- 2024-2-1
- 旅行 プレスニュース
初回は 4/8月〜9火。2/26月 締め切り後、抽選で参加者決定。
丹波立杭陶磁器協同組合は、丹波焼の職人の工房に泊まり、その暮らしに溶け込み、土づくりから作陶を体験できる旅として、陶芸版の農泊「陶泊」を2024年4月より開始します。月1組限定で、2/1より募集開始。応募者の中から抽選で、毎月1組限定で陶泊にご参加頂けます。
◆背景
目次
瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれる丹波焼。850年以上受け継がれる産地では、時代の要請に応じて、作る物や作り方の変化を繰り返し、今日も50以上の窯元が、技法も造形も用途も多様なものづくりを手仕事で行っております。
時代の変化に合わせた、持続的な産地のあり方を模索する中で、美意識を磨くために何度も訪れることができる郷を目指して観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」として2023年より「陶泊」の産地内の受け入れ体制の準備やモニターツアーに取り組んでまいりました。このたび、2024年4月より一般募集を開始いたします。
◆陶泊とは
陶泊とは、陶芸体験などから一歩踏み込み、陶工の自宅などに宿泊して生活を共にすることで、職人の手仕事や郷の空気、文化なども味わう滞在型旅行です。宿泊の前後では、若手陶工たちがツアーガイドとして窯元巡りなど地域内をご案内します。陶工との交流を通じて、地域の日常に触れることができるのも「陶泊」の醍醐味のひとつです。
◆陶泊の魅力
①職人の工房に泊まれる
陶泊で宿泊できるのは、職人の工房など、実際の暮らしの現場です。職人の日常に触れ、日本のものづくりの現場を間近で見て体感することができます。もちろん、個別の客室やシャワー等の宿泊設備もあり安心して滞在いただくことが可能です。
②現役の職人が、さとびとガイドとして(ツアーガイド)旅路を案内
陶泊では、「さとびとガイド」と呼ばれるツアーガイドが一人一人の関心や好みに合わせて、当日ご案内します。さとびとガイドは、立杭でものづくりをする若手の職人が中心です。そのため、地域の話や陶芸のリアルな話を聞き、立杭をより深く、より楽しく知ることができます。
③陶芸の工程の体験ができる
陶泊の楽しみは、陶芸の工程が体験できることでもあります。教えてくれるのも、現役の職人。また参加者の要望に寄り添い、例えば土堀や粘土作りといった作陶のプロセスも体験することができます。
◆陶泊のツアープラン
「陶工の営みに触れる、新しい旅のかたち」
陶泊は、2024年4月よりサービスを開始します。郷の風土や暮らしをじっくり体験いただくために、月に1度開催の「1泊2日」の宿泊プランを、抽選形式で実施させていただきます。またご要望に合わせて、陶工の人柄や営みを感じる様々な体験をご用意しています。
一人一人に合わせた形で、訪れる窯元や実施する内容をカスタマイズするため、事前にアンケートやオンラインヒアリング(希望制)を実施いたします。
陶泊の一例:<陶泊 1日目>
13:00〜
陶の郷で丹波焼の多様な表現を知る
さとびとガイドと合流後、約50軒の窯元の作品が集結した「陶の郷」にて、様々な丹波焼の作風に触れることができます。
15:00〜
丹波焼の郷に根付く各窯元を訪ねる
陶工の作業場を見ることができます。ひとつの窯元をじっくり見ることも、気になる窯元を複数巡ることも可能です。
19:00〜
チェックイン後、陶工と食卓を囲む
夕方にチェックイン。その後陶工たちと夕食を共にしながら陶工の人柄や美意識を体感することができます。
<陶泊 2日目>
08:00〜
朝食と共に丹波焼の器を味わう
丹波焼の器で朝食をいただけます。郷の朝と、暮らしに寄り添う工芸の良さをご体感ください。
09:30〜
陶工の日常や仕事を体験する
窯元での仕事のお手伝いや陶芸体験など、陶工が日々どんな営みをしているのか体感いただけます。
12:30〜
フリータイムに丹波焼の郷を
自由に楽しむ
午前中で陶泊のツアーは終了。その後は丹波焼の郷を散歩したり、商品を購入したりとご自由にお楽しみいただけます。
※ツアープランはあくまで一例です。こちら以外にもご要望に合わせたツアーの内容に変更可能です。
◆申込みの流れ
陶泊公式サイトのフォームより申込みいただけます。
お申し込み頂いた方の中から抽選で、毎月の参加者が決定いたします。ぜひ、陶工と産地をめぐり暮らしを共にする旅を体感してください。
一人一人に合わせた形で、訪れる窯元や実施する内容をカスタマイズするため、事前にアンケートやオンラインヒアリング(希望制)を実施いたします。ご要望やご質問など気軽にお尋ねください。
01 陶泊公式サイトのフォームより応募
02 当選結果の連絡※
03 本申込み
04 オンライン顔合わせ
05 陶泊当日
◆宿泊する窯元
昇陽窯(しょうようがま)
丹波焼で三代続く窯元「昇陽窯」。店舗と工房、窯がありその2階に宿泊し、陶芸家の日常に溶け込むことができます。昇陽窯では陶工と共にこの工房で夕食の食卓を囲み、朝食は立杭の山々を眺めながら楽しむことができます。また2日目の午前中は、昇陽窯の職人の弟子入り体験(陶工と共に日常の仕事をする)ことができます。
宿泊先の窯元:昇陽窯
住所:兵庫県丹波篠山市今田町下立杭8
部屋数:1(定員3名)
公式WEB:https://www.sho-yo-gama-ceramic-lab.com/
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/sho_yo_gama/
◆主催者:丹波立杭陶磁器協同組合について
丹波立杭陶磁器協同組合は、昭和25年に設立された、丹波焼の窯元の協同組合です。現在50人の組合員で構成され、丹波焼の陶土の共同生産、陶土・釉薬・包装資材等の共同購入、丹波伝統工芸公園(立杭陶の郷)の運営、陶器まつりや展示会の実施等の振興事業、陶芸教室や後継者育成、伝統工芸士認定事業など、原料の調達から発信・流通まで幅広く丹波焼の振興に関連する事業を実施しています。
名称:丹波立杭陶磁器協同組合
所在地:兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3番地
組合員数:50人
主要事業:
・坏土工場における陶土の共同生産と組合員への供給
・陶土・釉薬・包装資材等の共同購入
・「陶の郷」における組合員製品の受託販売、作品展示、陶芸教室実施
・広報宣伝、各種展示会への出展、陶器まつり開催、製品の共同受注
・研修の実施、助成金の交付等による後継者育成
・伝統工芸士認定事業、功労者褒賞事業、伝統的工芸品、表示事業等
公式サイト:https://tanbayaki.com/
◆「陶泊」企画・運営
陶泊公式サイト
https://tamba-tohaku.com/
企画・運営
丹波立杭陶磁器協同組合
トランクデザイン株式会社
ミテモ株式会社
Satoyakuba
一般社団法人ウイズささやま
合同会社gyoninben
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