初開催！小野小町ゆかりの寺『大本山隨心院』を光と和傘で彩る秋の紅葉イベントがスタート！

2024-9-24
旅行プレスニュース

普段は入れない、夜のライトアップ特別拝観と非公開重要文化財も?!

真言宗大本山隨心院（寺院：京都市山科区）は、11月1日～12月1日までのイベント期間、境内の『能の間』に色とりどりの和傘を用いて装飾を施す『和傘の光彩展』を開催します。さらに後半22日より、薬医門から大玄関までの道や庭などに和傘の装飾を増やし、いつもは拝観できない夜のライトアップ特別拝観が可能になります。和傘が放つ柔らかな光と慶長年間以降に建築された趣のある建物が織りなす光と影のコントラストが、非日常的な空間を作り出します。また、カラフルな切り絵で美しいとして話題の限定御朱印も今秋、授与が開始されます。

136958-4-b3e9ac5c37d692fb044caa8c6cda01a9-1460x2064-2 — 広告ポスター

136958-4-563636d6518ad5146aef9049a586dbde-3900x2925-1 — 境内の紅葉

■ 『和傘の光彩展』イベント概要

［第一弾］煌びやかな『能の間』に色とりどりの和傘が咲く

この季節は陽光に照らされた紅葉の鮮やかな色彩が境内を彩り、普段でもその美しい景観が楽しめます。

11月1日から、その美しさに加え、『能の間』に色とりどりの和傘が登場します。寺院を彩る赤や橙の紅葉と、煌びやかな『能の間』と、和傘の色彩が美しく調和する姿は一見の価値があります。市内に比べると人も少なく静寂な雰囲気ですので、ゆっくり落ち着いてお楽しみいただけます。

136958-4-f48b5d9c0416627f0f3fb38ea5410a23-1179x884-1 — 能の間

◆ 期　間：令和6年11月1日（金）～12月1日（日）

◆ 時　間： 9:00～16:00（閉門16:30）

◆ 拝観料：大人1,000円　中高生500円

※保護者同伴につき、小学生以下のお子様一名の拝観料は頂戴しておりません。

※同時開催の『秋季非公開文化財特別展』もご覧いただけます。

■ 秋の夜間特別拝観

［第二弾］昼間から夜にかけて、異なる表情を見せる紅葉と和傘の美しさをぜひ

秋も深まった22日より、夜の特別拝観が可能にな

ります。昼間は鮮やかな紅葉が、夜には和傘の灯りが、寺院全体を温かみのある色調に染め上げ、訪れる人々に四季の移ろいを感じさせます。ライトアップされた紅葉の美しさと和傘が織り成す幻想的な光景は、この季節ならではの特別な体験です。

136958-4-5ad9ac0e086315333a6111d954d75ad0-3900x2925-1 — 本堂前 ※昨年の様子

追加される和傘（屋外）

●薬医門から大玄関にかけての道

●庫裡前の庭

●奥書院へ渡る庭

また、庭など屋外3箇所にわたり和傘が追加され、昼夜を問わず新たな風景を創り出します。

秋の深まりとともに何度さも楽しめる催しとなっております。

ゆっくり落ち着いて楽しむ方、昼と夜の対比を楽しむ方、あなたにとって良い楽しみ方で、自由にご高覧ください。

136958-4-fb5a4966c36fe4e742e6017dd5d15379-3900x2925-1 — 小野堂 ※昨年の様子

◆ 期　間：令和6年11月22日(金)～12月1日(日)

◆ 時　間：18：00～20：00（閉門20：30）

◆ 拝観料：700円　中学生400円

■ 同時開催『秋季非公開文化財特別展』

136958-4-33b9b2962f6b465568b0985e3ee794c2-3900x2481-1 — 御開帳

この特別展期間中は、重要文化財である秘仏『如意輪観世音菩薩』を御開帳し、快慶作『金剛薩埵坐像』定朝様式の『阿弥陀如来坐像』と共に内陣にて拝観が可能になります。また、表書院のだまし絵『四愛図の間』への立ち入りなど普段入れない場所への拝観が可能です。その他の貴重な仏像もございますので、見どころ満載です。普段は入れない本堂内陣で、特別な体験を紅葉と共にお楽しみいただけます。

◆ 期　間：令和6年11月1日(金)～12月1日(日)

◆ 時　間： 9：00～16：00（閉門16：30）

◆ 拝観料：大人1,000円　中高生500円

※保護者同伴につき、小学生以下のお子様一名の拝観料は頂戴しておりません。

※団体等の日程は古文化保存協会へご連絡お願い致します。

※同時開催の『和傘の光彩展』もご覧いただけます。

古文化保存協会HP：http://www.kobunka.com/tokubetsu/index.html#topics20240731

■「真言宗善通寺派大本山隨心院」について

真言宗善通寺派の大本山であり、仁海僧正の開基にして正暦2年(西暦991年)、一条天皇よりこの地を賜り一寺を建立され、牛皮山曼荼羅寺と称されました。その後、第5世増俊阿闍梨の時に曼荼羅寺の子房として隨心院を建立し、ついで第7世親厳大僧正が寛喜元年(西暦1229年)に後堀河天皇より門跡の宣旨を賜り、以来隨心院門跡と称され、来る令和11年(西暦2029年)には門跡宣旨800年の記念の年を迎えることになります。

隨心院では令和11年に向けて様々な記念事業・行事を計画しております。

また、隨心院は多数の映画や時代劇ドラマの舞台となっており、『るろうに剣心』や『レジェンド＆バタフライ』、最近では『身代わり忠臣蔵』ドラマ『大奥』といった撮影の場所としても使われています。他にもだるま商店作の小野小町の一生を描いた『極彩色梅匂小町絵図』が人気で、フォトスポットとして話題になっております。