Art Rhizome KYOTO 2024「逆旅京都」開催

参加施設10会場・参加アーティスト14名が決定

林勇気《細胞とガラス》2020年, サイズ可変, 4K video 撮影:麥生田兵吾
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)とのコラボレーション、京都市京セラ美術館での展示風景

Art Rhizome KYOTO(アート・リゾーム・キョウト)2024
「逆旅京都(げきりょ きょうと)」開催
2024年9月3日(火)- 11月6日(水)
歴史と文化の街・京都市内の10会場を巡る都市回遊型アートイベント
参加施設10会場・参加アーティスト14名が決定
10月31日(木) – 11月6日(水)はフェア期間として作品販売も!

京都市とArt Rhizome KYOTO実行委員会は、2024年9月3日(火)から11月6日(水)にかけて、Art Rhizome KYOTO 2024 逆旅京都 を京都市内10会場にて開催いたします。宿泊施設、商業施設、公共空間など文化と歴史のまち京都を物語る各会場をつなぎ、京都にゆかりのあるアーティスト14名の展示を行います。「逆旅」は宿を意味する言葉で、「逆旅京都」は、さまざまな人・もの・出来事を迎え入れてきた京都全体を宿のようなものとしてイメージしています。キュレーター・金澤韻(こだま)が、紀行文の形式で全会場と作品を記述するテキストを執筆し、京都のまちと若手アーティストの展示を、ひとつの展覧会として構成します。すべての展示は無料でご観覧いただけます。また、会期最後の1週間には、多くの展示作品が購入可能となります。


【概要】
会期|2024年9月3日(火)- 11月6日(水)
※2024年10月31日(木) – 11月6日(水)フェア期間
アーティスト(50音順)|呉雯雯(Wenwen Wu)/清原遥(Haruka Kiyohara)/品川亮(Ryo Shinagawa)/嶋春香(Haruka Shima)/澄毅(Takeshi Sumi)/高田マル(Mal Takada)/谷本真理(Mari Tanimoto)/中村夏野(Kano Nakamura)/長谷川由貴(Yuki Hasegawa)/林勇気(Yuki Hayashi)/湊茉莉(Mari Minato)/宮田彩加(Sayaka Miyata)/森夕香(Yuka Mori)/吉浦眞琴(Makoto Yoshiura)
会場(50音順)|INTA-NET KYOTO/関西日仏学館/京都市役所分庁舎/Sfera (0F Café DOnG by Sfera)/ No.317 アニュアルギャラリー/ホステルニニルーム/ホテル ザ セレスティン京都祇園/ホテルリングス京都/堀川新文化ビルヂング/RC HOTEL 京都八坂
企画チーム|金澤韻+増井辰一郎(コダマシーン)/櫻岡聡(FINCH ARTS)/平野成悟/黃慕薇
主催|京都市
運営|Art Rhizome KYOTO 実行委員会
WEB|https://artrhizome.jp/
Instagram|https://www.instagram.com/artrhizomekyoto/
※入場無料。会期中の開場日時は各会場に準じます。

【5つの見どころ】
1、14名の京都の現在進行形のアートをフィーチャー
現在京都市立芸術大学博士課程在学中の漆芸家 呉雯雯、2019年に銀座メゾンエルメスで個展開催など国内外での活躍が目覚ましい湊茉莉、数々の美術展や映画祭で作品を発表し注目を集める映像作家・美術家林勇気など、新進気鋭の若手から評価の高まりを見せるキャリアのある作家まで14名の京都ゆかりのアーティストが参加し、各会場の文化的な特性に応じた展示を行います。

2、京都市役所分庁舎の10mインスタレーションに注目
昨年も会場となった京都市役所分庁舎では、画家の高田マルが全長約10mのガラス面を用い、日記の記述と公開をめぐる絵画の大型インスタレーションを行います。

3、セレスティン京都祇園のたゆたうテキスタイル インスタレーション
京都・祇園のラグジュアリーホテル「ホテル ザ セレスティン京都祇園」では、吹き抜けのメインロビーを会場に、気鋭の染織作家清原遥が揺れ動く景色をテーマとしたテキスタイル インスタレーションを展開します。

4、2024年京都市芸術新人賞受賞の宮田彩加が見せる多様な表現
2024年京都市芸術新人賞を受賞し、同年「札幌国際芸術祭」にも参加した宮田彩加が、堀川新文化ビルヂングにて、糸の連なりとバグにより生命を描き出す刺繍作品を新作から旧作まで20点ほど展示します。

