旅行系スタートアップの「Deeper Japan」が、福岡でインバウンド向け、平和を伝えるガイドツアー商品をリリース。「原爆の子の像」のモデル、佐々木禎子(さだこ)さんの兄、雅弘さんをガイド役に。

その他にも手打ちラーメンづくり体験、江戸前伝統鮨体験、博多織物体験など計4商品を販売開始。

ガイド役を務める佐々木雅弘氏

Fukuoka | Guided Tour with Atomic Bomb Peace Icon

⽇本各地の職⼈やアーティスト、⾃然ガイドと連携し、訪⽇外国⼈向け伝統⽂化体験オンライン予約サービス「Deeper Japan」を提供するディーパートラベル株式会社(本社:東京都世⽥⾕区/代表:⽯川光)は、九州エリアの新商品として、「Fukuoka | Guided Tour with Atomic Bomb Peace Icon」をリリースしました。

現在は福岡市在住で、「原爆の子の像(広島県平和記念公園内)」のモデルである佐々木禎子(さだこ)さんの兄、雅弘さんがガイド役を努めます。福岡県内でも有数の資料数と充実度を誇る大刀洗平和記念館にて、当時の資料の解説をいただきながら、妹の禎子さんとの思い出や折り鶴に込められた願い、原爆の惨劇を知る最後の年代として想いを語っていただきます。

折り鶴と「原爆の子の像」について
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/atomicbomb-peace/9204.html
*1-広島市ウェブサイトより

  • 佐々木雅弘氏プロフィール

1941年7月24日広島市生まれ。1945年8月6日爆心地より1.6キロ地点広島市楠木町にて被爆。広島県平和記念公園にある原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子と雅弘、母、祖母と共に4人が被爆。父は翌日入市して被爆。その後、福岡県へ移住。

  • 本リリースにあたり、佐々木雅弘氏よりコメントを頂いています。

今や禎子物語は、様々な小説や絵本および各種メディアを通じて世界中に広まりました。禎子とその折り鶴に込められた想いが伝わり、「禎子=折り鶴=平和」ということが多くの方々に認識されて、禎子と折り鶴が平和のシンボルとして深く浸透していることを大変うれしく思います。今回のガイドでは、これまで知られていない真実の禎子物語と、禎子の本当の想いを皆様にお伝えできることを大変光栄に思います。ディーパージャパン様を通して、世界中の皆様方とお会いできることを楽しみにしています。世界が平和と希望と幸福で満たされますように。

これを含めまして、九州エリアの新商品として新たに4体験をリリースする運びとなりました。これで、九州エリアでは20を超える商品をラインナップすることとなります。

Deeper Japanの得意分野である広域での高付加価値の着地型体験コンテンツ造成により、今まで通り過ぎていた旅行客が滞在時間を伸ばし、旅行消費単価が上がることが期待されます。東京エリアはもとより全国各地にて、訪れる旅行客の旅の記憶がより深いものになるように、サービス展開を加速させてまいります。

北九州ならではの江戸前鮨体験

小倉に、江戸前鮨の職人を訪ねます。関門海峡・小倉に集まる鮨種の「鮮度」と江戸前鮨「伝統の技」が掛合わさる魅力は、現地ならではのものを感じます。江戸前鮨とはなにか、鮨は日本人の食生活の中でどのように形を変えてきたのか、などのお話の後に、実際にお店で使っている鮨種と酢飯を使って鮨を握る体験をします。

手打ちラーメンづくり体験

世界中には様々な麺料理がある中で、日本のラーメンは独特な進化を続けています。このプログラムでは、プロフェッショナルの製麺所にて日本の麺料理の伝統や歴史について学び、粉から麺を打っていく工程を体験します。粉の香りや質感、麺になっていく工程を体験することは、今後の日本でのラーメン体験がさらに充実したものとなることでしょう。

博多織物工房体験

博多織は、たくさんの経糸(たていと)に細い糸を数本まとめ合わせた太い緯糸(よこいと)を力強く打ち込んで作られる絹織物です。特に、”帯”が知られており、お相撲さんが十両に昇進する際には博多織の帯をつけることが許されます。明治創業の博多織の工房にて、工場見学と博多織の体験をします。その繊細さと力強さの両極端な魅力に触れてみてはいかがでしょうか。


Deeper Japanとは

Deeper Japanは、訪⽇旅⾏客が通常はアクセスするのが難しい⽇本の伝統⽂化体験を、オンラインで簡単に予約ができるサービスです。質の⾼い⽂化体験や自然体験を厳選し、最前線で活躍する職⼈やアーティストと直接提携することで、⾔語や⽂化、価値観の違いを越え、旅を通した異なる⽂化間の相互理解、伝統と多様性の保全、共感と寛容に満ちた社会を⽬指します。原則として対象を少⼈数のゲストに絞ることで、⼤⼈数向けの画ー的な体験ではない、職⼈とゲストがより深く接する時間を提供します。 また、独⾃に採⽤し研修を重ねた通訳ガイドが同⾏することで、可能な限りゲストの⺟国語での通訳を⾏っています。

また、北は北海道から南は熊本まで、全国各地の職人さん・事業者さん・アーティストさん・自然ガイドさん達のご協力で、約250の体験商品をラインナップさせていただいています。

今後の展望について

新型コロナウイルス感染症の影響からの復活を遂げている訪日旅行業界では、2024年3月の訪日外国人旅行者数は、308万1,600人となり、単月で初めて300万人を超え、過去最高となりました(*1)。

Deeper Japanにおいても需要の増加に応えるためにチームを増強し、社内システムのアップデートや採用強化を行っています。Deeper Japanのゲストは、およそ8割が欧米豪からの個人旅行客であり、今後も増加傾向にある需要に対応するため、様々な職種において国内外での採用を進めております。

Deeper Japan 採用ページ

https://deeperjapan.com/careers

*2- https://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_00011.html 

 観光庁ウェブサイト 髙橋長官会見要旨より引用

世界中で、知的好奇心を満たす旅を求める旅行者のために

今後の展望として、既存エリアでさらなる商品を開発し、中部エリアや沖縄エリア、またヨーロッパおよび東アジアの国で本サービスの展開を予定しています。Deeper Japanのコンセプトである、「⾔語や⽂化、価値観の違いを越えて、旅をいかに充実したものにさせられるか」、を日本以外でも追求し、世界中の旅行客に提供すべく事業を加速させて参ります。

<運営会社概要>

【会社名】 ディーパートラベル株式会社

【代表者】 代表取締役 ⽯川 光

【会社設⽴】2021年7⽉

【URL】https://www.deeperjapan.com/

<本件に関するお問い合わせ>

【広報担当者】 江⼝ 哲史

【TEL】 050-3696-0903 / 090-4533-3732(携帯)

【E-mail】 info@deeperjapan.com

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