サンケイビル/【須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業】神戸須磨シーワールド・神戸須磨シーワールドホテル・海浜公園国内初取得となる「CASBEE街区2023年版Sランク」はじめさまざまな環境認証等を取得

街区全体イメージパース

公園全体も水保全や環境に配慮した設計、さらに「スマシーサステナブル委員会」が発足

 

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 株式会社サンケイビル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯島一暢)を代表企業とし、三菱倉庫株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長:斉藤秀親)、JR西日本不動産開発株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:藤原嘉人)、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市中央区、取締役社長:佐々木正人)、阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市福島区、代表取締役社長:久須勇介)、芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:織田寛明)、株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)を構成員とする神戸須磨Parks + Resorts共同事業体は、須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業(以下、「本事業」)にて、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)の「CASBEE街区評価認証制度」(以下「CASBEE街区認証」)における、Sランクを2024年4月23日に取得したことをご報告いたします。CASBEE街区認証は2023年に新基準である2023年版となり、本事業は新基準では日本初のSランク取得となります(旧基準含め8物件目)。上記「CASBEE街区認証」をはじめ、本事業では「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」(以下「BELS」)」「建築物エネルギー消費性能向上計画認定」「サステナブル省CO2先導事業採択」「省エネ街区形成事業採択」「災害時の強靭性向上支援事業採択」の計6つの環境認証等を取得いたしました。

 さらに、施設や公園自体でも“熱”、“水”、“防災”をテーマにサステナブルな取組みを実施、これにあわせて「スマシーサステナブル委員会」を発足いたします。

 須磨海浜公園・神戸須磨シーワールド・神戸須磨シーワールドホテルは今後も環境に配慮した様々な取組みを行い、神戸・須磨のブランド化につながる「よりよい未来」を目指して、地域に貢献してまいります。

■新基準で国内初となる「CASBEE街区2023年版Sランク」はじめ環境認証等を取得

 環境を守る取組みを積極的に実施

 産・官・学共同プロジェクトにより開発された『建築環境総合性能評価システム(CASBEE)』は、建築物を環境性能で評価し、格付けする手法です。本事業は、単体建築物だけでなく建築群を含む面的整備プロジェクトとしての環境性能を評価する「CASBEE街区」にて、2023年に新基準である2023年版が制定されてから、国内初となる「CASBEE街区2023年版Sランク」を取得いたしました。(旧基準含め8物件目)

 その他にも、建築物の省エネ性能を表示する第三者認証制度の1つである「BELS」では、水族館におけるZEBReadyの取得や、サステナブル省CO2先導事業、省エネ街区形成事業、災害時の強靭性向上支援事業にリーディングプロジェクトとして採択されるなど、様々な環境認証の取得や、補助事業への取組みなどにより、環境に配慮しております。(取得認証等の概要については末尾の表1をご参照ください。)

※「CASBEE® 」は、(一財)住宅・建築SDGs推進センターの登録商標です。

■阪神淡路大震災の教訓から、公園全体で“熱”、“水”、“防災”をテーマにサステナブルな取組みを実施

 阪神淡路大震災時、インフラの断絶により水冷式発電機が起動できず、取水・濾過が不能となり、多くの飼育生物が犠牲となりました。また、電力インフラの復旧に3日間を要し、資源が限られる中で多くの生きものが死滅しました。一方、震災後水族園内を避難所や近隣の中学校の臨時教室として利用するなど、非常時における地域への貢献を果たしてきました。

こうした経験から、本事業では“熱”、“水”、“防災”、の3つの軸で、大型災害時のエネルギー面での自立、通常時におけるエコな施設整備を含めたサステナブルな取組みを実施いたします。

ポイント1:熱<熱源水ネットワーク>  

 熱源水ネットワークと水冷熱源方式によりエネルギー消費量の25%削減を目標とするなど、水族館の特性に合わせたエネルギーの効率利用を行い環境負荷の低減をいたします。

ポイント2:水<ゼロウォーターアクアリウム>

 超節水型ろ過システムでの海水使用量の削減、井水処理設備の高度利用による一般空調・暑熱対策などを行うことで、全体の水使用の削減をいたします。

ポイント3:防災<信頼性の高いインフラ・非常時のエネルギー自立>

 阪神淡路大震災の被災から水・電力・熱の自立が重要であると考え、海水取水設備により通常時・非常時に動力不要で取水するなど、事業継続計画(BCP)を強化いたします。

■スマートゴミ箱「SmaGO」を公園内に設置
 株式会社フォーステック(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・竹村陽平)のIoT 技術を活用したスマートゴミ箱“SmaGO(スマゴ)”を2024年4月25日から公園内に設置しテスト運用を開始し、5月8日より本運用を開始いたしました。“SmaGO”は、ソーラー発電で作動し、一般ゴミを自動的に約1/5に圧縮する機能を持ち、最大約600リットルのゴミを収容することが可能です。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できることから、ゴミ回収頻度を半減させることが可能となり、ゴミ回収を担当するエリアキャストの負担軽減や回収コストの削減などの生産性向上が期待されます。公園内のゴミを適切に回収することで、海洋ゴミの軽減に貢献してまいります。現在、公園内に5箇所設置、今後施設グランドオープンに併せて追加設置の予定です。

■スマシーサステナブル委員会について

 地域とともに、30年後のゴールを目指し、エリアとしてサステナブルな取組みを行っていくため、「スマシーサステナブル委員会」を2024年6月1日に発足いたします。詳細は、神戸須磨シーワールドHP(URL:https://www.kobesuma-seaworld.jp/)にて順次公開してまいります。

 

 エネルギーと水の効率利用による環境負荷低減、来館者・スタッフの健康性・快適性の向上、過去の被災経験を生かした生命維持・ BCP性の確保、既存の景観・環境資源の保存・育成等、  地域コミュニティと観光リゾートが融合する新たな施設への再整備を通じて、SDGsの達成に貢献をしてまいります。

【リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社サンケイビル 総務部広報課

TEL:03-5542-1313

FAX:03-5542-1377

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