5、全会場を繋ぐ紀行文に注目
キュレーター・金澤韻によって執筆された、京都を旅するある架空の人物の紀行文が、全会場を繋ぐテキストとして各会場に掲示されます。観客はそのテキストを通して、新しい体験としてまちとアートを発見していきます。


【フライヤー・ポスタービジュアル】
本年度のビジュアルは「逆旅京都」をテーマに作成されました。
「Rhizome」をイメージさせる緑の色合いと有機的な装いに、「逆旅京都」の言葉から連想される旅人の道筋が表現されています。流れる時間や光の移り変わりを示すような、たおやかで柔らかい印象のビジュアルとなりました。

デザイナー:綱島卓也

【参考作品】

高田マル《向かって行く線、朝の挨拶》2024年, 絵、壁、チョーク 撮影:大竹央祐
呉雯雯《【山容】之一》2024年, 8.5×24.5cm, 漆、貝、錫粉、レーザーカッター 撮影:陸小燕
湊茉莉《王朝シリーズXI、守護神像》2017年, 33×48cm, アクリル、アルミニウム、紙 撮影:今村裕司
画像提供: 艸居
宮田彩加《MRI SM20110908》2016年〜、サイズ可変、ミシン糸
清原遥《little little forest》2022年、111×300cm、綿に反応染料、顔料 撮影:三原昌彦

【企画チームについて】
本年の企画チームは金澤韻+増井辰一郎(コダマシーン)、櫻岡聡(FINCH ARTS)のコアメンバーと、公募で選出された平野成悟、黃慕薇の5名で構成されています。

金澤韻(現代美術キュレーター・コダマシーン アートディレクター):東京藝術大学大学院、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了。世界各地の美術館、芸術祭で展示企画多数。

増井辰一郎(コダマシーン アートプロデューサー):京都大学工学部建築科卒。建築・デザイン・現代アートにまたがる領域で世界的な実績を持つアートプロデューサー。

櫻岡聡(ギャラリスト):コマーシャル・ギャラリー勤務を経て、2016年にFINCH ARTSを開廊。ギャラリー運営の他、展覧会企画、ホテルなどのアート・ディレクションを行う。

平野成悟(美術家):美術家京都市立芸術大学大学院修了。京都を拠点に作品制作や展覧会の企画・運営等を手がける。

黃慕薇(アートマネージャー):京都芸術大学大学院グローバル・ゼミに在籍。ロンドン大学バークベック・カレッジにてアートマネジメント&ポリシー修士号取得。gallery Unfold 企画・運営。

【Art Rhizome KYOTOについて】
Art Rhizome KYOTO (略称:ARK)とは、京都にゆかりのあるアーティストの作品を宿泊施設やカフェ等の商業施設に展⽰し、多くの⽅にアートに触れていただく機会を創出するものです。2023年春から開催され、今回は4回⽬の実施となり、市内10ヶ所での展⽰/販売を行います。

【販売について】
本イベントでは、全会場の展示作品の購入が可能です。※一部インスタレーションを除く
10月31日-11月6日をフェアウィークとし特設サイトから購入が出来ます。
※後日公式サイトとインスタグラムでお知らせします。


【関連企画】
「超適応:新しい時代の工芸と表現」

英題:Hyper Adaptation: Craft and Expression in a New Era
場所|渉成園 〒600-8190 京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
会期|2024年10月31日(木)、11月2日(土)、3日(日)

◆広報素材のダウンロードはこちらから:

https://www.dropbox.com/scl/fo/7ohokwsb15zfjr911b3m8/AN6Eero0zS7m_IFgF_tiNGw?rlkey=tt6506ijpadrnmcdvu0pw4m2s&st=jonf3bie&dl=0

[使用条件]
※広報用画像を掲載する際、画像の加工・トリミングはご遠慮ください。また各画像にはクレジットを明記ください。
※情報確認のため、お手数ですが掲載された内容をArt Rhizome KYOTO実行委員会まで共有いただきますようお願いいたします。
※アーカイブのため、紙媒体での掲載の場合は発行後弊社まで現物をお送りいただけますと幸いです。

本展広報に関する問い合わせ先:Art Rhizome KYOTO実行委員会(担当|櫻岡、金澤)

MAIL|artrhizomekyoto2024@gmail.com  https://artrhizome.jp/

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