており、整備体制もしっかりしていると言われています。過去の事故件数も、世界の主要航空会社と比較して特別多いわけではなく、LCCだからといって安全性が低いということはないようです。
Q2: セブパシフィック航空のセールはいつ開催されますか?
セブパシフィック航空は不定期にセールやプロモーションを開催しており、その頻度は比較的高いと言われています。具体的な開催時期は決まっていないようですが、年に数回、大規模なセールが実施されることがあるようです。セール情報は公式ウェブサイトや公式SNSアカウントで告知されるため、フィリピン旅行を計画している方は定期的にチェックすることをおすすめします。セール期間中は片道100円からや片道3500円からといった驚きの価格が登場することもあり、このタイミングを狙って予約すれば大幅に旅行コストを抑えることができるのです。ただし、セール対象期間は限定されていることが多く、搭乗日の制限もあるため、柔軟なスケジュール調整ができる方に有利と言えるでしょう。
Q3: セブパシフィック航空で遅延や欠航が発生した場合、どうすればよいですか?
セブパシフィック航空で遅延や欠航が発生した場合、まずは空港のカウンターまたはカスタマーサポートに連絡して状況を確認することが重要です。計画的な欠航の場合は事前にメールで通知が来るようですが、直前になってから変更を知らされることもあるようです。発券済の予約を持っている場合、手数料なしで予約変更や払い戻しを行ってもらえるケースもあるため、セブパシフィック航空の予約受付(日本語対応)に問い合わせることをおすすめします。遅延が発生した際には、お詫びの品として軽食が提供されることもあるようです。ただし、遅延や欠航による宿泊費や交通費などの補償については限定的な場合もあるため、旅行保険に加入しておくことも検討すべきでしょう。余裕を持ったスケジュールを組み、到着日に重要な予定を入れないなど、リスクヘッジをしておくことが賢明と言えます。
トラベルライターTAKAの独自考察
ここまでセブパシフィック航空について、ネット上の情報や口コミを幅広くリサーチしながら解説してきましたが、最後に私自身の考察をお伝えしたいと思います。
「セブパシフィック航空 どこの国」という検索クエリが頻繁に表示される現象は、単なる認知度の低さだけではなく、LCC市場における日本人旅行者の意識変化を反映しているのではないかと考えています。
日本国内ではジェットスター、ピーチ、バニラエア(現在は統合)などのLCCが早くから浸透し、多くの日本人旅行者がLCCの利用に慣れ親しんでいます。しかし、国際線LCCとなると、まだまだエアアジアやスクート、ジェットスターアジアなど限られた選択肢しか頭に浮かばない方が多いのではないでしょうか。
セブパシフィック航空は、フィリピン国内ではフィリピン航空を上回る最大規模の航空会社でありながら、日本市場での存在感はまだ限定的です。これは単純な広告不足というよりも、日本人旅行者のフィリピンに対する旅行需要そのものがまだ発展途上にあることを示しているのかもしれません。
実際、日本からフィリピンへの年間訪問者数は約60万人程度とされていますが、人口が日本の半分に満たない韓国からは年間160万人以上がフィリピンを訪れているという大きな差があるようです。これは韓国に比べて日本人のフィリピン旅行への関心がまだ低いことを物語っており、セブパシフィック航空の認知度の低さもこうした市場環境と密接に関係していると考えられます。
しかしながら、近年はフィリピンの観光地としての魅力が日本でも徐々に認識され始めており、セブ島やボラカイ島、パラワン島などのビーチリゾート、マニラの歴史的建造物、さらには語学留学先としての人気も高まっています。日本からわずか4時間程度という近さ、時差もわずか1時間という利便性、そして物価の安さなど、フィリピンは実は日本人旅行者にとって非常に魅力的な目的地なのです。
セブパシフィック航空の強みは、なんといってもその圧倒的なネットワークの広さにあります。フィリピン国内36都市以上をカバーし、マニラやセブだけでなく、エルニドやコロン、シャルガオなど、まだ日本人にはあまり知られていない秘境のようなリゾート地へもアクセスできるのです。これは、フルサービスキャリアであるフィリピン航空でも到達できない地域が含まれており、真にフィリピンを深く探索したい旅行者にとって、セブパシフィック航空は不可欠な存在と言えるでしょう。
遅延や欠航の多さという課題については、これはセブパシフィック航空だけの問題ではなく、フィリピンの航空業界全体、さらには気象条件や空港インフラの問題とも関連していると考えられます。マニラのニノイ・アキノ国際空港は容量の問題を抱えており、離着陸スロットの調整が難しい状況にあるようです。また、フィリピンは台風の通り道でもあり、特に夏季から秋季にかけては天候による影響を受けやすいという地理的特性もあります。
このような課題を理解した上で、セブパシフィック航空を賢く活用するためには、いくつかのポイントがあると考えます。まず、セール期間を狙って早期予約をすること、受託手荷物は必ず事前にオンラインで予約すること、余裕を持ったスケジュールを組むこと、そして機内での過ごし方を自分で工夫することです。
これらの準備と心構えができれば、セブパシフィック航空は間違いなくフィリピン旅行の強い味方となってくれるはずです。特に若い世代の旅行者や、バックパッカー的な旅行スタイルを好む方、複数の島や都市を巡りたい方にとっては、この航空会社の柔軟なネットワークと低価格設定は大きな魅力となるでしょう。
今後、セブパシフィック航空が日本市場でのプレゼンスを高めていくためには、定時運航率の改善やカスタマーサポートの充実が鍵となるかもしれません。しかし、それ以上に重要なのは、日本人旅行者にフィリピンという目的地の素晴らしさを知ってもらうことではないでしょうか。
セブパシフィック航空という航空会社を通じて、まだ見ぬフィリピンの魅力的な島々や文化に出会える可能性があることを、ぜひ多くの日本人旅行者に知っていただきたいと思います。「セブパシフィック航空 どこの国」という疑問から始まった旅が、きっと素晴らしいフィリピン体験へとつながっていくことでしょう。LCCを上手に活用し、新しい旅の可能性を広げていくこと、それこそが現代の賢い旅行者のスタイルではないかと、トラベルライターとして私は考えています。